holicRSSFeed

#025 「無意志と有意識」 2004-08-22 (Sun)

 オリンピックって言うのやめてオリリンピックにしませんか。その方がなんとなく楽しいから。まあ、どうでもいいですね。私は起きている時にしかオリリンピック見てませんから、寝不足じゃありません。それよりも誰が読むのか解らないペケファイルを一生懸命書いていたので疲れました。「どうせ素人の書いたもの」と思っていると後悔する?しない?でもまあ最後まで読む人はよほどの暇人でしょう。今回のは妙に長くなってしまいましたし。私が特にペケファイルを読むことを薦めたいのは夏休みも終わりに近づいたのに、読書感想文のために読む本がいまだに決まっていない子供達。

 私は子供の頃、本を読むのが嫌いでした。読書感想文を書くために読んでいると思うと、それはもう自発的に読んでいるのではなくて、読まされているという感じで少しも面白くない。結局、読んだ後に心に残っているものなんてないから、あらすじを書くだけ。そういう時には原稿用紙を埋めるのが大変でした。原稿用紙一枚は今では考えられないくらい長かった。もし今、私が小学生で感想文を書いたとしたら先生はあまりの量の多さに途中で読むのをやめるでしょう。今の私はくだらないことならいくらでも書けるような気がします。でも私は自分の書いたものを無理矢理人に勧めたりはしません。読まされるのは苦痛なのは知っていますから。

 また何を書いているのだか解らなくなってきましたが、人に何かを強要するのは良くないということ。でもそうしていると、このホームページのように誰にも見られないものになってしまいます。私がもっとお手軽で分かり易いものを作れば、無理矢理人に勧めてもあまり迷惑がられないのでしょうが、私の作るものはあまりお手軽ではありません。だったらそういうものを作ればいいと思うかも知れませんが、そういったお手軽なものでは私の作品ではなくなってしまいます。どうやら私はどんな分野の作品でも作っていると次第に複雑で難解なものを作っていくような傾向にあるようです。オリジナリティーを追求して自然とそうなってしまうのですから、まあ悪いこととは思っていないのです。それにそういう試行錯誤を繰り返しているうちにいつか本当にシンプルで良いものが作れるのではないかとも思っておるのです。(安易な分かり易さは手抜きと変わらない)

 ここでやっと本題に入れるような気もしてくるのですが、まだ何がなんだか解らない。もしかして疲れているのでしょうか。そういえば昨日も変な夢を見ました。


 知らない人に、死体を埋めるための穴を掘って欲しいと頼まれます。掘っていると掘った場所から別の死体が出てきてビックリ。そうすると今度はそこへ別の人がやってきました。なぜかその人はクビに鉛筆が刺さっていて、それは貫通してクビの両側から鉛筆の両端が見えていました。私はさらにビックリ。どうしようかと思っていると、その人は「こんなのは大したことはない」といった感じでクビからその鉛筆を引き抜きました。その人は笑っていたのですが、「大したことはない」はずはありません。私は救急車を呼びました。ついでに死体があるから警察も呼んでくれと頼んだのですが、警察は来ませんでした。その後ワンボックスの車がやって来ました。救急車ではなかったのですが、それに鉛筆が刺さった男を乗せました。車の中で男と私が並んで座っていたのですが、車はなかなか動き出しません。そのまま待っていると、どこからともなく人がたくさんやってきて、車に乗り込んできます。車の中は人でいっぱいになってしまいました。なんだか息苦しくなってきたところで、この夢は終わり。


 この夢が私に何を伝えようとしているのか、私はしばらく考えていました。そして私は気付きました。「これは救急車ならぬギュウギュウ車だ!」


 まったくなんなんでしょうか。私は別にだじゃれを書きたかったわけではないのですが、変な夢は面白いので好きです。それにしても穏やかでない夢ではあります。始めの死体を埋める部分というのは説明が付くのです。少し前に、死体を埋めたり掘り返したりする場面が出てくる小説を読んだので、それが頭の中に残っていたのでしょう。後半部分は良く解りません。精神分析的に調べたらきっとガッカリな結果が出るでしょう。ヤツらの精神分析は全てをスケベ願望に結びつけてしまいますから。私はもう少しロマンティックなので、もっと別の意味を考えたいのであります。クビに鉛筆が刺さった男は何を象徴しているのか。それから救急車代わりのワンボックスは?最後にやってきた大量の人たちは?・・・いろいろ考えても何も解りません。もしかすると全ては私のスケベ願望が形を変えて現れたのかとも思えてきます。

 でもなんだか納得がいきません。スケベ願望が形を変えて現れた夢を見るんだったら、普通にスケベな夢が見たかったなあ。まあ、スケベな夢を見るより変な夢を見た方が罪悪感はないからいいですかねえ。


 それで、いったい私は何を書こうとしていたのでしょうか?結局本題には入れませんでした。でも夢の話が本題と考えればそれで済むことなんですけど。ホントはブラックホール・スタジオで発見された昔のLittle Mustaphaの曲をマスタリングし直した話がしたかったのですが、それはまた次回ということで。もしかすると、それはLittle Mustaphaの新作として発表されるかも知れません。でもそういうことをするのは解散寸前のバンドみたいな気もする。まあいいか。バンドじゃないし。

 昔の曲は分かり易くて良いですよ。それは古すぎて、まだLittle MustaphaがLittle Mustaphaという名前ではなかった頃の作品なのでここでは発表されずにいたのですが、今聴いてみるとなかなかのものです。まあ、詳しいことはそのうち。

 それでは次回をお楽しみに。もっと凄い事件が起こるかも知れません。