こんなことでも、長くやっていると何かが起こるのです。なんとあの人からボイスメッセージが届いたのです。あの人って誰だよ?って感じですが、とりあえずそのメッセージを聞いてみてください。
解る人はもう解ってしまったと思いますが、これはMacの英語読み上げソフトで作ったものです。これって、普通に英語を読ませるよりも、日本語を無理矢理喋らせた方がリアルな感じがします。
でも、リアルなカタコトにするには試行錯誤が必要です。ローマ字で書いてもちゃんと喋ってくれません。私の英語の知識をフルに使って日本語を喋らせています。なんか知識の使い方が間違っているような気もしますが、学校で勉強したことがやっと役に立った気がするので、それはそれでいいでしょう。
(ちなみに音声の書き出しには「Face? -Relax on Web.-」様にあるkatakotoというソフトを使いました。ホントはソフト無しでもターミナルで書き出しが出来たようなんですが、知りませんでした。)
ということで「美しいかたことを喋らせるための講座」とかしたいのですが、これは私もまだ研究段階ですし、実は突き詰めるとここに書くには長すぎる(多分半年ぐらいかけないと説明できないし、その前に私が半年ぐらいかけて音声学とか勉強しないといけない)、奥の深いものなのでいくつか音声と元のテキストを掲載して解説していきましょう。
基本編「あいさつ」
課題フレーズ「こんにちは。私の名前はニコラス・ケイジさんです。」
まずはこちらの音声ファイル(mp3)を聞いてください。
どうでしょうか。日本語をそのままローマ字で書いてしゃべらせたものです。私の意図に反して結構何を喋ってるのか解ってしまうものになってしまいましたが、でもちょっと変ですよね?
元テキスト
konnitiwa.
watashi no namae wa nikorasu keiji san desu
これに修正を加えていくと次のようになります。
元テキスト
kon nitch wa.
watu she no na ma ye wa Nicolas kage son dess.
これでかなり美しくなりました。ポイントは英単語、或いは英語っぽい綴りを使うことです。とくに最後の「です」の部分。ローマ字バージョンと比べると解るように、実は日本語がネイティブの人も意識しない限り「です」の最後の母音「u」はほとんど発音していないということになります。日本語らしくするには時に母音を思い切って省いて見るのも手です。(ただし、ローマ字で書かれた日本語を読んでいる感じのカタコト感を出したい場合は余計な母音をつける必要があるかも知れません。)
ちなみに「です」「ます」は「dess」「mass」でほぼオッケーです。エスを二つにした方が美しいです。気分が病んでいる時には「dess」の変わりに「death」を使ってもいいでしょう。
応用編「その他のいろいろ」
課題フレーズ「難しい発音は結構ビミョーですよ。でも、ブルースが一番ニホンゴ上手ですね」
元テキスト
mazka she hats on wa keck kow beemyo na kunji dessyo
demo, Bruce ga ichiban nehun go jaws dess ne.
別に応用編だからといって難しいこともないのですが、まあそれはどうでもいいか。最初を基本編にしてしまったので次は応用編でいいかな、ということです。
1:ソラミミ
まず、注目は「難しい発音」の部分で「しい発音」を「she hats on」としているところです。英語としては間違ってますが全部英単語で書かれています。英語を読み上げるソフトですから、このように英単語を使うことによって美しくなることがあります。
2:ボインの不思議
英語には母音の種類が沢山あります。ということで、前後の子音とのつながりで母音はいろんな音で発音されるようです。ローマ字読みでは絶対に日本語にならないところも、英語的に読むと日本語になってしまうのです。上手くいかない時には母音を違うものに変えてみると良くなることがあります。また「ee」(大抵「イ」「イー」と発音される)や「oo」(「ウ」「ウー」と発音される)など二つ母音を連続させるとニュアンスが変わる場合もあります。
最後に…
なんだか、くだらないことを偉そうに書いてしまいました。でももう面倒だからこの辺で失礼。下に「使える、或いは使えない音声ファイル」を掲載しておきます。次回はポッドキャストに挑戦?!
解説:日本語が得意というからには外国人ということですね。ということで外国人風の言い回しで。
ファイル2「英語も少し話せます。それは素晴らしいことですよ。なんでやねん!ナンデヤネン」
解説:ボケとツッコミの練習でしょうか?
解説:これはネイティブにも難しい早口言葉ですが、上手に言えてますねえ。
解説:早口言葉といえばこれ。生ゴミになっている?
解説:これを言えない日本人はあまりいないと思いますが、けっこう微妙な感じです。もっと研究が必要です。
解説:外国人美人秘書がいる感じがしますか?しませんか?
解説:シンプルに警告です。
解説:その1よりクリティカルな警告。
解説:さらにクリティカルな警告。
解説:電話の着信に使える着カタコト。電話がかかってきたら早くでないと機嫌が悪くなります。(ホントに使いたいレアな人へ。mp3ファイルを携帯電話に送っても着信音として使えない機種が多いと思います。やり方は知りませんが、機種にあったフォーマットに変換する、などしてから転送してください。)
解説:その1の女性バージョン。その他は着カタコトその1を参照。
解説:そのとおりですねえ。