コアゲーマーはそんなゲームやらん!と思われるかもしれませんが、私はコアゲーマーでも課金して強くなるゲームをやるのです。なぜかというと、前回からの流れでそうなっているからです。
前回はもっと多くゲーム内課金のあるゲームを書く予定だったのですが、スヌーピーちゃんに色々書きすぎて結局一つだけになってしまいました。でも、絵(というかキャラクター)だけを変えて中身は全部同じシステムとさえ言われることもある課金ゲーですから、ひとつやれば十分ということもあるかも知れません。
そして、第二回目の今回はどのゲームについてかというと、iOS、Androidでもストアではトップで紹介されている大人気ゲー「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」であります。
マジで?!という感じもするかもしれませんが、私がこれまでやって来たゲームの種類を知らなければ気にならないことなので、どうでも良いのです。(ついでに書いておくと、私は知る人ぞ知る無類のクイズ好き。)
重要なのは課金をしないことです。ゲームの内容に関して色々とツッコミを入れつつ感想を書きながら、課金なしでどこまで楽しめるのか?という事を考察(?)していきたいと思うのです。
大雑把ではありますが、ゲームの内容を説明しておきます。クイズRPGと書いてあるようにRPGでありつつクイズも楽しめるゲーム。RPGの戦闘部分がクイズ形式になっていてクイズに正解すると攻撃が出来るというシステムなのです。
クエストをクリアしながらゲームを進めていくのですが、クエストを遂行するのに魔力を消費したり、戦闘は主人公本人が直接戦うのではなくて、主人公の持っているカードと敵の持っているカードが戦うとか、今風な設定でもあります。
細かいことを考えるとこれはRPGと言っていいのか?という内容でもあるのですが、レベルアップしたり、カードを強化したり、さらには魔法とかのファンタジー要素がある(!)ので、おおまかな感じでRPGと言っても文句は言われない内容ではあります。
というよりも、RPGとは何なのか?とかゲーム哲学的なことを考えるような人はあまりいないので、そこは問題にならないですし、それだからこそこういうゲームが人気になるのですし。多分、最近流行っている課金制度のスマホゲーとういのはこういう感じなんだろうな、という事は解ってきます。それはともかく、今回の本題に入っておきましょう。
出だしは上々?
まず最初にちょっと疑問なのですが、このゲームってクリアという概念があるのでしょうか?なんとなくオンラインで色々とやるゲームというのはクリアがなくて延々と続くというイメージなのですが。もしそうだとすると、ゲームをやる目的が曖昧になってしまいます。普通にオンラインのゲームを楽しむというのなら、それが目的で良いのですが、私としては課金しないでクリア出来たら大成功!ということにしたいのです。ただ、今はまだゲームの途中なのでどうなるか解りませんし、考えなくても良い事かもしれませんが。とにかく、課金なしでやっているこれまでの事を書いていくことにします。
ゲーム内課金があるといっても、もちろん課金しないとプレイ出来ないワケではありません。ただし、そこは商売ですので上手いこと課金したくなるような展開になってきます。
前回書いたスヌーピーちゃんゲームと同様に、このゲームにも複数の貨幣のようなものがあります。その中でも「クリスタル」というのが重要で、強いカードを手に入れたり、ゲームを続けるのに必要な魔力を回復したり、ゲームオーバーになった時やコンティニューする時などに必要になります。
最初の方だとゲーム再開するまでにかかる魔力の回復時間も少ないですし、ちょっと休んで続けるというやり方をしていると結構進めたりします。そうやってコツコツとクエストを進めていくとクエスト達成のボーナスとしてクリスタルをもらえたりするので、上手くやると数日で30〜40クリスタルぐらい貯めることが出来ます。(ゲーム開始時の特典でもらえたクリスタルも含まれているかも知れないので20〜30ぐらいにしておいた方がいいかな?)
しかし、そのあたりになってくるとレベルが上って魔力の全回復にはかなり時間がかかるので、長い時間遊ぶことが出来なくなってしまいます。そうなったらクリスタルで魔力の回復をするのも良いかもしれません。あまり使いすぎてしまうと後々困るので、クリスタルは少なくとも10以上は残しておきたい。(私は常に30以上じゃないと気が済まないので、そうしています。魔力回復にクリスタルを使うか、コンティニューに使うか、どっちが良いのか?というとその時によるのですが、コンティニューに使うと下手をすると10ぐらいクリスタルを消費したりもしますし。)
さらに、この頃になってくるとトーナメントというのに参加しないと続きができない、という話の展開になってきて、そっちにも興味が行くようになります。トーナメントというのはオンライン上のプレーヤー達が集まって誰が一番早く(基本的にはクリアまでの回答数を少なく)トーナメント用のステージをクリア出来るかを競い合うものです。
ここで課金してない無料プレーヤーは「なんか私の使ってるカードってショボくね?」とか思ったりすると思います。トーナメントをやると上位になる強い人は見たことないキャラのカードを使っていたりするのです。
自分のカードがショボいだけなら良いのですが、実はそのままだと後々ゲームを続けるのにけっこう厳しい展開になってきたりするので、カードがショボくて弱いと思ったら、思い切って持っているクリスタルを使って強いカードが出るガチャに挑戦するのも良いかも知れません。
ここで重要なのは、絵柄が少々気に入らなくても強いカードが出たらそれで我慢することです。無料プレーヤーの楽しみはガチャ自体にはないのです。上手いことカードを集めて合成してカードを強化したり進化させたり、そっちに楽しみの重点を置いた方が良いのです。だって、昔やってたRPGの面白いところって、そういうところだったし。
だんだんと過酷に
クリスタルの使い方のコツが解ってきたり、そこそこのカードを手に入れたりして良い感じになってきたと思ったのもつかの間、プレーヤーのレベルが上ったりすると敵を倒すのが難しくなってきます。プレーヤーのレベルに対して持っているカードが弱いということかも知れません。
そういう状況は参加するトーナメントの後半で如実になってきます。前半はクイズを間違えなければ上位にランキングされているのですが、最後の強い敵になるといくらクイズに答えても敵の体力が全然減りません。そうしている間に、恐らく強いカードを持っているであろう他のプレーヤーがどんどんそのトーナメントをクリアしていって、最終的には一位だったのが十位以下とか、そんなことも珍しくない状態になっていました。
こうなってくると私の性格上、悔しくて何度もトーナメントにチャレンジしてしまうのですが、それは駄目だということに早く気づかないといけません。クイズを間違えずに全部答えても下位になっているのだから、どう考えても勝ち目はないのです。
トーナメントとは、つい課金して強いカードを手に入れたくなってしまう恐ろしいシステムなのですが、課金したら負けルールでやっている私はグッとこらえます。これはかなり難易度が上がってきた感じです。
しかし強いカードを手に入れる以外にも、手持ちのカードを成長させることによって強化出来るのです。「進化合成」というのがそうなのですが、これをやるにはカードごとに決められた進化合成用のカードを揃えないといけません。それは主にクエスト内の「イベント」というので手に入るので、行き詰まったらそのイベントを中心にやるしかありません。
進化用のカードを手に入れるといってもいつどんなカードが手に入るのか?ということが解るようになるまで結構時間がかかったり、しかも必ず手に入るとは限らなかったりするのでこれはこれでやりがいのある作業になってきます。
さらに進化させることに成功しても、進化後はカードのレベルが1に戻るので、今度はそのカードのレベルを上げる作業も必要だったりします。そこで、また通常のクエストやイベントなどをやっていく、ということになるのです。
こういうのは昔(というか現在もか?)のRPGで弱い敵を倒し続ける「レベル上げ」の作業みたいなことですけど。それに比べるとちょっと複雑ですし、本編のクエストも少し続けられたりするので、もしかするとレベル上げ作業はこのゲームのほうが楽しいかも知れません。
だんだんとクセになる
こんな感じで楽しみどころをビミョーにずらして遊んでいると、カードがショボくても楽しめてしまうのです。何よりもクイズが基本になっているというところがこのゲームの良い所かも知れません。
6つのジャンルと3つの難易度があるクイズなのですが、真ん中の難易度でも結構答えられるぐらいのユルさが私にはちょうど良かったりしますし。ネットに接続しているので恐らく問題は常に更新されているはずですし。クイズ好きならば、という条件付きで課金なしでも楽しめるのではないでしょうか。
或いは、あえて無理な難易度に挑むのが好きなゲーマーならそこも楽しめるかもしれませんが。さっき書いたように、トーナメントなどではいくら頑張っても上位に入れなかったりしたのですが、地道にカードを強化して一位になれた時には、あのなんとも言えないクリアした時の達成感が味わえましたし。
何度も失敗しながら攻略法を見つけるのと、コツコツとカードを強くしていくのはビミョーに違いますけど、努力が報われる感じというのは気持ちが良いものです。
逆に言うと、クイズじゃなかったらすぐにやめている、ということになるかも知れません。もしくはクイズだけでもそのうち飽きるというかも知れませんが。クイズにRPG的な要素というのがちょうど良いのでしょう。
できればRPG部分をもっとRPGらしくして欲しいとも思いますが。ただし、そういうところが高度になってくると取っ付きにくいと思う人もいそうですし。それに、私がやっている初代iPadでは動かなくなるような気もしますけど。(それはどうでも良いですが、今でもしょっちゅうメモリ不足でアプリが落ちてます。)
そして、難易度高騰中…
ゲームが進行中なまま書いてきた今回の課金ゲー大特集なのですが、実はさらなる窮地に立たされている感じになってきています。これまではカードを集めつつ強化しながら、適当にトーナメントにも参加してやっていれば問題なかったのですが、クエストで敵が強くなって倒せなくなってきているのです。
今のところ何とか倒せているのですが、このままいけば今持っているカードをどんなに強化させても敵を倒せなくなるのではないか?という状況です。
もしも本当にそうなった場合はどうするべきか。ちょっとずつもらえるクリスタルで良いカードを手に入れるという方法もあるのですが、実はこれまでコツコツ育ててきたカードに愛着がわいてしまって、今の編成を変えたくないとか思っているのです。そんな感じなので、そうなったら無理をせずに終了ということで良いですかね。
そして、上に書いた内容から数日たって、さらに難易度が増してきた感じがする進行中の大特集でもあるのですが。上の状態からさらにちょっとレベルアップとかしたら、今度はクイズの問題が難しくなってるのです!
さらに、難しくないと見せかけて引っかけ問題かよ!という問題も出てきたり。こういうふうになってくると「金出さないと楽しめないのかよ!」とアプリのレビュー等で怒ってる人がいるのは納得なのですけど。
これも進行中な感じで書いている途中で気づいたのですが、アプリのインストールのためのストアのレビューとか読んでるとアンチ課金ゲーな意見が多いようです。怒りたくなる気持ちは重々承知ですが、ここは実力で何とかしましょうよ!と、思うのですが、この辺は作る側がコントロールできてしまう部分なので、どうにもならないことでもあります。でも私はビタイチモンプレイで楽しみますよ。だってタダでインストールできるのですし、それは払わなくても良いですよ、という事ですし。
というよりも、こういう感じのゲームよりも、ゲームがオモシロいから買うみたいな、そういうのはもうこれからは無くなってく方向なのか?と思うと寂しいのですが。今だってガチャとかなくてもオモシロいゲームはオモシロいんですけどね。
おまけコーナー!
ダラダラ長くなってスイマセンという事になってきましたが、最後に「私の考えた最強カード」を掲載してみたりして。
「凍えるエムゾネス」
- アンサースキル「イジメテホシーノ」:正解すればするほど敵が強くなっていく。
- スペシャルスキル「ギリギリエムゾネス」:見方全員の体力がギリギリになってしまう。
RestHouse(ブログ)ではけっこうお馴染みだったりするエムゾネスがカードに!地球侵略を企む大ナゼナン団のハムスター教授の右腕でもあるドMの女戦士という設定になっているエムゾネス。
カードでは吹雪の中にお馴染みのスクール水着姿で凍えて喜んでいるようです。
カードを進化させてもランクはずっと「M」のままなのは当然。その前に「M」なんてランクはこのゲームにはないのですが、それだけ特殊なカードでもあるのかも知れません。そして、恐らくスゴく弱いので捨てたくなるのですが、特殊なので捨てるのはもったいないというジレンマとかも。きっとMな人は持ち続けるでしょう。
「未来感覚ナンデ君」
- アンサースキル「ミスタップ」:どうしてもタップする場所を間違えてしまって、正解にならなくて「なんで…?」という気分になる。
- スペシャルスキル「弱点克服」:クイズのジャンルがすべて苦手なものになって「なんで…?」という気分になる。
こちらはRestHouseだけではなくてスズキ・ピヨニカさんのコーナーにも登場する人気キャラ(?)
人々の「なんで…?」という気分が好物なのでこのカードを使うと「なんで…?」と思ってしまうことが多くなるでしょう。
そしてカードのランクがPG12なのは、ナンデ君は時々全裸の美女に変身することがあるからです。
こっちはこの記事の更新直前に描かれたので手抜きです。
時間がなくて二枚だけでしたが、おまけコーナーでした。
<!-- ナンデ君変身後の想像図が描かれているのはGoldバージョン限定レアカード!-->(追記:この記事はLittle Mustapha's Black-holeがGoldバージョンとSilverバージョンに分かれている時に書かれました。この記事はGoldバージョン版です。)
ということで、攻略法でも感想でもない良く解らないゲームネタで大特集をダラダラやってしまったのですが。課金ゲーが流行ってきて、ゲーム本来の楽しみがなくなるのはなんか寂しいなあ、という気持ちもあったりしたので、そういう意味も込めてビタイチモン払わないというのをやってみたりしたのです。なので、今回書いたゲーム自体を批判しているということではないので怒らないでください。
今回は二回に分けて更新回数を稼いだのですが、次は三回に分ける作戦の大特集なのか?ともいわれていますが、逆に面倒なのでやらないともいわれています。お楽しみに。