Little Mustaphaがこのサイトのために作ったBGMを集めてリメイクした新作を発表しました。
			Little Mustaphaはサントラと言っていますが、こういうのもサウンドトラックって言うんでしょうか? 
			まあ、どっちでもいいです。本人の希望どおりサントラと呼ぶことにしましょう。 
			このサントラの発表を記念して、Black holeのメンバーで曲を聴きながらこれまでのLittle 
			Mustapha's Black holeを振り返ってみたいと思います。
			集まったメンバーはLittle Mustapha(以下LM)、ニヒル・ムスタファ(以下NM)、Dr.ムスタファ(以下DM)、
			マイクロ・ムスタファ(以下MM) そして私、ミドル・ムスタファ(以下MdM)です。
			プリンセス・ブラックホールはまだ来ていないようです。以下にその様子を書いていきます。
LM---計画していたよりだいぶ遅れたけど、なんとかこのサントラを完成させることが出来たよ。 
			NM---それはいいけど、何でサントラって言うんだ?「BGM集」が正しい言い方だと思うけど。 
			LM---だって、「BGM集」じゃ格好悪いじゃん。駅で安売りしてるCDみたいで。それに、曲も何となくサントラ風なんだよ。 
			DM---キミは何を基準にサントラ風とそうでないのとを区別しとるのかねえ。サウンドトラックというのは、映像を記録するトラックに対してサウンドを記録するトラックという意味なんだぞ。 
			LM---そんな細かいことは考えないでくれよ。ムード出してればサントラなんだよ。 
			MdM--まあ、そういうことでサントラって呼んであげましょうよ。作った本人が言ってるんですから。ところで、ホームページ新しくしてからBGMほとんどなくなっちゃいましたね。
			LM---うん、まあねえ。なんかうるさいかなあ、と思ってさ。ホームページには必要以上の音はいらないから。 
			DM---たしかにそうだな。特に文字がいっぱいのページは静かにじっくり見たいからなぁ。 
			LM---ボクの場合はなるべくメロディをなくして効果音に近い曲にしたんだけど、それでもなんだか邪魔な感じがしたよね。 
			NM---あの音色の問題じゃないのか?お金をかけている人は別として、パソコンで再生するMIDIファイルは音が安っぽすぎるんだよ。 
			LM---そうだよねえ、アレじゃあせっかくの名曲もだいなしだよ。 
			MdM--それはどうだか・・・。じゃあ、早速聴いていきましょう。あれ、27曲も入ってるんですか。 
			DM---そんなに聴いてたら年が明けちまうぞ! 
			NM---いやいや、そんなに長くはないでしょう、先生。でも、面倒くさいから何曲かまとめて聴こうよ。 
			LM---まあ、それでもかまわないんじゃないかな。だいたい曲は古い順になってるから。このホームページの歴史に沿って節目ごとに止めていこうよ。 
			DM---歴史ってほどでもないだろう。 
			MdM--それじゃあ、ホームページ開設から一回目のリニューアルまでの曲を聴いてみましょうか。1から8曲目ですね。
			
			(一同1から8曲目を聴く) 
			
			DM---なんか、ずいぶんアレだねえ。 
			NM---うん、なんていうかこの・・・。 
			MdM--こういうのも、アンビエントとか言うんですかねえ。
			LM---いやいや、違うよ。こういうのがサントラ風なんだよ。 
			MdM--えー、そうなんですか!?それにしてもなんて言うか・・・。 
			NM---暗い。 
			LM---ブラックホールに光はないよ。
			MdM--そういえば、開設当初はかなり陰鬱なホームページでしたからねえ。誰もユーモアとは思ってくれなかったんじゃあないかなあ。 
			NM---それに、先生の気持ち悪い発明も良くなかったよね。あのEye-boとか言うヤツ。トップページのアイコンにもなってたよなあ。いきなり目玉 じゃあ、印象悪いよ。
			DM---何を言うんだ、まったく。Eye-boは夢の次世代ペットなんだぞ。それに最近いろんなメーカーがEye-boまがいのロボットを発表して、裁判にもなりかねない状況なんだ。
			LM---そんなロボット見たことないけど。それにしても最近は何でも「次世代」ってつけるよねえ。なんだか自分たちの世代が使っちゃいけないみたいだよ。 
			NM---流行りだから、いいんじゃないか。 
			LM---とにかく、あの暗さがこのホームページの未来を決めてしまった感じがあるねえ。やっぱり第一印象って大事なんだよね。 
			NM---未来って、今の訪問者の少なさのこと?原因は他にも沢山あると思うよ。
			LM---はあ、そうだよねえ・・・。 
			MdM--そんなに落ち込まないでくださいよ。そのうち何とかなりますよ。 
			LM---まったく、簡単に言ってくれるよなあ。 
			DM---そういうお気楽な感じが人気が上げるこつかもしれんよ。今は何でもお気楽ムード一色だからな。テレビ番組がいい例だ。深刻なのは流行らんのだよ。 
			NM---それも、ちょっと違うなあ。今のブラックホールはお気楽ムード出し過ぎってくらい出してるから。
			LM---まあ、別にいいや。こういうのが流行ってる世の中は逆に怖いからねえ。これからも今までどおりでやっていくよ。 
			MdM--それじゃあ続きを聴きましょうか。次はサーバーを引っ越してからの曲ですね。 
			
			(一同9から17曲目を聴く) 
			
			DM---なんだか急に明るくなったなあ。 
			MdM--夏だから? 
			LM---それもあるかもよ。Waiting for the Winterは秋に作ったから悲しいし。 
			DM---それにしても、このTwenty Seconds Secretっちゅうのはいったい何なんだ?最後はCDが壊れとるのか? 
			LM---違うよ、これがリメイクってやつ。最後の二十秒間が秘密なんだ。いい感じだと思わない。 
			DM---まったくだめだな。 
			MdM--the Agentという曲はなんですか?なんだかとっても・・・
			NM---ダサイ。 
			MdM--まあ、そうですよねえ。昔風で。 
			DM---そんなことないだろう。私はけっこう好きだがなぁ。 
			LM---よくダサイけど格好いいのってあるじゃん。でもこの曲は全然格好良くない。そこが売りなんだよ。 
			MdM--それは売りになるんですか? 
			NM---なるんじゃないの?先生は気に入ってくれたみたいだし。 
			DM---なんだか私にセンスがないみたいな言い方だな。まったく。 
			NM---at the Cafe Romanticoって何?こんな曲あったっけ? 
			LM---これは始めからずっとあった曲だよ。今はなくなったけど休憩所って所にあったんだ。確かにあそこに辿り着いた人はほとんどいなかったね。ホームページ内で一番背景が明るかったんだ。あそこに行くと妙に眩しかったなあ。 
			NM---へえ、そうなんだ。それで、そこは海なの? 
			LM---一応ね。録音も現地でしたんだよ。 
			MdM--現地って?その休憩所は実在するんですか? 
			LM---当たり前だよ。地底の世界にはちゃんとあるよ。
			
			一同しばし沈黙) 
			
			MdM--あの、話は変わりますけど、ホームページを引っ越ししてから新しいメンバーが加わりましたよねえ。 
			LM---そうだね、でもミニ・ムスタファは加わったと言うより勝手に忍び込んできたんだよ。だけど、今回は彼の作ったミニ・ムスタファのテーマを使わせてもらうために彼と正式に契約を結んだよ。曲を使わせてもらう代わりに、Mini Mustapha's Black Marketをこのホームページの姉妹サイトとして正式に認めたんだ。今回リメイクした曲の元のMIDIファイルは全部彼のホームページに提供することにしたよ。だけど、PBの曲は別 だよ。彼女はここの看板アーティストだからね。安売りは出来ないよ。
			MdM--そういえばプリンセス・ブラックホールがまだ来ませんねえ。 
			DM---ちゃんと連絡したのか? 
			NM---連絡はミドル・ムスタファがしたんだろ? 
			MdM--えっ?ボクしてませんよ。 Little Mustaphaさんがしたんじゃないんですか? 
			LM---いや、でも「喜んでお伺いいたしますわ」って返事だけは届いたぞ。ボクはてっきりキミが連絡したのかと思ってたけど。 
			MdM--おかしいなあ、いったい誰が連絡したんだ? 
			DM---だいたい、彼女の連絡先を知ってる人がいるのか? 
			LM---彼女のページにメールアドレスがあるけど。 
			MdM--あれはダメですよ。ここのと同じアドレスですから。 
			DM---それじゃあ、いつもどうやって連絡とってるんだ? 
			NM---知らないよ、あったこともないし。 
			
			MM---これはミステリーですよ。 
			NM---あれ、なんだキミいたの? 
			MM---ええ、みなさんがあんまり良く喋るもんだから、話に入れなくって。私、今のみなさんのやりとりを聴いていたら「疫病神の憂鬱」という話を思い出しました。これはちょっとしたミステリーなんですけど・・・ 
			NM---そんなことより、ゲームやってたよなあ。あれはどうなったんだ?
			LM---まだやってるよ。多分ほとんどの人が気付かないか、興味を持たないかのどちらかだねえ。 
			DM---でも一人は最後まで辿り着いたんだろ? 
			LM---うん、そうそう。それからボクの知る限りでは途中で諦めた人も一人。 
			NM---良くやる気になったよなあ。 
			MdM--そんなこと言ったら、やった人に失礼ですよ。 
			NM---でもなあ、最後まで辿り着いても賞品無しじゃあ誰もやってくれないよ。 
			LM---今度から豪華賞品を付けようか? 
			DM---そんな余裕無いだろ。 
			MdM--じゃあ、次行きましょうか。一気に最後まで。 
			MM---あの、私の話は・・・ 
			
			(一同18から27曲目を聴く) 
			
			DM---また、何となくドンヨリとした曲が多いな。 
			LM---これは地底の音楽の影響だよ。 
			NM---・・・。さっきも言ってたけど、その地底っていうのは何なんだ? 
			LM---地底は地底だよ。 
			MdM--まあまあ、いいじゃないですか。あると言ったらある。そうですよねえ。 
			LM---信じないならそれでいいけど。ボクは何度も行ってるんだから、確かにあるんだよ。 
			DM---仮にあるとして、その地底の音楽っていうのはどんなもんなんだ? 
			LM---レソだよ。地底の音楽は全部レとソで出来ているんだ。地底二音音階という呼び方もあるよ。
			MdM--二音だけですか?なんか少ないですねえ。コードにもならないじゃないですか。
			LM---普通の音楽は音を使いすぎなんだよ。究極の音楽は音一つでも出来るんだよ。もっとすごいのは音がないやつね。 
			NM---へえ、でもキミの音楽には音がいっぱい入ってるようだけど。 
			LM---まあね、まだそこまでは極めていないってことだよ。でも、レソはいろんなところで聞こえてくるはずだよ。 
			MdM--Feast for the Feeblesはほとんど違う曲になっちゃってますねえ。 
			LM---どうしても我慢出来なくなっちゃってさあ。出来ればソロもギターが良かったよ。でもそこんところはグッと我慢だよ。 
			NM---そういえば言い忘れてたけど、PBの曲のラッパの音。貧祖だねえ。 
			LM---えへへ、気付いたか。まあ、しょうがないよ。無機質だけどいい音のする打ち込みか、生演奏のノリが出せるVLにするか。迷ったけどVLにしたよ。
			DM---VLってなんだ? 
			MdM--ラッパ版のシンセサイザーみたいなもんですよ。 
			NM---先生にもそのくらいは知っていてもらわないと。 
			DM---私は研究が忙しくてそれどころじゃないんだ! 
			MdM--まあ、突っ込みたいところはまだまだありますけど、そろそろ終わりにしましょうか。結局プリンセス・ブラックホールは来ませんでしたねえ。 
			MM---そのミステリーに関しては「疫病神の憂鬱」という話で説明出来ますよ。「昔あるところに多屁端という・・・」 
			NM---その話、長くなるんだったらオレは帰るよ。 
			DM---私も研究の続きがあるからこのへんで失礼するよ。 
			MdM--そうですね、じゃあボクも帰ります。 
			LM---あーあ。みんな帰っちゃったよ。ホントに忙しいふりが上手な人はうらやましいよ。あっ、そうだ今日はゲームをやる日だ。悪いけどボクも帰るよ。その何とかの憂鬱って話は面 白そうだから今度聴かせてよ。また曲にしてみるかも知れないし。それじゃあ、またねー。
			MM---はあ・・・。面白い話なんですけどねえ。