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#126 「Home Sweet Home」 2009-08-01 (Sat)

 私は時間の流れから取り残されている。そうでないとすれば、私はBlack-holicの更新をサボっている!ということなので、急遽「Little Mustapha's Black hole新コーナー完成記念パーティー」が開かれることになりました。


 いつものように主要メンバーがブラックホール・スタジオ(Little Mustaphaの部屋)にやって来るはずですが、今のところDr.ムスタファが来ていません。おそらくマイクロ・ムスタファは来ているのですがまた他のメンバーには気付かれていないかも知れません。

Little Mustapha-----それじゃあ、始めましょうか。

ミドル・ムスタファ-----「始めましょうか」ってなんですか?あまりにも「仕方なくやってる」感が出まくりですよ。

Little Mustapha-----まあ、そうなんだけどね。時間というのは厄介なんだよ。焦れば焦るほどどんどん過ぎていくから、そんな感じだといつの間にかハロウィンとか、いつの間にかクリスマスとか。そんなことになりかねないからね。何がなんでもBlack-holicは更新されないといけないんだよ。

ミドル・ムスタファ-----このあいだ言ってた、マスタリングとかミキシングの特集とかはどうなったんですか?

Little Mustapha-----なんだっけ、それ?

ニヒル・ムスタファ-----いつも口ばっかりだからそんなことになるのさ。

Little Mustapha-----どうでもいいけど、ミニ・ムスタファのコーナーが復活したんだから記念パーティーをしたら何かが起こって、この先にイロイロと謎めいた展開があるのでは!?とか、そんな感じになるはずだから、完成記念パーティーを開催なんだよ。

ミドル・ムスタファ-----それだったら私達じゃなくてミニ・ムスタファを呼べば良いんじゃないですか?

Little Mustapha-----それはそうだけど、ボクとミニ・ムスタファが一緒に登場すると色んなモンスターが登場してしまうという設定になっているから無理なんだよ。だいたいミニ・ムスタファって誰なんだ?という感じだしね。

ミドル・ムスタファ-----あなたが知らないんじゃ誰も知りませんよ。

Little Mustapha-----まあ、そうだけどね。とりあえず新しいコーナーが完成したんだし、しかも「ほぼ自動的」に更新されるんだからね。昔は「Little Mustapha's Black holeを乗っ取るため」という目的で存在してたミニ・ムスタファのコーナーだけど、こういうふうに簡単に更新できるということになるとLittle Mustapha's Black holeのためにもなるしね。

ニヒル・ムスタファ-----それは違うと思うぜ。ミニ・ムスタファのコーナーばかり更新されて他が更新されなくなったら、みんなミニ・ムスタファのコーナーばかり見ることになるんだぜ。これは事実上Little Mustapha's Black holeが乗っ取られたのと同じことじゃないか?

Little Mustapha-----まあ、それはそうだけど、こうして完成記念パーティーをやるだけでLittle Mustapha's Black holeも更新できるんだから。新しくできたものに関してアアダコウダを言っていれば良いんだよ。

ミドル・ムスタファ-----それはそれで正しいような正しくないような感じですが。そういうことならやるしかないですかね。本当はちゃんと特集した方が良いと思うんですが。

 そんな感じで、Dr.ムスタファが来てないことも特に気にせずにLittle Mustapha達は新しく出来たミニ・ムスタファのコーナーを見ていました。


ミドル・ムスタファ-----なんですかこれは?「秘密小説」って、Black-holicの記事をごちゃまぜにしただけじゃないですか?

Little Mustapha-----そうだけどね。これはこれで面白い感じがするよね。Black-holicでも「リミックス」というのはやっていたけど、あれは手動でコピペするから、どうしてもそこに意志が出てきてしまうんだけどね。これは完全に予期せぬ展開になるから面白かったりつまらなかったりなんだよね。

ニヒル・ムスタファ-----それはどうでもいいんだが、ミニ・ムスタファのコーナーとか言ってもヤツは何もやってないんじゃないか?

Little Mustapha-----仕様書はミニ・ムスタファが書いたという設定だけどね。「ほぼ自動的スクリプト」はボクにしか書けないから。

ミドル・ムスタファ-----でも、そのスクリプトはあなたにも予期できない動作をするんでしょ?

Little Mustapha-----それは「ほぼ自動的」だから仕方ないんだよ。全部思ったとおりになるスクリプトだったら「全自動スクリプト」だしね。とりあえず「秘密小説」は開設記念みたいな感じで出来たから次に行きますよ。お次は「ブラックホール君」でございます!

ミドル・ムスタファ-----なんですか、その変なテンションは?

Little Mustapha-----だって、あんまり乗り気じゃないみたいだから、投げやりなハイテンションなんだよ。

ニヒル・ムスタファ-----そういうのは逆効果だと思うぜ。

Little Mustapha-----解ってるけど、そういう時もあるということだし。それに、ブラックホール君は何年もの間、失踪していたことになっていたのに、ボクらのことに関して悪く言っていたりしないんだよ。それなのに、ずっとここに登場し続けているキミ達が変なもんくばっかり言うとブラックホール君に笑われるんだなぁ!

ミドル・ムスタファ-----そういうのはもうイイですよ。

Little Mustapha-----もうイイ、ってどういうことだよ!

ミドル・ムスタファ-----あんまり面白くないし。

Little Mustapha-----わかったよ!じゃあ次いくよ。「ギャラリー」だよ。だなぁ!とか言わないからね。

ミドル・ムスタファ-----こういうのって、続くんですか?前にもギャラリーってありましたよね。全然更新されなかったですけど。

Little Mustapha-----今回はミニ・ムスタファのコーナーという設定だから続くんだよ!そんなこと言ってると気分が悪いんだなぁ!

一同-----…。

Little Mustapha-----ちょっと、なんだよ、この険悪な雰囲気は!?何かボクが悪いことしましたか?かっ!かっ!

ミドル・ムスタファ-----別にどうということもないですけどね。

ニヒル・ムスタファ-----なんか、ついていけないというか、キモいんだよね。

Little Mustapha-----…なんだよそれ?!…解ったよ。じゃあ次を見たらもう最後でいいよ。それで今日は解散ね。続きましては「秘密文書」だよ。なんか言わないと終わらないよ!ほら、なんか言ったら良いじゃない!ほら!ほら!

ミドル・ムスタファ-----…なんか意味が解らないですね。

ニヒル・ムスタファ-----どうせ意味なんかないんだろ?

Little Mustapha-----そんなことないよ!ここに書かれていることを解読するとね、ミドル・ムスタファはコンビニで買った弁当が腐っていて食中毒を起こして、ニヒル・ムスタファは一日に三回犬のフンを踏んづけると書いてあるんだよ!

ミドル・ムスタファ-----なんですかそれは?

ニヒル・ムスタファ-----なんでもないのさ!どうでもいいけど、もう終わったから帰っていいんだろ?

Little Mustapha-----帰っていいよ!というか、始めからここに来なければ良かったのにね。じゃあね!


なぜか険悪な雰囲気な「完成記念パーティー」です。それにここにいるはずのマイクロ・ムスタファがまだ発言していませんがどうなっているのでしょうか?もしかするとこれはミニ・ムスタファのLittle Mustapha's Black hole乗っ取り計画の一部だったりするのでしょうか?

 ミドル・ムスタファとニヒル・ムスタファが立ち上がって帰ろうとした時でした。それまで黙っていたマイクロ・ムスタファがやっと口を開きました


マイクロ・ムスタファ-----ちょっと待ってください!

Little Mustapha-----やっときた!

マイクロ・ムスタファ-----何がですか?

ミドル・ムスタファ-----やっと本能が働いたということでしょ?

マイクロ・ムスタファ-----なんのことか解りませんが。

Little Mustapha-----まあ、そういう才能は自分では気付かないものだからね。ボクらはキミが自分でも気付いていない救世主的な才能を試そうとしてドッキリ企画をしてみたんだけど。今のところ友好的だけどLittle Mustapha's Black holeの乗っ取りを企んでいるミニ・ムスタファのコーナーを復活させたんだから、それなりの防御策も必要だと思ってね。

マイクロ・ムスタファ-----何のことだか解りませんが。

ニヒル・ムスタファ-----何のことだか解らなくても、本能的にオレ達が仲間割れしそうになるのを阻止しようとした、ということなのさ。

Little Mustapha-----これまでの長いBlack-holicの歴史的に見てもあまり喋らずに冷静に状況を把握しているマイクロ・ムスタファがいざというときに一番頼りになるとボク達は思っているからね。

マイクロ・ムスタファ-----良く解りませんが、私が言いたいのはDr.ムスタファが来てないのにみなさんは気にならないのか?ということだったのですが…。

一同(マイクロ・ムスタファ除く)-----そこなの?!

ミドル・ムスタファ-----でもよく考えたらDr.ムスタファはどうして来てないんですか?

ニヒル・ムスタファ-----またなんかの研究とかしてるんだろ。インチキのくせにな。

Little Mustapha-----まあ、インチキかどうかは別として夢のある研究だと思うけどね。最近はリアルワールド3Dの研究をしてるって話だけどね。まあ、この辺の話はクリスマスとかハロウィンで詳しく聞けるはずだからどうでもいいけど。

 どうして険悪な雰囲気になっているかの原因は解ったのですが、Dr.ムスタファが来てないのはなぜでしょうか?と思っていたらブラックホール・スタジオ(Little Mustaphaの部屋)の扉が開いてDr.ムスタファが入って来ました


Dr.ムスタファ-----いやぁ、スマン、スマン。「正面から撮影した画像から理想的妄想による理想的3D映像を作り出す!」のアルゴルズムを考えていたら時間が経つのを忘れてしまってね。

Little Mustapha-----それが出来たらパンチラしまくりじゃん!

ニヒル・ムスタファ-----またスケベ発明かよ。

Dr.ムスタファ-----何を言っているんだ。人類はスケベだからこんなに進化して繁栄しているんだぞ!

ニヒル・ムスタファ-----でも先生のスケベな妄想発明が現実化したら人類は子孫を残さなくなるぜ。

Dr.ムスタファ-----そんなことはない!だろう?

ミドル・ムスタファ-----いや、私に助けを求めないでくださいよ!

Dr.ムスタファ-----まあ、そうか。…それよりも、さっき玄関の前に誰か来てたぞ。ここに入りたそうにしてたけど入りづらい感じだったがね。

Little Mustapha-----今日は完成記念パーティーだから他には誰も来ないはずだけどね。

ミドル・ムスタファ-----もしかして、ミニ・ムスタファなんじゃないですか?

Dr.ムスタファ-----それは違うと思うけどな。ミニ・ムスタファというのは男なんだろ?あそこにいたのは女の人だったぞ。女の人というか、生きてるのか死んでるのか解らないような顔色の人だったんだがな。自分は「ブラックホール君の家だ」とか、ワケの解らないことを言ってたんだが。

ミドル・ムスタファ-----それはなんというか…

Little Mustapha-----危険な感じなんだなぁ!

ニヒル・ムスタファ-----それって、前にもあったんじゃないか?吸血鬼は招待されるまで家に入れないとか。

Dr.ムスタファ-----ああ、そう言われるとそんな顔色だったがな。生気がないというか。

Little Mustapha-----それは違うと思うけどね。多分ブラックホール君の家はホントにブラックホール君の家なんだと思うよ。さっきのギャラリーでも見たとおりブラックホール君の家はブラックホール君の家という設定なんだよ。人のように見えてもブラックホール君の家という設定なら「家」なのだから、家の中に家は建てられないということで、この部屋には入ってこられないんだと思うんだけどね。


Little Mustaphaが良く解らない説明をしていると扉が開いて「ブラックホール君の家」が入ってきました。

ブラックホール君の家-----どうも。いきなり御邪魔してすいません。私はブラックホール君の家でございます。

ミドル・ムスタファ-----勝手に入ってきましたよ。

Little Mustapha-----ホントだね。

ブラックホール君の家-----勝手に入ってきてしまってすいません。家主のブラックホール君がここに来ていないかと思ったものですので、やって来たのですが。

Little Mustapha-----せっかく来てもらったけど、ここにはブラックホール君は来てないよ。白色矮星君もそうだけど、非現実的なキャラクターがこういうところに登場すると、それはそれで違う話になってしまうからなぁ!

ニヒル・ムスタファ-----ブラックホール君の家だって非現実的だと思うけどな。

ブラックホール君の家-----あら、それはどういうことかしら?

Little Mustapha-----服を着ている限り現実的だからいいんだよ。

ミドル・ムスタファ-----そんなことをいっても、これまでだってセミ男とか喋るトナカイとかブログ脳とか爆弾ロボットとか出てきましたけどね。

Dr.ムスタファ-----それよりも、なんでその人はブラックホール君の家なんだ?世話している人とか、そういうことなんだろ?

ブラックホール君の家-----私はブラックホール君の家ですよ。ご覧になりますか?私は人間のような姿をしていますが、私の体は…

Little Mustapha-----いや、それはいいですよ。骨とか心臓とかが見えちゃったら「ウワァァァ!」となるから。

ブラックホール君の家-----あら、そうなんですか。おかしな人達ですね。フッフッフッフッフッ…。

ミドル・ムスタファ-----それよりも、ブラックホール君を探しているということは、またどこかに行っちゃったんですか?何年も失踪していて、やっと戻ってきたのに。

ブラックホール君の家-----あの人はいつも自由気ままにどこかに行ってしまうんです。私がどんなに心配しているか少しも解ってくれないんですよ。ハァ…。たまに帰ってきてもタコ社長とケンカばかりで…。

一同-----「…!?」

ミドル・ムスタファ-----…今のは冗談ですよね?

Little Mustapha-----多分そうだと思うけど。…それよりもブラックホール君の家さんはどうしてここにブラックホール君がいると思ったんですか?

ブラックホール君の家-----あの人がそのようなことを言っていたもので。

一同(ブラックホール君の家除く)-----そのようなこと!?

ブラックホール君の家-----どうして全員で驚くのですか?

Little Mustapha-----まあ、それは伝統みたいなものだからね。で、そのようなことってなんなんですか?

ブラックホール君の家-----新たなる驚異とか、リボンを付けたネコとか、そのようなことです。そのようなことがあなた達を想像を絶する恐怖に陥れるとか。そのようなことです。

Dr.ムスタファ-----何だか、どのようなことか良く解らないんだが。

Little Mustapha-----でも何かが起きそうな雰囲気にはなってきているんじゃないの?ところで、マイクロ・ムスタファ君!今日の留守番電話はどうなっているのかね?

マイクロ・ムスタファ-----特に何もないですよ。…というか、私は…

ミドル・ムスタファ-----何にもないんじゃ話が進みませんね。

ニヒル・ムスタファ-----でももう少し経ったら何かが起こるかも知れないぜ。

マイクロ・ムスタファ-----…私は留守番電話の…

Little Mustapha-----でもブラックホール君の家さんが来ているということ自体が何かが起きてる証拠かも知れないよ。

マイクロ・ムスタファ-----私は留守番電話の監視係…

Dr.ムスタファ-----でも、この人はブラックホール君を探している普通の人だろ?

マイクロ・ムスタファ-----留守番電話の監視係じゃない!

ブラックホール君の家-----なんですか?今のは。

Little Mustapha-----いつもとは違う感じでマイクロ・ムスタファをフィーチャーしてみたということだけどね。

マイクロ・ムスタファ-----そういうのはやめてくださいよ。私がムキになって話しに入り込もうとしてたらいつの間にか留守番電話にメッセージが残されていますよ。

Little Mustapha-----えっ?!マジで?

マイクロ・ムスタファ-----ウソですよ。

Little Mustapha-----なんだ。だまされた。何だか今のは腹が立つな。

ブラックホール君の家-----おかしな人達ですね。フッフッフッフッフッ…。でもその電話機はきっとすごいことを言い始めますよ。あの人もそんなことを言ってたから。

ミドル・ムスタファ-----あの人って、ブラックホール君のことですか?

ニヒル・ムスタファ-----なんか夫婦みたいだな。

ブラックホール君の家-----変な事は言わないでくださいな。私はブラックホール君の家ですよ。

Little Mustapha-----まあ、その辺を気にしてると面倒なことになるんだなぁ!

ミドル・ムスタファ-----なんであなたがブラックホール君みたいな喋り方をするんですか?

Little Mustapha-----えっ?!何が?

ミドル・ムスタファ-----「だなぁ!」ってヤツですよ。

Little Mustapha-----そんな喋り方はしてないんだなぁ!

ミドル・ムスタファ-----してるじゃないですか。

Little Mustapha-----してないよ!

ミドル・ムスタファ-----何で怒るんですか?

ニヒル・ムスタファ-----そんなのは今日の計画にはなかったぜ。

Little Mustapha-----別に怒ったワケじゃないんだなぁ!

Dr.ムスタファ-----なんだか今日は意味がわからんぞ。

ブラックホール君の家-----それよりもいいんですか?その電話機ですけど。

ミドル・ムスタファ-----まさか留守番電話が録音されているんですか?

Little Mustapha-----そんなことはないんだなぁ!

ブラックホール君の家-----そうじゃなくて、もうすぐ電話が鳴り始めますよ。フッフッフッフッフッ…。

 ブラックホール君の家が怪しく笑うとほんの少しの間、静寂がブラックホール・スタジオに訪れました。そして次の瞬間、電話が鳴り始めた時に一同(ブラックホール君の家除く)が驚いてビクッとなったのは言うまでもありません。

 ほぼ全員が驚いたので、特に驚いてないフリをするのにも苦労はしません。Little Mustaphaは電話のところへ行って、いつものようにハンズフリーモードで電話に出ました。

Little Mustapha-----もしもし。

留守番電話-----「やあ、Little Mustapha's Black holeの諸君。楽しんでいるようじゃないか」

ミドル・ムスタファ-----これはもしかして、あの謎のメッセージの…

ニヒル・ムスタファ-----それはないだろう。あれはメッセージでしか意志を伝えてこないんだぜ。

Little Mustapha-----そこで「設定」という言葉を使って欲しかったんだなぁ!

Dr.ムスタファ-----なんでさっきからそんな喋り方なんだ?

Little Mustapha-----なにが!?

留守番電話-----「おい!電話を放っておくなよな。それよりも、これからのLittle Mustapha's Black holeはボクのコーナーの方が人気になるから、キミ達はそんなところにいないで私のミニ・スタジオに集まるようにしたら良いことがあると思うんだけどね。まあ、詳しいことを知りたかったら私に連絡をくれたまえ。さらばだ!」

ミドル・ムスタファ-----今のって、もしかしてミニ・ムスタファですかね?

Little Mustapha-----きっとそうなんだなぁ!

ニヒル・ムスタファ-----だから、どうしてそんな喋り方をするんだ?

Little Mustapha-----なんだか解らないけどね。ボクはちょっとお腹が痛いからトイレに行って来るんだなぁ!

ミドル・ムスタファ-----なんだか今日はヘンな感じですね。

ニヒル・ムスタファ-----そうだな。なんであいつはあんな喋り方をするんだ?

Dr.ムスタファ-----それよりも、さっきの電話は重要じゃないかな。ここではなくて「ミニ・スタジオ」に遊びに行けば、なんか良いことあるんじゃないか?

ニヒル・ムスタファ-----あの電話が喋ったことだぜ。簡単に信じたらいけないと思うけどな。

ミドル・ムスタファ-----でも、先のことを考えてみたらそろそろ「ミニ・スタジオ」に行くことも考えないといけませんよ。去年のクリスマスを覚えていますか?

Dr.ムスタファ-----なんだかワケが解らなかったな。

ミドル・ムスタファ-----そうじゃなくて、今年はサンタは来ないし、サンタの孫娘のセクシーサンタも来ないし、来るのはトナカイってことになってたでしょ。

Dr.ムスタファ-----ああ、そうじゃった。

ニヒル・ムスタファ-----「ミニ・スタジオ」に行けばそうじゃなくてちゃんとプレゼントももらえるってことなのか?

ミドル・ムスタファ-----まあ、なんとなくですけど。そんな気がしないですか。

マイクロ・ムスタファ-----ちょっと待ってください!

ブラックホール君の家-----あら?あなたは誰ですか?

マイクロ・ムスタファ-----…ちょっと…。ちょっと!さっきから私はここにいたんですよ!ここに!何度も私のことを見てたでしょ!

ミドル・ムスタファ-----やばいですよ。本気でキレるんじゃないですか。

 本気でキレたらどうなるか解らないマイクロ・ムスタファがキレそうな恐ろしい展開になって主要メンバー達は焦っていたのですが、その時、扉が開いて誰かが入ってきました。誰かというより何かですが。

ブラックホール君-----やあみんな!ボクはブラックホール君なんだなぁ!どこから出てきたのかは内緒だけど、ここのトイレはなんだかヘンなニオイがするんだなぁ!

ブラックホール君の家-----あら、やっぱりここにいた!

ブラックホール君-----ボクは神出鬼没なんだなぁ!

ミドル・ムスタファ-----というか、トイレから来たってことは、さっきまでここにいたのはLittle Mustaphaじゃなくてブラックホール君ということなんですか?

ブラックホール君-----それは違うんだなぁ!Little Mustaphaは今トイレでウ○コしてんだなぁ!

Dr.ムスタファ-----でもキミもトイレにいたんだろ?

ブラックホール君-----そうなんだなぁ!

ニヒル・ムスタファ-----これまでの展開から考えてみると、キミはLittle Mustaphaの中から出てきたとも考えられるよな。

ブラックホール君-----それはどうなんだかなぁ!それじゃあ「家」さん。そろそろ帰ろうかなぁ!

ブラックホール君の家-----そうですわね。あなた。

ブラックホール君-----それじゃあ、ボクはこの辺で失礼するんだなぁ!次は「ミニ・スタジオ」にも遊びに来ると良いんだなぁ!

 ブラックホール君とブラックホール君の家は手をつないで出ていきました。Little Mustaphaはまだトイレの中です。

ミドル・ムスタファ-----家なのにどこに帰るんでしょうね?

ニヒル・ムスタファ-----その辺は考えちゃいけないんじゃないか。

Dr.ムスタファ-----なんだか意味が解らないぞ。

マイクロ・ムスタファ-----これはきっと何かがあるに違いないですよ。

ニヒル・ムスタファ-----もう面倒だからマイクロ・ムスタファに気付いたことにするけど…。そんなことよりも、ここには何もないぜ。

マイクロ・ムスタファ-----どういうことですか?

ミドル・ムスタファ-----何かがあるなら「ミニ・スタジオ」かな?って感じかな。

マイクロ・ムスタファ-----何を言っているんですか!それこそ危険なんですよ。

Dr.ムスタファ-----まあ、それは次までにゆっくり考えるとしないか。Little Mustaphaはトイレから出てきそうにないし。

ミドル・ムスタファ-----そうしましょうか。もう今日は何かが起きそうな感じはしませんし。

ニヒル・ムスタファ-----そうだな。

マイクロ・ムスタファ-----私は気が進まないのですが。

 そんな感じでLittle Mustaphaを残してブラックホール・スタジオ(Little Mustaphaの部屋)からは誰もいなくなりました。しばらくすると疲れ切った顔のLittle Mustaphaが部屋に戻ってきました。

Little Mustapha-----あれ!?誰もいないや。…あぁ、やばい。また来た。

 Little Mustaphaは全員帰ったことを知るとお腹を押さえて再びトイレに入りました。

 ということで、なんだか意味が解らないのですがミニ・ムスタファやブラックホール君が出てくるとなぜか実験的な内容になってしまいます。しかし、ミニ・ムスタファやブラックホール君が何かをたくらんでいそうな感じもします。

 こんなことでブラックホール・スタジオ(Little Mustaphaの部屋)で繰り広げられる壮大な物語は大丈夫なのか?という気もしますが、まあなんとかなるので気にするのはやめましょう。

 次に彼らが集まるのは10月31の開設記念日でしょうか。何が起きるかお楽しみに!という感じであるが、それよりも前に突発的に集まったり何か変化が起きるかも知れません。


 それでは次回は、次回こそは真面目に特集したいのに!お楽しみに。