"ridiculous --悪のイージーリスニング--"
完成記念インタビュー・アンド・オマケコーナー!

7曲目:"Some of Some"について

Little Mustapha-----いやあ、あぶなかったねえ。
ミドル・ムスタファ-----本当ですよ。それじゃあ気を取り直して次に行きますよ。また変な曲ではありますが、もうそこは気にしてもしかたがないということでしょうか。
Little Mustapha-----ヘンではあってもそれなりに考えられたヘンはそのうちヘンに聞こえなくなってきたりもするけどね。これはクロマティカル効果が一番よく出た曲だね。
ミドル・ムスタファ-----クロマティカル効果って何ですか?
Little Mustapha-----元々は歌付きの曲として作られていたんだけど、何かダサい感じになってきてしまって、そのまま放っておいたんだ。それで他の曲を作っている時に今回はクロマティカルなフレーズをたくさん使おう!というルールが出来たから、この曲もクロマティカルだらけにしてみたんだよ。
ミドル・ムスタファ-----クロマティカルというのは半音階的ということですか?
Little Mustapha-----そうとも言うね。
ミドル・ムスタファ-----というか、クロマティカルってあんまり言いませんけどね。
Little Mustapha-----とにかく、そのおかげで面白くなったんだからイイんです。でもクロマティカルだと普通の音階と違ってどの音を弾いてるか解らなくなるから困るんだよね。

8曲目:"Chronicity"について

Little Mustapha-----コレは意外と弾くのが難しくて苦労しましたよ。特にベースでこういうフレーズを弾くのがあんなに大変だとはね。
ミドル・ムスタファ-----コレくらいの曲は良くある感じですが、それでも難しいのですかねえ。
Little Mustapha-----まあ、それはイロイロ原因があるけど。実はこんな曲もピアノで作っていることが多いから、ギターやベースの指の動きを考えずに作ってしまうんだよね。まあ、多少は考えてコレくらいは大丈夫だろう、と思っても実際に弾いてみると大変!ということは良くあるよ。
ミドル・ムスタファ-----ところで、ピアノでこの曲を弾くとどんな風になるんですか?
Little Mustapha-----この曲をピアノで弾いたような感じだね。
ミドル・ムスタファ-----まあ、そうでしょうけども…。

9曲目:"No.9":について

ミドル・ムスタファ-----コレはどこかで聴いたことがありますけど。
Little Mustapha-----前作「Technologia」に少しだけ登場したフレーズだよね。前回にもっと多用する予定だったけど、使わなかったからこっちで使ってみたよ。
ミドル・ムスタファ-----それは良いんですけど、曲のあとの会話は何ですか?
Little Mustapha-----あれはポータブルレコーダーで公園の音を録音したらたまたま入っていた会話なんだけど。
ミドル・ムスタファ-----ウソはやめましょうよ。
Little Mustapha-----まあね。あれはお気に入りのカタコトソフトであるところの「Text to Speech」を使って作られたオモシロカンバだよ。
ミドル・ムスタファ-----なんですか、カンバって?
Little Mustapha-----カンバセーションの略ですよ。
ミドル・ムスタファ-----ヘンなふうに略さないでくださいよ。
Little Mustapha-----なんか若者風かなと思って。でもちょっとビルカバンバに似てるよね。
ミドル・ムスタファ-----似てないですし、それもなんだか解りませんよ。
Little Mustapha-----わかんないならしかたがない。

10曲目:"Refined"について

ミドル・ムスタファ-----コレはちょっとこれまでにない感じの曲調ですねえ。
Little Mustapha-----曲というよりも音が新しい試みだよね。いつもどおりの音でやる予定だったけど、あんまり雰囲気が出ないからこういう感じにしたら、なかなかではございませんか?
ミドル・ムスタファ-----そんなふうに聞かれたら「そうですね」としか答えられませんよ。まあ、上手くいっている方だと思いますよ。
Little Mustapha-----なんかビミョーな評価だなあ。たまには気を使って大絶賛してくれたらいいのに。
ミドル・ムスタファ-----そうですね。じゃあ…、これはスゴイ!この曲はこれまで聴いてきた中でも上手くいってる方ですよ!
Little Mustapha-----言ってることは同じじゃないか!そんな事してるとまたブレインマンが出てくるぞ!
ミドル・ムスタファ-----それはまずいですね。それじゃあこの辺でやめておきましょう。

11曲目:"Some-One"について

Little Mustapha-----今回のバーチャルラッパはラッパというより笛に近いね。
ミドル・ムスタファ-----何がですか?
Little Mustapha-----最初と真ん中で出てくるあやしげな音色のことだけど。
ミドル・ムスタファ-----ああ、アレはこういうアルバムではあまり使ってませんでしたよね。セッティングが面倒とかいって。
Little Mustapha-----でも模様替えによって部屋はかなり音楽に専念出来る感じになってるからね。ケーブルを差し替えたりするだけでバーチャルラッパの録音も簡単になったんだよ。でもそのうちケーブルの差し替えが面倒になるのかなあ…。
ミドル・ムスタファ-----あなたはそのうち何もしなくなるかも知れませんねえ。
Little Mustapha-----そうだよねえ。ボクはそれを恐れているんだよ。ボクの特殊技能として「何もしない」をすることが出来てしまうからね。
ミドル・ムスタファ-----蜂蜜をなめたり?
Little Mustapha-----それはプーさんのことか?
ミドル・ムスタファ-----そうですよ。何もしないをするのはあなたかプーさんぐらいですからね。
Little Mustapha-----蜂蜜をなめるくらいなら塩をなめたいね。プーさんなんかと一緒にしないでくれ。
ミドル・ムスタファ-----それは甘党か辛党かの違いですか?良く解りませんが、それで良いですよ。
Little Mustapha-----それで良い、って言ってもどれで良いんだ?意味が解らないぞ。
ミドル・ムスタファ-----どうでもいいですから、次に行きましょう。まだ半分も終わってないことに気付いて面倒になってきましたから。
Little Mustapha-----おいおい、ちゃんとやってくれないと困るよ。
ミドル・ムスタファ-----それじゃあ、次に行きます。

12曲目:"Some-Tow"について

ミドル・ムスタファ-----「Some-One」に続いて「Some-Two」ということは、このタイトルは「Some」の1と2ということだったんですか?
Little Mustapha-----まあ、厳密いにいうと違うけどねえ。言葉遊びみたいなものかな。「Some-One」の元のタイトルは「Some」だけだったんだけど、それだと物足りないから「Some-One」にしてみたんだ。「Someone」と書けば「誰か」という意味だけど「Some-One」は「誰か」とは言えないからね。「One」に続く曲なので「Two」にしてみたんだ。
ミドル・ムスタファ-----説明になっているのかどうか良く解りませんが、とにかく曲どうしもつながっているし、ちょうど良い感じではありますねえ。それにしても「Some-Two」の日本語訳が「誰・かか」というのはヒドイですねえ。
Little Mustapha-----それはボクの責任じゃないからね。Dr.ムスタファ的にはそういう解釈をしたということじゃないか。まあ、意味がないよね。
ミドル・ムスタファ-----でも「Some-Two」もこれだけじゃ意味が解りませんしね。
Little Mustapha-----ということで、納得していただけたでしょうか?
ミドル・ムスタファ-----何も納得してませんが、それで納得したということにしておきます。

13曲目:"Reflection"について

ミドル・ムスタファ-----いつものサビのないロックシリーズですね。
Little Mustapha-----そうだけどね。その呼び方は何だかなあ。サビがないからロックじゃないという人もいるかも知れないぜ。
ミドル・ムスタファ-----それじゃあ、何なんですか?
Little Mustapha-----「悪のイージーリスニング」だよ!
ミドル・ムスタファ-----なんだ。
Little Mustapha-----なんだ、じゃなくて…。それよりも、サビがないシリーズの利点を特別に教えてあげるとね、こうすると歌詞を考える量が少なくて済むんだよ。
ミドル・ムスタファ-----それは利点かどうか解りませんが。それにサビがあったらサビの歌詞は使い回せるからあんまり変わらないんじゃないですか?
Little Mustapha-----サビだから歌詞が同じで良い、なんて誰も決めてないよ。でもよく考えたら、サビはあってもなくても、歌詞が長くなる時は長くなるし、そうでない時もあるし。ということで、サビのないシリーズの利点に関しての発言は撤回します。
ミドル・ムスタファ-----なんですか、それは?どうでもいいことは言わないでくださいよ。しかも、曲に関して何も言ってませんが、良いんですか?もう次に行ってしまいますよ。
Little Mustapha-----それじゃあ、一つだけ言っておくと、エンディングが格好いいからちゃんと最後まで聴いてね!
ミドル・ムスタファ-----なんで聴く人へのメッセージなんですか?しかもエンディングが格好いいって。それは「プレゼントの応募方法は番組の最後に」と一緒ですよ。
Little Mustapha-----あと「正解はCMのあと」とかね。「続きはWebで」とか。
ミドル・ムスタファ-----それはちょっと違うんじゃないですか?
Little Mustapha-----なんだ、バレたか。ああ、そうだ!これを言い忘れてはいけない大事なことがあったんだけど。きれいな夕焼けよりも、きれいな朝焼けの方がよりきれいだよ!
ミドル・ムスタファ-----もう時間切れなので次いきます。

Little Mustapha-----なんだ、ケチだなあ。それじゃあ、早く終わらせたがっているミドル・ムスタファのために恒例のコーナーその2でございます!
ミドル・ムスタファ-----まだやるんですか?というか、もしかしてあともう一回あるんじゃないでしょうね?
Little Mustapha-----一回というか、これをいれてあと三回だね。計算間違えたから、一つ多く恒例コーナーの予定を作ってしまったよ。ガッハッハッハ!
ミドル・ムスタファ-----ヘンな笑いで誤魔化さないでくださいよ。でも「Phase」の間に入れるならあと一回しか出来ませんよ。
Little Mustapha-----大丈夫だよ。隠し要素があるんだから。そんなところ気にしている間にどんどん時間が経ってしまうよ。
ミドル・ムスタファ-----まあ、そうですね。それじゃあ早くやりましょうよ。
Little Mustapha-----それでは早速、オリジナルキャラクター第1弾の発表です!

brainboy

Little Mustapha-----髪の毛が脳ミソになっている!ブレインボーイ君でございます!
ミドル・ムスタファ-----でございます、と言われても、何ですかこれは?さっきのブレインマンと関係があるんですか?
Little Mustapha-----本当はそうしようかと思ったけどね、実は"Brainman"の歌詞の最初にブレインマンは小さな男の子と書いてあるんだよね。だから、このブレインマンではないブレインボーイとはいったい何なのか?という謎でございます。
ミドル・ムスタファ-----ございます、とか言って誤魔化してませんか?それに「言っとくけど、やったのオレじゃないからね!」というのは何ですか?
Little Mustapha-----それはブレインボーイの口癖でね。イタズラ好きのブレインボーイはいつもイタズラが見つかって怒られる前にこう言うんだよ。髪の毛が脳ミソになってるクセにね。
ミドル・ムスタファ-----脳ミソとは関係ないと思いますが。でもアレが髪じゃなくて脳ミソだと思うと気持ち悪いですよ。
Little Mustapha-----そうだね。それからブレインボーイは股間がかゆい。
ミドル・ムスタファ-----いつでもかゆいんですか?
Little Mustapha-----おそらくそうだろうねえ。かゆくなくてもクセで股間に手が行ってしまうしね。それが気になってイタズラしたブレインボーイを叱ろうとした大人は叱る気がなくなるという話もあるよ。
ミドル・ムスタファ-----話もある、とか言っても、考えたのはあなたじゃないんですか?
Little Mustapha-----そうだけど、あんまり決めつけてしまうとそれ以上想像がふくらまないから、あとは見た人が考えてくれたら良いんだよ。
ミドル・ムスタファ-----へえ。ということでブレインボーイでした。
Little Mustapha-----ちょっと、キミがしめるなよ。
ミドル・ムスタファ-----ああ、失礼。もう何も言うことがないと思って。まだ何かあるんですか?
Little Mustapha-----いや、ないけどね。ということでブレインボーイ君でした!お次は…?

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