「台風が来るの、これが初めてじゃないでしょ！」って誰かが怒ってる声が聞こえてきます。それにしても、どうして傘をさすんですかねえ。台風が来たら傘なんか役に立たないし、骨組がグニャってなって壊れちゃうのは解ってるんですけどね。でも台風がくるたびにニュースでは強風で傘を壊された人がなんとかして傘を傘として機能させようと、頑張って壊れた傘をさしているみっともない光景が映されるんですよねえ。台風の時にはカッパでしょ、カッパ。知恵があるならそれくらいは解りますよねえ。

　でも台風が来るのって、蒸し暑い時期なんです。そんな時にカッパはちょっときついかな。なんだかアセモが出来そうだ。やっぱり台風が来たら家にいるのが一番です。仕事なんか休んじゃいなさい。もし一人で休んだのなら問題ですが、みんなで休めば大丈夫。知恵があるならみんなで休みましょう。そのあいだに私は一生懸命働いてお金持ちになりますから。なんちって。

　それから、全てにおいて雨天中止を実施してほしいなあ。あとは、社会人にも学生並みの夏休みを！どうして体力の有り余ってる小学生に一ヶ月以上も夏休みがあって、体力の衰え始めた大人が働いてないといけないのでしょうか？おかしな話です。だいたい、いつでも夏休み気分の私がこんなことを言うこと自体おかしいのですが。

　まあ、台風はもうどっかに行っちゃったからいいや。蒸し暑い夏もそのうちどっかに行っちゃうし。それにしても、夏はいらないと思いませんか？…思わない？それはあなたが「ギラギラ恋の季節」の夏を心のどこかで望んでいるからじゃありませんか？そんなのはどっかの大企業が考えた作り話に違いありません。知恵があるならそれくらい解るはずです。それに日本の夏ってギラギラって言うより湿気でジトーッてしてるでしょ。少なくとも私の住んでいるところはそうですよ。日本は縦長ですから北の方と南の方ではいろいろ違うと思いますが、私の住んでいる真ん中辺はジトーッてしてベターッてしてるんですよ。暑くても湿度が低ければいいんですけどねえ。

　ですから、来年からは夏は来なくていいですよ。これから日本の四季は春、初夏、秋時々冬。ぐらいにしてください。私一人でこんなことを思っていたらおバカな感じですが、みんなで念じてたらそのうち本当になるかも知れません。

　でも、夏も終わりに近づいたこの時期にこんなことを書くのもおかしな話です。

　ジトーッてしてベターッてした夏よ、さようなら。ホントに来年からは来なくていいからね。とは言っても、天気予報を見ればまだまだ暑い日は続くそうじゃありませんか！出来れば九月からは急激に秋らしくなってほしいんですけど、どうやらそうもいかない感じです。

　でも私は知ってますよ。それは、暑苦しさの代表選手である「夏の甲子園」でなにやら不祥事があったからなんです。優勝した高校で暴力事件だって。それで「夏の甲子園」の暑苦しい感がモヤモヤした感じでウダウダしてきて、ジトーッてなっちゃうんですよ。もしあの高校が優勝じゃないってことになったら、もう一回暑苦しい「夏の甲子園」をやり直すんでしょうか？まあ、ないと思いますけど、それを期待する暑苦しい球児達のモヤモヤがこの高温多湿を生み出しているのかも知れません。

　野球大好きな私がこんなことを書くのもまったくおかしな話しだこと。でも体罰なんて昔は当たり前だと思ってたんですけど、いつからダメになっちゃったんでしょうかねえ。ブライトさんだってオヤジにも殴られたことのないアムロを二度もぶったじゃありませんか。それで、アムロはぶたれるのが癖になっちゃってそのあと、いろいろ悪いことを…。あれ、話がわからない？じゃあ、このネタは別のところで大いに語るとしましょう。

　まったく、おかしな感じですよ。