今年も夏は地獄の暑さになりそう。夏でなくても地獄だったら暑いかも知れない。とにかく、そこが地上でも地獄でも何らかの暑さ対策が必要になる人は沢山いるのです。
もちろんこのブラックホール・スタジオも地獄であると同時に、夏は地獄の暑さ。なので運動後などはエアコンだけでは暑さに対処しきれないような時もあるのです。
そこで私も暑さ対策としてあるものを買ってみたので試してみました。
あるものとはコチラ!
前から結構気になってはいたのですが、ペルチェ素子を使って首の両脇を冷やすアイテム。ネット通販やホームセンターのようなところでも売っていたりします。
商品名みたいなのは特になさそうですが、探す時には「ネッククーラー」などで検索してみてください。
私が買ったものはネックヒーターも兼ねていて冬も使えちゃう!ということです。
なんでクーラーでヒーターなのか?というと、ペルチェ素子の性質のためだと思いますが。
ペルチェ素子というのは通電すると片側が冷えて、反対側が温まるという仕組みになっているようです。なので電気の流れる方向を変えると冷たくなったり暖かくなったりということになるのでしょう。(手探りすぎて説明になっていないですが、詳しくはネットで検索!)
早速使ってみる!
それではこのネッククーラーを使ってみたいと思います。今回ネッククーラーを体験していただくのは押入れの中でホコリを被っていた実写版ナンデ君です。
それじゃあ、ナンデ君に意気込みを聞いてみましょう。
ナンデ君-----意気込みっていったって、ただ試してみるだけでしょう?でも、今年も夏は異常に暑いからね。それに押入れの中なんて更に暑いから、ボクの未来感覚なんかベトベトになってるんだよね。
絵の時と違って、実写版だと怖いとか言われちゃうし、ベトベトしてたら問題だね。でもこのネッククーラーを使えば解決かも知れないぜ。それじゃあ、装着して電源を入れてみるよ。
ちなみに、今回買ったものはバッテリー内蔵でなかったから、USBのモバイルバッテリーを使っています。
パソコンの近くで使うならUSB端子から電源をとっても大丈夫みたいです。
ナンデ君、付けてみた感じはどう?
ナンデ君-----首に当たる部分は金属だし付けただけでヒンヤリしているね。でも、このままだと体温ですぐに温まってしまうと思うよ。
それじゃあ、早速スイッチ・オン!
ナンデ君-----ウワワワァァァアアア…!?
どうしたんだナンデ君?
ナンデ君-----これ、電源入れるとファンが回って、振動で凄いムズムズするんだけど。ボクは首に何かがが触ってるだけでも気になっちゃうんだけど、更に振動してたらこれはゾワゾワしてしまうよ!
でも、そんなことを気にしていたらちゃんと冷えるのかどうかが解らないから、ちょっと我慢!
ナンデ君-----わ、解ったよ。…あっ、でもすぐに冷たくなってきた気がする。うーん…。でもやっぱり振動が気持ち悪いよ。
そんなに振動が気になってしまうと効果が解らなくなってしまうなあ。それで、体は冷えてきた感じはするのかな?
ナンデ君-----うーん…。どうだろう?こういうのはすぐに実感できるものでもなさそうだけど。首に当たってる部分は冷たくなってるんだし、ずっと付けていたら効果はあるんじゃないかな。だけど、この振動が気になるからすぐに止めたいんだけど。
そう言わずにも少し我慢してくれよ。ナンデ君なんだし。
ナンデ君-----ナンデ君なんだし、ってどういうこと?…まあいいか。それよりも、このファンを止めることは出来ないの?
それは無理じゃないかな。ペルチェ素子は冷えた分だけ反対側が熱くなるからね。それをそのままにしておくと本体が熱くなるから放熱しないといけないんだよ。
ナンデ君-----つまり、このファンからは温かい風が出てるってこと?ボクはてっきり首掛け扇風機の機能も付いているのかと思ったよ。そう言われてみると、なんとなくファンからの空気が温かい気がしてきたな。
ということは、もしかすると顔の周りは温まってしまうかも知れないし、暑い部屋でも快適に過ごせるアイテムということではなさそうだね。
ナンデ君-----そういうことかな。ああ、もうダメだ。この振動にはどうしても慣れることが出来ないからもう外すね。
ええ?!もう外しちゃうの?
ナンデ君-----だって、ボクにとってはこの振動はほとんど拷問だからね。これだったら暑いほうがマシかも知れない。
せっかく買ったんだから、そんなことは言わないでよ。
評価
このようにナンデ君に首がゾワゾワするのを我慢して数分間ネッククーラーを使ってもらいました。
機能としてはちゃんと冷えるし問題はないということですが、どういう時に使うかによって良いものだったり、そうでもないものだったりするかも知れません。
ペルチェ素子の性質上、排熱があるので暑い部屋で涼しく過ごすという使い方には向いていないかも知れないのです。
使うべき場面としては、いくつかあるかと思いますが。炎天下で何かをする時に体温が上がりすぎないようにするとか。あるいは運動の後で上がった体温を下げるために使うといった感じでしょうか。
似た商品に、電気を使わずに冷蔵庫などで冷やしてから使うものがありますが、ナンデ君みたいにファンの振動で首周りがムズムズしてしまう人(タートルネックとか苦手な人)には冷やして使うタイプが良いかも知れません。
いずれにしても熱中症は恐ろしいですから、対策は怠らないようにしないといけません。
ちなみに、今回使ったネッククーラーのファンは放熱のためのものでしたが、ペルチェ素子で冷やした冷風を送るためのファンの付いたタイプもあるようなので、買う時にはそういう事柄も選ぶ基準になるでしょう。
余談
ナンデ君-----あっ、良いこと考えちゃった。こうすればボクでも使えるんじゃない?
なんだそれ?DJオジサンみたいになってるし。
ナンデ君-----DJオジサンって?
昔のバイクのCMに出てた人だけど。それよりも耳冷やしても意味ないでしょ。
ナンデ君-----まあ、そうか。霜焼けになっちゃうよね。
そこまで冷えないと思うけどさ。でもナンデ君には今回協力してもらったお礼として「ひんやりタオル」を貸してあげるよ。
ナンデ君-----貸すって。くれるんじゃないの?
自分で使うために買ったんだからあげるワケにはいかないよ。
ナンデ君-----もう、ケチだなあ。
ということで、実写版ナンデ君をゲストに呼んだら「なんで?!」という結果になったようです。ちなみに、最後に登場した「ひんやりタオル」についての検証はしませんが、もしもネッククーラーより役立ちそうならそのうちまた大特集されるのか、されないのか。
今回はネッククーラーの感想だけRestHouse(ブログ)に書いても良さそうな内容でもありましたが、余計な要素を追加して大特集にしました。こういうビミョーにインチキ臭いやり方に慣れていけばBlack-holicの記事数も増えていくはずですし、そのうちまた更新があるかも知れません。
お楽しみに!