"ridiculous --悪のイージーリスニング--"
完成記念インタビュー・アンド・オマケコーナー!

14曲目:"Nicotin 1/2"について

ミドル・ムスタファ-----なんだかカロリーハーフのニコチン版みたいですが。
Little Mustaphaml-----そう見えても仕方ないけど2曲あるニコチンシリーズの一つ目ということだよ。ニコチン切れのイライラにまかせてイライラしそうな曲を作ることにしたんだ。こっちは実際のニコチン切れの時に作ったのではなくて後日談だけどね。
ミドル・ムスタファ-----確かに耳障りな音ですけど、人によっては普段のあなたのやっているような曲にイライラすることもありますしね。
Little Mustapha-----それは考えてはいけないことですよ。それからなぜかアルバム一枚につきもれなく使用されるフレットレスギターはこの曲で使ったよ。始めは使わない予定だったけど、追加してみたらニコチン感がさらにまして良くなったんだよね。
ミドル・ムスタファ-----ニコチン感って何ですか?
Little Mustapha-----知らないけど、そんな雰囲気の音になったということだよ。それにこういう感じの曲なら半音以内でずれた音を出してもチューニングのずれには聞こえないしね。人はどう思おうとボクは気に入ってる曲だな。それに喋るギターとか。
ミドル・ムスタファ-----アレはちょっと反則気味な喋るギターですよねえ。
Little Mustapha-----まあねえ。あまり多用すると飽きられるけどね。演奏は楽しいんだよね。

15曲目:"Firing"について

ミドル・ムスタファ-----今回はこういうメタルではないメタルのようなヘンな曲が多いですねえ。
Little Mustapha-----ホントは全部こういう曲にしようかとも思ったんだけどね。それはやりすぎだし、すぐにネタが切れてしまうから無理だったよ。最後のオマケ的な部分が何か良い感じになって好きなんだけどね。懐かしい感じがするよね。
ミドル・ムスタファ-----まあ、そうですね。それから、またヘンな会話がありますね。
Little Mustapha-----オモシロカンバのこと?
ミドル・ムスタファ-----ああ、それでも良いですけど。アレは一応曲のタイトルにあわせた内容なんですか?煙が出てるとか。
Little Mustapha-----まあね。あれを付け加えたことによってこの曲の感じがまったく変わってしまったけど、こっちの方がよりバカげてるでしょ。
ミドル・ムスタファ-----そうかも知れません。でも曲の内容が解りやすくなっているという点ではバカげた感がなくなってしまう恐れもありますよ。
Little Mustapha-----そこまで考えるとはキミもなかなかバカげてきたじゃん!
ミドル・ムスタファ-----そういうことではないですけどね。

16曲目:"Files"について

Little Mustapha-----これは恐ろしい歌だよね。
ミドル・ムスタファ-----そうなんですか?
Little Mustapha-----世界の終わりに関する歌なんだぜ!
ミドル・ムスタファ-----そういわれるとそんな感じですが。何でそんな歌を作るんですか?
Little Mustapha-----何というか、適当に思いついたフレーズをホワイトボードに書いていって作ってたら、最終的にこうなっただけなんだけどね。最初に「Files」というタイトルだけ決まっていたんだけど、そこからじゃ何にも発想が広がらなくて、苦労して言葉を埋めていったらなんとなく恐ろしい感じになってしまって。それが次の曲に上手くつながっているとも言えるから、まあ良いのではないでしょうか。
ミドル・ムスタファ-----良いのならそれで良いですけど。

17曲目:"Save the Earth"について

Little Mustapha-----これは曲を全部作り終わった後にオモシロカンバが出来上がって、それに曲を付けたから曲は適当なんだけどね。
ミドル・ムスタファ-----ロボットが人間を抹殺しようとしているということですか?
Little Mustapha-----まあ、そんな感じ。でも実を言うと、これはボクとカタコト日本語ソフトが会話をするという設定で作り始めていたんだよ。それだとつまんなくなりそうだから、登場人物を増やしてオールカタコトで作り直したんだ。だから、その場にいないはずのボクが後半では「あそこにいるLittle Mustapha」という感じで登場してしまったりしているんだ。
ミドル・ムスタファ-----基本的ミスですね。
Little Mustapha-----まあ、ソフトに喋らせるのが大変でその辺はなかなか気付かないからね。関係ないけど、音楽がちょっとヘイローっぽいのが良いよね。途中でヘイローみたいだ、とか思ったらどんどんヘイローになってしまったよ。
ミドル・ムスタファ-----パクリと言われないように気を付けてくださいよ。
Little Mustapha-----パクリじゃなくて「影響を受けた」とすれば大丈夫!

18曲目:"the Clock Strikes You @ 7"について

ミドル・ムスタファ-----これまた悪のイージーリスニングですね。
Little Mustapha-----そうだね。これが理想的な悪のイージーリスニングに近いかな。というか、ホントのイージーリスニングってどんなのだか知ってる?
ミドル・ムスタファ-----さあ、どうなんでしょうねえ?
Little Mustapha-----ボクも良くわかんないんだけどね。庶民的なデパート、あるいは大きなスーパーみたいなところで流れているような曲なのかなあ?
ミドル・ムスタファ-----でも、アレはアレで独自のジャンルみたいな気もしますが。
Little Mustapha-----なんだか難しいなあ。こうなったら世の中の全てが悪のイージーリスニングになったらイイんだ!
ミドル・ムスタファ-----急にヘンなことを言い出すのはやめてくださいよ。
Little Mustapha-----そうだね。別にどうでもいいことだから言わなくても良かったけど、言ってみたんだよ。というかこの曲、同じメロディーがいろんな形で登場するのが面白いでしょ。こういうのは子供向けに音楽を教える時に最適なんだけど、どこかの学校で使ってくれないかなあ。
ミドル・ムスタファ-----使うわけないですよ。
Little Mustapha-----でも、そうなったら未来の音楽はこんなのばかりでスバラシイとは思いませんか?
ミドル・ムスタファ-----思いませんよ。
Little Mustapha-----思わないならしかたがない。ちなみに最後のほうはFaith No More の「Epic」の終わり方に似せてみました。
ミドル・ムスタファ-----それはパクリではなくて影響を受けたということですね。
Little Mustapha-----もちろん!

19曲目:"Miss.Nowhere Again"について

Little Mustapha-----ドコデモナイ嬢再登場!ということでそのまんまのタイトル。
ミドル・ムスタファ-----でも前回はあなたの曾祖父だかが歌っていたという設定でしたが今回はあなたが歌ってることになってるんですか?
Little Mustapha-----それはそうだよ。ドコデモナイ嬢は誰のところにも現れるからね。もちろんキミのところにもね。
ミドル・ムスタファ-----その展開はなんだか前にもあったような気がするのですが。そのドコデモナイ嬢はどうやって現れるんですか?
Little Mustapha-----キミがここにいる時にドコデモナイ嬢はあそこにいて、キミがあそこにいる時にドコデモナイ嬢はここにいる。振り向けばそこにいるはずなのに、振り向くとまた別の場所に。
ミドル・ムスタファ-----全然意味が解りませんが。それよりも最後の方にはダレデモナイ嬢というのも出てきますが。
Little Mustapha-----ダレデモナイ嬢は…、なんて言うかドコデモナイ嬢の妹じゃないか?
ミドル・ムスタファ-----そこは決めてなかったんですか?
Little Mustapha-----ダレデモナイ嬢は必ずしも誰のところにも現れるとは限らないからね。でもドコデモナイ嬢とダレデモナイ嬢の微妙な関連性はあなどれないよ!
ミドル・ムスタファ-----また適当に誤魔化そうとして。
Little Mustapha-----でも、気を付けないといけないのは、もしも偶然ドコデモナイ嬢に出会ってしまうと、会った人はダレデモナイになってしまうからね。恐ろしい話だよ。
ミドル・ムスタファ-----それって、今考えませんでした?
Little Mustapha-----バレたか。

ミドル・ムスタファ-----それじゃあ、そろそろ恒例のコーナーですか?
Little Mustapha-----ああ、そうか。それじゃあオリジナルキャラクター第2弾!

I am ROBOT

Little Mustapha-----「I AM ROBOT」です!
ミドル・ムスタファ-----というか、名前はないんですか?
Little Mustapha-----多分「I AM ROBOT」が名前なんじゃない?だから「I AM ROBOT」君と言った方が良いのかな。
ミドル・ムスタファ-----どうでもいいですが、情けない感じのロボットですねえ。
Little Mustapha-----そんなことを言ってると酷い目にあうぞ。両目からはリディキュラス光線を出すし、頭のアンテナからはヘンな電波を流してるんだから。オマケに人間が大嫌い。
ミドル・ムスタファ-----「オロカナ・ニンゲンドモヲ・ニクメ!」って言ってますしね。
Little Mustapha-----彼の弱点はね、左手の円錐形みたいな部分がなんなのか解らないところなんだ。
ミドル・ムスタファ-----そうですねえ。あれはドリルかと思いましたが、よく見るとドリルには見えませんしねえ。伸び縮みしそうでしないような感じですし。
Little Mustapha-----アレはいったい何なんだろうねえ?
ミドル・ムスタファ-----あなたが知らないんじゃ誰にも解りませんよ。
Little Mustapha-----じゃあ、あれは「最終手段」ということにしておこう。
ミドル・ムスタファ-----「最終手段」といっても何の最終手段なんですか?
Little Mustapha-----何の、といわれても「最終手段」なんだから、最終的にはあの左手を使うんだよ。疑問の余地はないよ。最終手段だから「最終手段」なんだよ。
ミドル・ムスタファ-----そんなワケの解らないことを言ってると私の「最終手段」を使いますよ!
Little Mustapha-----いや、それはカンベンしてくれ!

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