本物は認めてくれないかも知れませんが、私は自称コアゲーマー。なので、最近のお金を払えば強くなれる、という感じのスマホゲーム等には疑問を呈していおる、という設定になっているのです。
なんで「設定」なのか?というと、特に理由はないのですが、少し表現を和らげておくに越したことはないですし。それに、実際に遊んでもいないのに否定ばっかりしていて良いのか?というと、それは違うかも知れません。
そこで、今回は驚くべきことにスマホ等の課金ゲーに関して大特集?!をしてみたいと思うのです。「?!」が付いている理由はいちいち説明する必要はありませんね。
全くやらなかったワケでもない
疑問を呈しているという設定ではありますが、これまで全くそういうゲームをやったことがないワケではないのです。何しろ課金ゲーというのは基本無料でダウンロードとかできますから、ちょっと話題になっていたりしたら気軽にインストールできます。ビジネス的にはそれがオイシイところ、ということでもありますけど。
とにかく、数は少ないですが、これまで私のスマホやiPadにインストールされた無料で遊べる事になっているゲームを振り返ることから始めたいと思います。
かなり前の話になりますが、私にとってあからさまに課金ゲーという感じのゲームの第一弾となったのは「スヌーピーストリート」です。
中途半端に暇な感じで、据え置きゲーム機で本格的なゲームをやる程でもないけど、なんかゲームがやりたいという時に「iPad ゲーム」とかで検索したら人気という事になっていたのでインストールしてみたゲーム。
厳密に言ってこれはゲームなのか?という感じですが、シムシティみたいなのもありますし、恐らく立派なゲームに違いありません。
スヌーピーちゃんの住むストリートに出店(でみせ)を出して金儲けしたり、客を楽しませたり。わざわざ説明するまでもなく「ピーナッツ」のファンではなくてキャラクターとしての「スヌーピー」のファンのためのゲームでもあるので、チャーリー・ブラウンの何故か納得してしまう後ろ向きな名言とか、そういうのはあまりありません。
でもゲームとしては、ユルい感じではあるもののミッションみたいなものがあって、その達成を目指しつつ出店を出してコインを稼いだり、それなりにやりがいのあるものです。
<!-- 始めた頃のスクショ。貯めたコインで新しい店を出したり出来ます。-->
しかし、課金ゲーとしてはそれだけでやりがいがあってはいけないはずです。もちろん、このゲームも例外ではなくて、どうしてもお金を出して手に入れたい物が出てきます。そして、それは与えられたミッションをクリアするのにも必要なことがほとんどだったりもするのです。
そういうものは、出店で稼いだコインで買えば良い、とか思われるかも知れませんが、そうはいかないのが課金ゲー。なぜかこのゲームの世界にはいくらコインを貯めてもそれとは全く価値の違う「紙幣」があったりするのです。(百円玉十枚が千円札一枚になる現実世界とはワケが違う!)そして、手に入れたかったり、必要だったりするアイテムはその紙幣がないと手に入らないことがほとんどなのです。
地道にやっていれば課金しなくても少しずつ紙幣は手に入るのですが、本格的にやりたいという人にとってはその方法だと気が遠くなるような時間がかかりそうです。
ここでお金を使うのか使わないのか、というところでその人の本性が解るというのは嘘ですが、コアゲーマーなら使ってはいけません。課金ゲーで課金しないということは、ゲームの難易度がチョー高くなるということを意味するのです。コアゲーマーだったら、難しければ難しいほど盛り上がりませんか?ということなのです。
その前にお金を出す気は毛頭なかったりしますけど。とにかく課金はしないで楽しむ方法を編み出さないといけないのです。そんな感じで頑張っていたら下の画像のようになってきました。
何をしているのかというと、コインで買える出店(というか自動販売機?)を大量に購入して、この出店の儲けでさらにコインを獲得して大金持ちを目指すのです。
結局、世の中コインだぜ、チャーリー!
こっちはもっと利率の良い出店だぜ、チャーリー!
という感じでスヌーピーちゃんのストリートはかなり酷い感じになってきたのですが、結構頑張ってコインをガッポリ稼げるストリートが出来上がってきた頃にはなんだがミョーな虚しさが…。
こういう店を出しておくと一定時間ごとにコインが貰えるのですが、コインを回収して次のコインが貰えるまでしばらく待って、また回収して…。これってなんのゲームなんだ?
この状態になって、これ以上やるのは意味が無いと思ってやってないのですが。でも、密かにこういうゲームビジネスの基本的な概念というか、そういうものを学んだ気もするのです。
安く作れる出店を大量に配置して少しずつでも全体では大量のコインを獲得する。同じように、いくらでも複製できるゲームソフトを無料で大量に配って、もっと楽しみたい人から小銭を徴収する。
ゲームの開発費の元が取れたら、それ以降は何もしなくてもウハウハだよね。中には私のようにビタ一文払わない、という人もいるかも知れませんが、ゲームの作り的には上手く出来ていて「ちょっと出せばあのアイテムが手に入る!」となってしまうので、そのためにお金を出す人は沢山いるはずです。しかも「この金額で満足できるのなら安いもの」と思えるぐらいの値段設定ですし。
私は課金せずに結構楽しめた方だとは思いますが。でも、本当にこんな感じでいいのでしょうか?とも思いますよね。
こんな感じで儲かるのなら、他のメーカーもみんな課金したモン勝ちなゲームを作ってしまいますし、そうなると純粋にゲームを楽しみたいという自称コアゲーマー達のやるゲームがなくなってしまいます。そんな近未来は嫌だ!
という感じなので、もう少しなんとかなるようなゲームを期待したいのです。ということで次になるのですが、スヌーピーちゃんの説明に長くなりすぎたので、続きは次回な気がしてきました。
というよりも、数年前に撮ったスクリーンショットが面白いのに使ってなかったので、そのために今回があるようなものなのですが。まあ、前半としてはまあまあだとは思っているのですけど、ダメでしょうか?ということでもあります。
ということで、今回は普通の特集コーナーなのに二回に分けるという珍しい回でもあります。これまでもなかった事はないですが、こうすれ更新回数も増やせる!という事に気付き始めたりして。
それはどうでもイイですが、今回は数年前にやっていた課金ゲーでしたが、次回は現在進行形な課金ゲーで特集されます。これは多分ホントです。お楽しみに!