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#039 「エンド・オブ・デイズ」 2004-12-27 (Mon)

 耳を澄ますと除夜の鐘が聞こえてきませんか?それは私の鳴らしている除夜の鐘。私の煩悩は百八つなんて軽く越えてしまうぐらい沢山ありますから、今から鳴らしているのです。

 調べたところによると、煩悩というのは「執着」とか「愛着」から成っているようです。私としては「執着」も「愛着」も悪いものだとは思わないのですが、まあ目指すところが「無」だとするのなら、それも悪いものになってしまうのでしょう。つまり除夜の鐘を聞き終わった時には完全な「空き缶状態」ということです。

 ちなみにこの「空き缶状態」ですが、ここブラックホールでは悪いものとして扱われています。「空き缶状態」になってしまうと何にも考えられないからページの更新がまったく行われなくなってしまうのです。こんなホームページは「執着」も「愛着」も大量になければやっていけません。ということで除夜の鐘を鳴らすのやめましょう。


 それにしても、このコーナーはタイトルと中身が関係ないことが多いですよねえ。今回の「エンド・オブ・デイズ」にしてもそうです。年末ネタなら「デイズ」じゃなくて「イヤー」じゃなくちゃいけないんですけど。まあいいか。

 でも毎回意味深げなタイトルを付けて読者の興味を惹くという作戦は明らかに失敗しているのは事実。更に以前に「18禁」なんてタイトルを付けてしまったので、Black-holicのインデックスページは、子供向けのシステム「キッズgoo」では表示されません。まあ、子供向けにやっているわけではないので問題はないのですが、「このページは問題があって表示できません」なんて出てくると、私がなんだか悪いことをしているみたいであまり気分は良くありません。

 普通、そういったシステムでページが有害かそうでないかはプラグラムが勝手に判断するようなので、文章の中に一語でも「NGワード」があったらダメなようです。ですからキッズの喜びそうなEye-boみたいなページもダメでしょう。よく見たら問題ありそうな単語がいっぱい出てきます。

 でも、単語はチェックできるけど画像はどうなんでしょうか?コンピューターのプログラムは実際に文章を読んだり画像を見たりして判断しているわけではありません。あらかじめ決められた、一連の文字がページ上にあれば「問題あり」という判断を下すだけです。画像の場合はそういう判断が出来ません。

 画像も単語もコンピューターの中では数字の羅列で表されるのです。(羅列というのはちょっと違うけれど、まあそこを気にしても意味がない。)単語の場合はその数字の羅列がNGワードの数字の羅列と一致するかどうかで判断できるので簡単なのですが、画像の場合は実際に人間が見てみないと判断できません。多分、今のところプログラムによるNG画像の判別は無理なんじゃないでしょうか。

 ということは「浦島太郎」の話を書いてあるページの途中に「丸出しスケベ画像」が表示されていても子供向けシステムでは問題なしと判断されることもあるかも知れません。そんなページが存在するかどうかは知りませんが、何があってもおかしくないのがインターネットの世界。気をつけないといけません。

 結局何が言いたいのか解らなくなってきましたが、大人はもう少ししっかりしないといけないということでしょうか?それでも「キッズは大人達が考えているほどバカじゃないのさ!」というロックンローラー・インタビュー風の言葉でごまかして、このネタはおしまい。


 前回が長すぎたから今回は短くなる予定でしたがまた結構な長さになってしまいました。これもきっと「煩悩」のせい?それにしても除夜の鐘を聞いて煩悩がなくなるなんて都合のいい話です。除夜の鐘は一つの文化として面白いかも知れませんが、鐘の音を聞いていろいろな悪いことを無かったことにしようなんて、本気で思っていたらきっと痛い目に遭います。そういう呪術的な部分で宗教を信じている人はいけない感じですよ。 信仰というのは多分、心のあり方とかそういうところにあるのだと思うのです。初詣に行くとか行かないとかは信仰とはあまり関係がありません。あれは正月気分を味わうためにあるもの。私が初詣に行かないとしても、行った人より私のほうが信心深いということもあるかも知れません。それから、私は革ジャンを着ませんがロックは大好き。まあ、そんな感じ。


 それにしても、キッズgooの話と煩悩の話にはどんな関係があるのでしょうか?実は全然ありません。前回、前々回とこういう内容が書けなかったので、いろいろネタがたまってしまっていて、しかもまだ書きたいことがあるのですが、もうキリがないのでこの辺でおしまいにしましょう。来年もずっとこんな感じ。誰にも読まれなくたって勝手にタイプを打つ手だけは動き続けるのです。それではみなさん良いお年を。