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#119 「Ver5.1」 2008-11-05 (Wed)

 Little Mustapha's Black holeのリニューアルは過酷な作業である。以前に大規模なリニューアルによってDirector N.T.は脳ミソが爆発したということになり、それ以来サイト内のどこにも登場していない。そして今度はDirector N.T.に変わってサイトのリニューアルをすることになったLittle Mustaphaの脳ミソが爆発したという噂が広まっている。

 本来ならばサイトのリニューアルと同時にここに掲載される予定の「何周年か忘れたけど開設記念パーティー」の様子が掲載されていないのもそういった噂を広める原因になっているのかも知れない。

 しかし、実際にはパーティーは開かれていたのである。しかし、それはこれまでとは何かが違っていた。このサイトに、そしてLittle Mustaphaに何が起きたのか。ここで明らかにされるのか、されないのか。

(登場人物に関してはCAST参照。)

 良く解らないが、数日前の事である…


 10月31日、いつものように開設記念パーティーの招待を受けたミドル・ムスタファとニヒル・ムスタファがブラックホール・スタジオ(Little Mustaphaの部屋)にやって来た。二人が中へ入るとそこにはLittle Mustaphaのような人がいて二人に微笑みかけてきたのだが、その様子はあきらかにおかしかった。


Little Mustaphaのような人-----遅かったじゃないの。二人は仲良しなんですか?一緒にやって来たりして。

ミドル・ムスタファ-----いや、別に。駅で会ったから一緒に来ただけですけど。

Little Mustaphaのような人-----そうなんだ。キミ達は電車で来るタイプの人間なのね。

ニヒル・ムスタファ-----なんだよそれ?またなんかのネタか?

Little Mustaphaのような人-----そんなことはいないよ。じゃあ、せっかく来たんだから飲み物でも飲まないといけないよね。梅酒ソーダとかあるのかなあ?

ミドル・ムスタファ-----あるのかなあ?って言ってもいつもならウィスキーとか焼酎しかないくせに、そんなのあるわけないんじゃないですか?やっぱりなんかのネタですか?

ニヒル・ムスタファ-----ネタだとしてもここから面白いことが起こるとは思えないけどな。

Little Mustaphaのような人-----ネタではないけどね。冷蔵庫を開けたら何か入っていると思うから勝手に飲んでもイイですよ。

ミドル・ムスタファ-----なんですかそれは?じゃあ勝手に探してきますよ。


 ミドル・ムスタファとニヒル・ムスタファは冷蔵庫のところへ向かいましたが、途中でニヒル・ムスタファがミドル・ムスタファの服の袖を引っぱって別の部屋に入りました。


ニヒル・ムスタファ-----おい、なんかヘンじゃないか?

ミドル・ムスタファ-----そうですね。あきらかに何かがおかしいですよ。

ニヒル・ムスタファ-----「二人は仲良しなんですか?」って、そんなところを気にしたことなかっただろ。

ミドル・ムスタファ-----それよりも、ボクらが誰だか解ってないんじゃないですか?

ニヒル・ムスタファ-----そんな気もしたよね。

ミドル・ムスタファ-----知ってますか?Little Mustaphaは最近すごく面倒な作業をしていて、精神が崩壊寸前だったって噂なんですよ。

ニヒル・ムスタファ-----まあ、まだ崩壊出来るような部分が残っていればの話だけどな。でもさっきの様子じゃ、アレはまさしく…


 その時です。彼らの入った部屋の押入が開いて付け髭をつけたLittle Mustaphaが出てきました。


Little Mustapha-----アレはまさしくボクではないよね。

ミドル・ムスタファ-----ウワッ!?なんですかいったい?なんでそんなところに隠れているんですか?

ニヒル・ムスタファ-----というか、あの部屋にいたのは誰なんだよ?

Little Mustapha-----アレはLittle Mustaphaだよ。

ミドル・ムスタファ-----じゃあ、あなたは誰なんですか?

Little Mustapha-----厳密に言うとボクがLittle Mustaphaなんだけどね。ボクがパーティーのために酒を買いに行って戻ってきたらボクの部屋にボクがいたんだよ。それで、ボクが二人になってしまうと、これはどうにもおかしなことになる、という事でボクはこうやってマイクロ・ムスタファに変装して様子をうかがうことにしたんだよ。

ニヒル・ムスタファ-----マイクロ・ムスタファに変装って、それはどう見てもマイクロ・ムスタファには見えないぜ。

ミドル・ムスタファ-----そうですよ。あなたにヒゲを付けただけじゃないですか。それにどうして押入の中に隠れてたりしたんですか?

Little Mustapha-----それは、話の展開上仕方なかった事だけどね。始めからボクが部屋にいたら盛り上がりに欠けるでしょ?それよりも、ボクの変装はイケてないのか?

ミドル・ムスタファ-----イケてるとか、そういう問題じゃなくて…。


Little Mustaphaのような人(別の部屋から)-----ちょっとキミ達。早く来たらどうなの?みんなで楽しく飲みましょうよ。


ミドル・ムスタファ-----あっ、今いきますよ。ちょうどマイクロ・ムスタファが来たところで話し込んでしまいましたよ。

Little Mustapha-----やっぱりマイクロ・ムスタファだと思ってたんじゃないか。

ニヒル・ムスタファ-----そうじゃなくて、誤魔化すためだよ。

Little Mustapha-----ああ、なんだ。


 するとその時Little Mustaphaのような人のいる部屋で、いつもは絶対に鳴ることのない電話が鳴りました。


ミドル・ムスタファ-----電話ですよ!

Little Mustapha-----知ってますよ。

ニヒル・ムスタファ-----そうじゃなくて、あの電話は鳴るのか?

Little Mustapha-----知らないけど、今は鳴ってるよね。


Little Mustaphaのような人-----もしもし?


ミドル・ムスタファ-----勝手に電話に出てますよ!


 Little Mustaphaのような人はハンズフリーモードで電話に対応している。どうしてかというと例によって話を解りやすくするためである。


電話-----ちょいと!どういう事なんですの?あなた達はまたあたくし抜きでパーティーを開いているというじゃないですか。こんな事は許されてはならないことだと何度言ったら…

Little Mustaphaのような人-----それは失礼いたしました。今からでも遅くないですから是非とも来てください。


ミドル・ムスタファ-----ちょっと、アレはPrincess Black holeじゃないですか?

Little Mustapha-----ホントだ!どうしてこれまで誰も話すことの出来なかったPrincess Black holeからの電話に偽Little Mustaphaは出ることが出来るんだ?


電話-----あらいやだ。これってどういう事なんですの?どうしてあたくしがあなたと会話なんてしているのかしら?これはおかしなことですわよ。ええ、そうですわ!おかしすぎますのよ。もしかしてあたくしは間違った番号へ電話をかけてしまったのかしら?

Little Mustaphaのような人-----そんなことはありません。ここはLittle Mustaphaの家ですよ。

電話-----ウソはいけませんわ!Little Mustapha様は部屋に住んでいるのですから、家なんかありません。もしかしてあなたは偽Little Mustapha様ということですの?それだったら大問題ですわよ。あなたが誰であろうとLittle Mustapha様を装ってあたくしと会話しようなんて出来ないことなんですのよ。まったく頭に来ますわ!もしもあなたがあたくしに対して謝罪したいと思うのならあたくしのお屋敷に電話すれば良いんですのよ!あたくしのお屋敷の電話番号は666の…


ミドル・ムスタファ-----なんだか意味が解りませんねえ。

Little Mustapha-----それよりも、なんで偽Little Mustaphaが部屋にいるとちゃんと電話が鳴って会話が出来るんだろう?

ニヒル・ムスタファ-----そこは気にしても意味がないぜ。

Little Mustapha-----まあ、そうだね。それよりも、そろそろ部屋に戻ろうか。

ミドル・ムスタファ-----そんなことして良いんですか?部屋にはあなたそっくりの偽Little Mustaphaがいるんですよ。

Little Mustapha-----そうだけどボクはこうしてマイクロ・ムスタファに変装してるからダイジョブだよ。

ニヒル・ムスタファ-----だから、全然変装になってないんだよ。

Little Mustapha-----まあ、イイからイイから。せっかく酒も買ってきたんだし、これは飲まずにはいられない状況だからね。

 良く解らない話ですが、どうせいつも良く解らない話なのでミドル・ムスタファもニヒル・ムスタファも部屋に戻ることにしました。部屋に入るとLittle Mustaphaのような人はLittle Mustaphaをもの凄い形相で睨んだのでLittle Mustaphaは少しひるみましたが、気付かないふりをしてLittle Mustaphaは部屋に入って座りました。


Little Mustapha-----まだDr.ムスタファが来てないようですが、とりあえず飲み始めませんか。Little Mustaphaの部屋に来て酒も飲まずにいるということは何かとてつもない…、何かとてつもない…。ちょっと、どうして止めないんだよ!

ミドル・ムスタファ-----それはあなたが…、いやたまにはマイクロ・ムスタファの言うことも最後まで聞いた方が良いかなと思って。

Little Mustaphaのような人-----まあ、そんなに言うのなら飲んだらいいですよ。ボクは自分で買ってきたコーラを飲むから。

ニヒル・ムスタファ-----いつからコーラなんか飲むようになったんだ?

Little Mustaphaのような人-----いや、私は昔から飲んでましたよ。

Little Mustapha-----もう、どうでもいいよ。とにかくボクは…、いや私は飲み始めてしまいます。私はこの状況を見て私の書いた「シラフの季節」という小説を思い出しました。その小説で主人公のヘバヘバタは酒を飲まなかったことによって何かとてつもない…、何かとてつもない…。だから止めてよ!

ミドル・ムスタファ-----知りませんよ。

ニヒル・ムスタファ-----まあ飲んだらいいのさ。それよりも今日は開設記念だけど、いつものように何か変わったりしてるのか?

Little Mustaphaのような人-----どうでしょうねえ?ずいぶんと変わったようだけど。

Little Mustapha-----そうだよね。いつもは鳴らない電話が鳴ったり。というか、何故か気付いてしまったんだけど、電話のランプが点滅しているのだけど…、それってまさか。

ミドル・ムスタファ-----またまた、そこまでマネしなくても…。あれ、ホントですねえ。ちょっとボタンを押してみたらどうですか?

Little Mustaphaのような人-----押すって、何を?

ニヒル・ムスタファ-----いつもやってるようにすればいいのさ!

Little Mustaphaのような人-----ええと、このボタンを押せばいいのでしょうか?どうにも機械には弱くてね。


 Little Mustaphaのような人が電話のボタンを押すと、電話はやっといつものように録音されたメッセージの再生を始めました。


電話-----ゴゴ・ゴジ・ゴ・ジュウ・ゴ・フン・ゴ!イッケンデス・ガ!ピーッ!「もしもし、マイクロです。今日もいつものように開設記念パーティーという事ですが、私は今回も参加しませんよ。どう考えてもあなたの部屋は呪われている。私は見てしまったんですよ。あなたの部屋の監視カメラの映像を。あんな部屋に行けば何かとてつもない…」ピーッ!メッセイジ・オワリ!


 ちょうどその時遅れてやって来たDr.ムスタファが部屋に入ってきました。


Dr.ムスタファ-----なんだ、今のはマイクロ・ムスタファか?あいつはとうとう本格的な引きこもり…。あれ?なんでLittle Mustaphaが二人いるんだ?

ミドル・ムスタファ-----いやいや、冗談はよしてくださいよ。マイクロ・ムスタファがLittle Mustaphaに似ているのは前から知ってるじゃないですか。

Dr.ムスタファ-----なんだよそれは。Little Mustaphaはマイクロ・ムスタファとは全然似てないぞ。ここにいるどちらかがLittle Mustaphaでもう一人は偽物ということだぞ!

ニヒル・ムスタファ-----もしそうなら、オレ達が始めに気付いてるぜ。ここにいるマイクロ・ムスタファはヒゲをはやしてるから気付かなかっただけじゃないのか?わざわざマイクロ・ムスタファはLittle Mustaphaと間違えられないようにヒゲをはやしたんだぜ。

Dr.ムスタファ-----へえ!?そうなの?ヒゲが生えるだけでずいぶんと印象が変わるんだなあ。でもさっきの留守番電話の声はマイクロ・ムスタファで、ここには来ないとか…。

Little Mustapha-----それなら、もういいのですよ。途中で気が変わってくることにしたんですよ。これは何かとてつもない…。

ミドル・ムスタファ-----それは、もうやめてくれませんか?どうやって止めたらいいのかイマイチコツが解らないですから。

Little Mustapha-----まあ、そうですね。

Little Mustaphaのような人-----それじゃあ、そろそろ解散にしましょうか?

Little Mustapha-----ちょっと待ってよ!まだ一口しか飲んでないんだよ!

Little Mustaphaのような人-----でも私の知りたかったことはだいたい解りましたし。しばらく見ない間にここは酷いことになってしまった…。

Dr.ムスタファ-----なんだ?しばらく見ないって、そんなに時間は経ってないだろう?それにヒドイのはかなり前から…

ニヒル・ムスタファ-----先生は余計な事は言わなくて良いんだよ!

Dr.ムスタファ-----なんだと!?私は科学的な見地から考えたうえで言っているんだぞ。

ミドル・ムスタファ-----そうじゃなくて、いいんですよ。

Little Mustapha-----まあ、解りましたよ。ここがヒドイ状況なのは確かなのですから。Little Mustaphaが言うのなら解散しましょう。

ミドル・ムスタファ-----ホントにいいんですか?

ニヒル・ムスタファ-----これじゃあなんだかいつもと様子が違うぜ。

Dr.ムスタファ-----私は科学的に最初からおかしいと思っているのだがな。

Little Mustaphaのような人-----それじゃあ、これから私は今後のLittle Mustapha's Black holeについてゆっくり考えますから。それじゃあ、次に会う時までごきげんよう。

 思わぬ展開に困惑しながらLittle Mustapha達はブラックホール・スタジオ(Little Mustaphaの部屋)の外にやって来ました。


ニヒル・ムスタファ-----どういう事だよ?いったい何なんだあいつは?

Dr.ムスタファ-----Little Mustaphaなんだろ?それでこのLittle Mustaphaにそっくりなのがマイクロ・ムスタファだってさっき言ってただろ?そう考えるのが科学的だがな。

ニヒル・ムスタファ-----まだ気付かなかったの?

マイクロ・ムスタファ-----中にいるのはLittle Mustaphaの偽物でここにいるのがLittle Mustaphaなんですよ。

Dr.ムスタファ-----本当か!?それじゃあなんで偽物の言うとおりに解散しちゃったんだ?本物がいるっていうのに。

ミドル・ムスタファ-----まあ、それはLittle Mustaphaの考えたことだから仕方ないですけど。

Little Mustapha-----それはあとで話すとして、いつまでもここにいると偽物に怪しまれるから近くの児童公園に場所を移すよ。酒はちゃんと持ってきてあるから大丈夫!

ミドル・ムスタファ-----酒がないとダメなのはあなただけですけどね。

 児童公園に着くとLittle Mustaphaは酒は持ってきたけどコップを忘れていることに気付いて落胆していました。とりあえずウィスキーのビンの蓋を開けるとそのままラッパ飲みしましたが「オエッ」という表情をして水の入ったペットボトルを開けてまたラッパ飲みしました。

 なんとなく予想出来たことなので他のメンバーは特にあきれもせずに見ていましたがミドル・ムスタファが何かに気付いて口を開きました。


ミドル・ムスタファ-----あの、もしかして、さっきの偽Little MustaphaってDirector N.T.じゃないですかねえ?

Dr.ムスタファ-----ああ、そんなヤツもいたっけなあ。

ニヒル・ムスタファ-----だったらなんでLittle Mustaphaのフリなんかするんだ?それにオレ達だって気付くし、むこうもオレ達の事は知ってるはずだろ?

ミドル・ムスタファ-----でも彼は脳ミソが爆発したと言って姿を消したんですよ。もしそれぐらい精神的に病んでいるのだとしたらボクらを見ても誰だか解らないかも知れないじゃないですか。それに、最後に彼を見てから何年も経ってるんですよ。元々Little Mustaphaに似ているDirector N.T.でしたから、見ないうちにそっくりになっていたりすることだって…

Little Mustapha-----それはボクも思ったことだけどねえ。始めはDirector N.T.が来ているのかと思ったくらいだよ。オエッ!でもそれはどうも違う気がするんだよね。オエッ!

ミドル・ムスタファ-----あの、紙コップ買ってきましょうか?

Little Mustapha-----それはいらないよ。児童公園で怪しく酒を飲む時にはオエッ!っていいながら飲むと雰囲気が出て良いんだよ。

ニヒル・ムスタファ-----どういう雰囲気だよ!

Dr.ムスタファ-----それよりも、あそこにいたのは誰だっていうんだ?

Little Mustapha-----Director N.T.だったらホントに嬉しいんだけどね。ボクも煩わしい更新作業をしなくて済むし。でもアレがボクになりすましたDirector N.T.のフリをしてLittle Mustapha's Black holeを乗っ取ろうとしているヤツだとしたら…。

ミドル・ムスタファ-----そんな複雑に私達を騙す必要があるんですか?

Little Mustapha-----でも実際にDirector N.T.かも?って思ったでしょ?オエッ!

ミドル・ムスタファ-----まあ、そうですが。

Little Mustapha-----それじゃあ、キミ達にはあいつがLittle Mustapha's Black holeを勝手に更新したりしないように見張っていてもらいたいんだ。

ニヒル・ムスタファ-----見張るって言ったって、オレ達はいつでもあの部屋にいることは出来ないんだぜ。

ミドル・ムスタファ-----そうですよ。私達にだって色々やることはあるんですから。

Dr.ムスタファ-----私はいつも忙しい研究の合間をぬってなんとか来ているんだしな。

Little Mustapha-----でも三人もいるんだし。マイクロ・ムスタファはダメかも知れないけど、イザとなったらニコラス刑事だっているんだし。オエッ!それにサイト更新のためにはボクしか知らないパスワードが必要だからね。もしもあいつがキミ達にパスワードとかそういうことを聞いてくるような事があったら、それは要注意!という事だからね。

ミドル・ムスタファ-----というか、あなたはどうするんですか?

Little Mustapha-----ボクはしばらく旅に出るよ。

一同(Little Mustapha除く)-----旅に出る、って!?

Little Mustapha-----まあ、そんなに大げさな事じゃないんだけどね。

ニヒル・ムスタファ-----というか、クリスマスはどうするんだよ?オレは今日もサンタからプレゼントをもらう計画を練ると思っていろいろ考えてきたんだぜ。

Little Mustapha-----ああ、そうか。それもあったねえ。でも今年はもう手紙を出すだけで大丈夫!というところまで話が進んでるじゃん。オエッ!去年のような間違いがなければ今年は必ず本物のサンタが来るはずだから。そうだ!今年はキミがサンタ委員長をやればいいんだよ。実は一番サンタからプレゼントを貰いたがっているのはキミみたいだからね。オエッ!

ニヒル・ムスタファ-----オレはプレゼントなんかどうでもいいのさ!

Little Mustapha-----まあ、そういう責任を負う立場になるのは面倒だとは思うけどね。でもプレゼントのリクエストを手紙で書いて投函するだけだからダイジョブだよ。ああ、そうだ。ボクはもうXbox365は自分で買ったから今年は「アルト・サックスかPS3かWiiか、もしダメならPSPかDSでもいいよ」という事にしてよね。オエッ!

マイクロ・ムスタファ-----なんで毎年そんなにリクエストが多いんですか?

Little Mustapha-----いつも言っているように全部もらおうという事ではないからいいんですよ。オエッ!それじゃあ、あとは頼んだよ。ボクはクリスマスには必ず帰ってくるから。もしクリスマスに帰ってこなければ大晦日だ。もし大晦日でなければ正月だ。正月じゃなければ今だ。準備が重要なんだよ。オエッ!


マイクロ・ムスタファ-----なんだか意味が解りませんが、行ってしまいましたね。

Dr.ムスタファ-----帰ってくるって言ってるんだからダイジョブじゃないか?

ニヒル・ムスタファ-----まあ、いつもそんな感じだからな。ところで旅に出るっていっても資金はどうするんだ?

一同(ニヒル・ムスタファ除く)-----さあ…?

 何故かウィスキーのボトルと水の入ったペットボトルを手に旅に出てしまったLittle Mustapha。残された主要メンバー達は意味が解らないままですが、これはいったいどうなるのでしょうか?


 一方その頃、偽Little Mustaphaのいるブラックホール・スタジオ(Little Mustaphaの部屋)では、再び電話が鳴ってLittle Mustaphaのような人がそれに出ました。


Little Mustaphaのような人-----もしもし。

電話-----フッフッフッフッ…。上手くいっているようだね。

Little Mustaphaのような人-----そのようです。ここは私の部屋ということでみなさん了解したようです。

電話-----これでようやくキミも本来のLittle Mustapha's Black holeを復活させる事が出来るのだ。

Little Mustaphaのような人-----しかし、私そっくりのあいつはいったい誰なのです?

電話-----それはキミが知る必要のないことだよ。私の言うとおりにすればLittle Mustapha's Black holeは再びキミの手に戻ってくるぞ。この酷いサイトは本物のLittle Mustaphaによって理想的なサイトに生まれ変わるんだ。

Little Mustaphaのような人-----そうなってくれるといいのですが。

電話-----私にまかせておけば全ては上手くいくよ。フッフッフッフッ…。

 怪しい怪しい何回目か解らない開設記念パーティーはこの辺で終わってしまいそうです。怪しい上に、Black-holicの最初のほうから続いているややこしい話を全部知っていないと全然意味が解らないですが気にしない。解らない人は全部読めばいいのです。(きっとそれでも解りませんが。)


 一方その頃、他のメンバーと別れて一人になったミドル・ムスタファは…。

ミドル・ムスタファ-----Xboxは365じゃなくて360だよなあ?

と思っていました。

 それでは、次回があるのかないのか解りませんが、少なくともクリスマスか大晦日か正月は更新されそうな気がしますし、それでもなければ来週かも知れませんが、次回をお楽しみに?