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#159 「13」 2014-11-12 (Wed)

 昔は新聞、今スマホ。それは何かというとトイレに持ち込むものの今と昔の違いという事ですが。トイレに限らず移動中などのヒマな時には読み物や音楽があると退屈せずに済みますし、色んなものがスマホやタブレットに入っているのは良い時代になったという気がします。


 しかし気になるのは、いつそういうものを使うのか?という事でもあります。基本的にスマホやタブレットは軽いのでどこにでも持って行けますが、防水でない限り浴室では使うことが出来ません。そこで浴室でも使えるようにする防水ケースや防水のスピーカーのようなものが作られているのです。それはつまり浴室でスマホやタブレットを使いたいと思っている人が沢山いるという事です。

 入浴時間を快適にするためにそういうものを使って浴室で動画などを見たりするのは「お風呂好き」なのか?そうでもないのか?というところが気にならないでしょうか。私はけっこう気になる。なので実際に私がタブレットやスマホのような暇つぶしグッズをどのように使っているか、という事を考えながら考察していきたいと思うのです。

 私の場合、電車で移動中は音楽を聴くことが多いです。そしてトイレには本を持って入ります。それはなぜかというと、そういう時間は何もしていないでいるには退屈すぎて苦痛だからでしょう。

 しかし、電車が好きな人も沢山います。そういう人は電車の動く音を聞きながら、その時に乗っている電車の事を考えたり、車窓から見える景色を眺めたり、そういう事を楽しむのでしょう。そして、トイレが好きな人は音を聞いたり、ニオイを…。まあ、そういう事かも知れません。

 そう考えると、お風呂で快適に過ごしたいということで防水グッズを買うのは、自ら風呂嫌いをアピールしているようなものでもあります。その点で言うと私はかなり風呂好きなのではないか?とも思うのです。

 以前に一度、ジップロックを使う裏技でスマホを浴室に持ち込んだことがあるのですが、浴室でスマホをいじっていると少しも風呂に入った気がしませんでした。風呂に入ったらやっぱり、湯船につかった時の「フーッ…」とか「アーッ…」とか、そういうのを楽しみたいですし、さらに何も考えない時間も必要なのです。その何も考えない時間こそが風呂の醍醐味でもありますし。コレこそ風呂好きのすることなのです。防水スピーカーや防水ケースなんて買う人は風呂の有り難みが解っていない人なのです!

ミドル・ムスタファ-----あの…、大丈夫ですか?

Little Mustapha-----うわ、ビックリした!なんだよ急に?

ミドル・ムスタファ-----なんだよ、って。今日はLMBの開設記念パーティーやるって、あなたが言ってたんですよ。

Little Mustapha-----ああ、もうそんな時間なのか。なんだか開設記念日のアレで色々とやることがあって大変だったから、その勢いでBlack-holicの特集とか出来ないかな?とか思ってたんだけどね。勢いだけじゃダメだって事だよね。

ミドル・ムスタファ-----勢いだけっていうか。風呂とかトイレとかで盛り上がってる意味が良く解りませんけど。

Little Mustapha-----でも、最近やけに多いからね。防水スピーカーとか。テレビ付きのお風呂とか。だけど、いつでもどこでも何でも出来る時代にこそ、なにも出来ない風呂場は必要だと思うんだよ。


Dr. ムスタファ-----なんだ、今日は最初からずいぶん盛り上がってるようだな?

ミドル・ムスタファ-----ああ、来ましたね。

ニヒル・ムスタファ-----先生が歩くの遅いからちょっと遅れたけどな。

Dr. ムスタファ-----アレはわざとゆっくり歩いていたんだよ。暮れゆく日の中を思索にふけりながら歩く。そういう余裕がないと新しい発見は出来ないんだよ。

ニヒル・ムスタファ-----人と一緒の時にそれをやられると困るんだけどな。

Little Mustapha-----つまりDr. ムスタファはゆっくり歩くのが大好きだからスマホもタブレットもいらないって事だな。

Dr. ムスタファ-----なんだそれは?

ミドル・ムスタファ-----いや、なんでもないです。…まあ、なんでもないことはないですけど。いちいち説明していると面倒なことになりそうなんで。でも、歩きながら思索にふけるというのは、やっぱり歩くのが退屈だからものを考える、って事じゃないですか?

Little Mustapha-----うーん。それはそれで哲学的だなあ。

ミドル・ムスタファ-----別にそこまで深く考えてないですけど。あなたの考えだと、歩くのが好きなら頭の中には歩くことばっかりじゃないといけない、って事になりますよ。

ニヒル・ムスタファ-----だから、意味わかんないんだけど。今日は開設記念日のパーティーじゃないのか?

Little Mustapha-----そうだよ。キミ達が去年は記念パーティをやらないからダメなんだとか、そんな感じだったしね。せっかく特集コーナーとしての役割を取り戻しかけているところでこんなことをしないといけないんだよ。

ミドル・ムスタファ-----なんですかそれは?特集をやる時間はいくらでもあったのに、ヒマな時にやらないからいけないんですよ。

Little Mustapha-----でも、ヒマな時にはスマホとかタブレットとかあるからね。

ニヒル・ムスタファ-----結局やる気がないから出来ないんだぜ。

Little Mustapha-----まあ、そうかも知れないけど。でも今回はトップページの時計も新しくしたし、けっこう頑張ったんだし。うーん…。まあまあなのだ!

ミドル・ムスタファ-----変なキャラやられると何て返して良いか解りづらいからやめて欲しいんですが。

Little Mustapha-----ウィ…。

Dr. ムスタファ-----どうでもイイが、そろそろ食べ物とか飲み物とかないのか?歩いてきたら疲れてしまったぞ。

ニヒル・ムスタファ-----あんなにゆっくり歩いて疲れてるのかよ。

Dr. ムスタファ-----重大な発見があるかも知れない思索の時間にどれだけ体力が必要か、キミには解ってないようだな。

Little Mustapha-----どうでもいいけど。そろそろ始めようか。…というかマイクロ・ムスタファはまだ来てない…よね?

ミドル・ムスタファ-----えーと…。そのようですね。

ニヒル・ムスタファ-----なんだ?また変な理由で来ないのか?

Little Mustapha-----いや、特に連絡はないけど。というか、もしかしてメールとかまで存在感なくて気付いてないのか?…と思ったけど、メールは来てないし。普通に遅刻なんじゃない。

Dr. ムスタファ-----遅刻してくるヤツを待ってる事はないしな。早く始めようじゃないか。

ニヒル・ムスタファ-----先生そんなにお腹空いてるの?というか、ここには期待できるような食べ物と飲みものがあるかどうか、そこから心配しないといけないんだぜ。

Little Mustapha-----それは失礼な。去年のクリスマスはタルタルソース縛りで気持ち悪くなったから、今回はちゃんと料理をしてあるのだよ!

ミドル・ムスタファ-----とにかく始めましょうよ。

Little Mustapha-----そうしましょう。

 ということで、解りづらい感じでしたがとにかくLMBの開設記念日のパーティーが始まるようです。しかし、去年のクリスマスでゴタゴタしていたことは解決したような感じでしたし、今回は何も起きないかも知れない彼らのパーティー(という名の酒飲みの集まり)。でも変なことが起きてばかりのこれまでが異常だったのかも知れませんし、たまには普通の開設記念日のパーティーでも良いのかも知れません。

Little Mustapha-----それじゃあ、ウィスキーをバケツに入れて水で割ったからみんなコップにくんで。

ニヒル・ムスタファ-----なんでこんな飲み方なんだよ。普通の酒は普通に飲もうぜ。

Little Mustapha-----まあ、そうだけど。どうせ最後まで水で割って飲むんだから、最初から水割りにしておいたら良いってことだし。そんなことよりも、マイクロ・ムスタファはまだ来てないよね。

ミドル・ムスタファ-----まだのようですけど。

Little Mustapha-----ちゃんと確認しないといつの間にか来てたりするからね。ビックリしないようにしておかないと。

Dr. ムスタファ-----そうする意味はあるのか?

Little Mustapha-----まあ、ちょっと気になっただけだけど。それじゃあ、コップに水割りをくんだら、そろそろ乾杯しようか。それじゃあ、せーの…!

一同-----メリー・13周年!イェーイ!(ドンドンドンドンドン!パフ♪パフ♪)

ニヒル・ムスタファ-----なんでこんなノリなんだよ!

ミドル・ムスタファ-----なんだか一昔前のバラエティ番組みたいですよ。

Little Mustapha-----良いねえ、その反応。実は某所でやったネタの使い回しでもあるんだけど。たまにはこういう盛り上がり方も良いかな、ってことだしね。

ミドル・ムスタファ-----まあ、気分を変えるのは良いですけど。こういうのは恥ずかしいからあんまり…。

Little Mustapha-----そうはいってもさ。今年は13周年なんだよ。ということはけっこう不吉な年だったりするんだし、変なテンションで乗り切るっていうのも一つの手なんだよ。

ニヒル・ムスタファ-----というか日本人ならそんなに「13」にこだわらなくても良いんじゃないか?

Little Mustapha-----でも、Little Mustapha's Black-holeっていうのは、日本でいち早く西洋かぶれをやり出したサイトって感じだしね。みんなも気付いていると思うけど、最初の方の開設記念日のパーティーなんて誰もハロウィンとか気付いてなかったけど、今では日本中が大騒ぎの体たらく。

ミドル・ムスタファ-----別に「体たらく」とかいって否定しなくても良いと思いますけど。

ニヒル・ムスタファ-----まあ、でもアレは明らかに企業の思うつぼって感じがするぜ。

Little Mustapha-----そうだよね。それで景気が良くなるんなら良いのかも知れないけど、昔からハロウィンにこだわってきたボクらが一文も得しない、っていうのが腹立たしいんだよね。

ニヒル・ムスタファ-----なんだか言ってる事が良く解らないが。ハロウィンが流行るとオレ達が儲かる理由があるのか?

Little Mustapha-----まあ、よく考えたら全くないけどね。

ミドル・ムスタファ-----でもいつも苦労して色々とサイトの模様替えとかしてますしね。その苦労のワリにはあまり報われてないとか、そういう事じゃないですか?

Little Mustapha-----ちょっと、他人事みたいに言われると悲しいんだけど。キミ達だって主要メンバーとしてもっと色々と貢献してくれたって良いんだよ。

Dr. ムスタファ-----我々は十分貢献しているだろう?少なくとも私は様々な科学技術を提供してこれまでLittle Mustapha's Black-holeを盛り上げてきたがな。

一同-----…。

Dr. ムスタファ-----なんか間違えたか?

ニヒル・ムスタファ-----いや、なんていうか…。返す言葉がすぐに出てこなかったって事だけどな。まあ、それだけじゃ足りなかったんじゃないか?

ミドル・ムスタファ-----そんなことよりも、せっかく開設記念パーティーなんですから、目玉でもある新コーナーというか、新要素とか見てみませんか。

Little Mustapha-----オッ、よくぞ言ってくれました!新要素っていっても、最近はトップページの勝手に動くものだけになってきてるけどね。規模が大きくなったり小さくなったり、いろんなパターンがあるけど、コードの中身は一応洗練されてきてるんだよね。そんなこと言っても解らないとは思うけどね。まあ、今回はいろんな意味でまあまあに出来たとは思っているよ。

ニヒル・ムスタファ-----まあ、とにかくいじってみようぜ。

 ということで、マイクロ・ムスタファが来ていないようなのですがパーティーが始まり、今回もリニューアルされた部分に色々とツッコミが入りそうな展開になってました。

ミドル・ムスタファ-----こんなこと言うのもなんですけど、これってちょっと難しくないですかね?

Little Mustapha-----まあ、そうかも知れないけど、これまでの仕掛けのあるシリーズの中では一番まともっていうか、理にかなってる、って言うのかな。

ニヒル・ムスタファ-----まあな。前回のはなんだか解らなかったしな。

Little Mustapha-----実を言うとボクも何があったのか忘れてたりしてね。色々といじってるとレベル2になるっていう仕掛けがあったんだけど、どこで何をすれば良いのか忘れちゃってたり。でも今回はあの画面の中だけで完結してるからね。

ミドル・ムスタファ-----というか、前回はあの動いてる部分以外にもなんかあったんですか?

Little Mustapha-----まあ、そう思われても仕方ないけど、建て増し方式で2012年版を使い回したからね。色々と無理があったりもするんだし。その反省点をふまえて今回は極力シンプル。

Dr. ムスタファ-----シンプルだが、前のに比べると寂しい気もするな。

Little Mustapha-----うーん…。何をやっても批判的な意見しか出てこない人もいるってことだな。まあ、とにかくアレの仕組みについて少し説明するけど。これはちょっとだけネタバレというか、攻略法になるかも知れないから注意しててよね。

ミドル・ムスタファ-----別にボクらは知ってても良いんじゃないですか?そうしないと主要メンバーとしてLMBを盛り上げられないですし。

Little Mustapha-----そうやって攻略法を聞きだそうとか、そういうのは反則だよ。

ニヒル・ムスタファ-----何が反則で何が反則じゃないのか良く解らないんだが。とにかく中身を説明したいなら説明したら良いんだぜ。

Little Mustapha-----うん、そうなんだけどね。少しはもったいぶらないと。それはともかく、今回はレベルが2までじゃなくて、けっこう上がる!その辺の情報は上の方にあるメーターのようなものに表示されてると思うけど。このターミナルでどんなコマンドを実行したかによって経験値がもらえたり。それが多かったり少なかったり、ということだけど。そういえばLMBを始めて間もない頃にもこういうターミナルふうのナビゲーションをやりたくて作ってたりしてたんだよね。今回は13周年記念ということで、特別にお見せしちゃうけど。というか、これって別な形で公開してたことがあったっけ?

ミドル・ムスタファ-----いろんな情報が出てきて解りづらいんですが。今回はターミナルふう、ってことですね。UNIXとかDOS窓みたいな。

Little Mustapha-----そういうこと。というかさっきの画像を作った時とか、まだターミナルとか使いこなせない時代だったというか、OS9使ってたしターミナルは全然知らなかった時期だったかも知れないんだけど。でもあんなのを作るということは、ああいうインターフェイスに憧れてたのかな。

Dr. ムスタファ-----ああいうのはコンピュータって感じだな。つまりテクノロジーなんだよな。

ニヒル・ムスタファ-----全然意味が解らないんだが。それよりも、レベルが上がるとなんか良い事あるのか?

Little Mustapha-----レベルが上がるとAPの最大値が上がったりするんだけど。APというのはアクションポイントって事なんだけど、コマンドの実行にはアクションポイントが必要なんだよね。そして、中にはレベルが低い時だとAPが少なすぎて実行できないコマンドもあったりするワケだよ。これはレベルを上げないワケにはいかないよね。

ミドル・ムスタファ-----それによって何のメリットがあるのか?ってことが解らないとAPが多くなっても嬉しくないかも知れませんが。

Little Mustapha-----実を言うと、まだ大量のAPを消費するコマンドは一つしかなかったりするんだけど。しかも、そのコマンドは呪われているという設定だったりして。詳しくはヘルプビューアで確認してくれたまえ!って事でもあるけど。

ミドル・ムスタファ-----なんですかそれは?

Little Mustapha-----上手いことLMBターミナルの使い方の説明に話題が早変わりってことだけどね。

ニヒル・ムスタファ-----そんな説明してるんじゃ全然上手い感じじゃないぜ。

Little Mustapha-----そうだけど、気にしない!…というか何の話だっけ?

ミドル・ムスタファ-----ヘルプがどうのこうのって。

Little Mustapha-----ああ、そうだった。とりあえず何をして良いのか解らない場合は、入力欄に「?」と入力してエンターを押せば説明が読めるんだし。というか、キーボードのエンターでも多分大丈夫な設定にしてあるから、これは便利だと思うよ。

ミドル・ムスタファ-----それはそうですが。でも表示される文が長いとスクロールバーが出てくるのが残念ですよね。

Little Mustapha-----まあね。そんなところにこだわってたら、開設記念日の一週間前から本気出してたんじゃ間に合わないし。でもHTML5とJavaScriptで本格的なエミュレータとか作る人もいるし、もしかして本格的なターミナルっぽいものも作れるのかな?

ニヒル・ムスタファ-----そういうのは先生が詳しいんじゃないか?

Dr. ムスタファ-----ん?なんの話だ?

ニヒル・ムスタファ-----解らないなら解らないって言った方が良いぜ。

Little Mustapha-----とにかく完璧を目指してはいるから、すでに何度か致命的ミスを修正してコッソリアップデートしてるんだしね。

ミドル・ムスタファ-----というかそんなんでダイジョブなんですか?

Little Mustapha-----まあ、動いてるからダイジョブだけど。ミスっていってもレベルが上手く上がらないとか、経験値が貰えないとか、そういうところだからね。

ニヒル・ムスタファ-----ゲームでそれをやったら致命的だろ。

Little Mustapha-----ゲームって言うよりはターミナルだし。

ミドル・ムスタファ-----都合良く呼び方を変えないでくださいよ。

Little Mustapha-----ついでに言っておくと、レベルアップに必要な経験値だけど、最初のやり方だとレベル5ぐらいから途方もない経験値が必要になることが判明して、それは修正してあったりして。だから頑張ってレベルアップしようとしてた人がいたら変な事になるかも知れないけどね。まあ、あの辺の確認はやってる時間がなかったからなあ。実を言うと、今のやり方も問題があるような気もするんだけど。まあ、これは次回だな。

ニヒル・ムスタファ-----なんだか心配になってくるな。ブラウザ落とすようなプログラムになってないことを祈るよ。

Little Mustapha-----それはまあダイジョブだと思うけどね。そういえば、最近とある有名通販ページがスゴく重たいよね。タブでいくつかページを開くと一気にメモリを使い果たしちゃうし。アレはアレで問題だよね。

ミドル・ムスタファ-----そんなことは今話さないで大特集したら良いんじゃないですか。

Little Mustapha-----おお!キミは天才だな!それじゃあ、これは大特集のために胸にしまっておきましょう。

Dr. ムスタファ-----それはどうでも良いんだが、そろそろ食べ物とか出てこないのか?

Little Mustapha-----おお!キミは腹ペコだな!

Dr. ムスタファ-----なんだそれは?!

Little Mustapha-----ちゃんと用意してあるからダイジョブだよ。今もってくるからね。


ニヒル・ムスタファ-----ダイジョブなのかあいつは?

ミドル・ムスタファ-----10月31日の開設記念日に間に合わせようと大変だったみたいですしね。その反動かも知れませんよ。

Dr. ムスタファ-----それよりも今回はちゃんとした食べ物が出てくるんだろうな。

ミドル・ムスタファ-----どうでしょうね。揚げ物にハマってたり、急にタルタルソースだけになったり。まあ、食べ物が出てくるだけ良いんじゃないでしょうか。以前は食べ物禁止みたいな事になってましたしね。


Little Mustapha-----何をこそこそ話してるんだ、キミ達は。今日は13周年記念だし特別なものを作ったからね。

Dr. ムスタファ-----なんだ、ちゃんとしたのが出てきたじゃないか。

ミドル・ムスタファ-----なんかのフライですかね。

Little Mustapha-----まあ食べてみたら良いんだし。

Dr. ムスタファ-----じゃあ、食べて見るがな。


 一同、Little Mustaphaのもってきた何かのフライを食べました。


Dr. ムスタファ-----ウワァ!なんだこれは?

ニヒル・ムスタファ-----なんなんだよこれ。こんなの食えるのか?

Little Mustapha-----ちょっと刺激が強かったかな。

ミドル・ムスタファ-----これって何ですか?唐辛子?

Little Mustapha-----ダメだなあ、みんな。唐辛子じゃなくてハラペーニョさ!

ニヒル・ムスタファ-----なんで偉そうなんだよ。これ辛すぎるだろ。汗が噴き出してきたぞ。

Little Mustapha-----けど、赤い唐辛子よりはまろやかだと思うけど。

ミドル・ムスタファ-----まろやかって言っても、ある線を越えたらみんな一緒ですよ。

Little Mustapha-----まあ、辛すぎたら口直しにサラダもあるよ。ハラペーニョの酢漬けで味に深みが増したサラダ。

ミドル・ムスタファ-----もしかして、今日はハラペーニョ縛りなんですか?

Little Mustapha-----縛りってほどでもないけどね。というか、この二品でオシマイだし。


マイクロ・ムスタファ-----あの、ちょっと良いですか…。


一同(マイクロ・ムスタファ除く)-----ウワァ!キミいたのかよ!しかもこのタイミングで!


マイクロ・ムスタファ-----なんでいつもそんなにピッタリそろってるのか不思議ですけど。今来たところなんですが。

Little Mustapha-----なんだそうか。ハラペーニョのせいで出てきたワケじゃないのね。

マイクロ・ムスタファ-----良く解りませんが、違いますね。

ミドル・ムスタファ-----それよりも、さっきの登場の仕方ですが、何か言うことがあるんじゃないですか?

ニヒル・ムスタファ-----そうだな、また留守番電話的な何かに気付いたとか、そういうことか?

マイクロ・ムスタファ-----なんですか、それは?私はただ来たことを知らせようと思っただけなんですけど。

Little Mustapha-----なんだ、そういうことか。よくぞ来てくれた。まあかけたまえ。

マイクロ・ムスタファ-----ええ。もう座ってますが。

Dr. ムスタファ-----それより、今ので気付いたんだが留守番電話どうしたんだ?

Little Mustapha-----去年のクリスマスで謎の声の問題も解決しちゃったしね。小道具としての役割も終わりだと思ってリサイクルショップに持って行ったけど。

ミドル・ムスタファ-----そうなんですか。なんかアレがないと寂しい気もしますね。

Little Mustapha-----そうは言ってもね。勝手に謎のメッセージが残される留守番電話のある部屋に住んでいるボクは気が気じゃないんだよ。とは言ってもみんなが来ない時には謎のメッセージは残ってないんだけどね。…ということは、犯人はこの中の誰かってことか?!

ニヒル・ムスタファ-----何を一人で盛り上がってるんだ?あの問題は去年解決したって自分で言っておいて。

Little Mustapha-----ああ、そうだった。なんていうかさ。何も起きないと思うとそれはそれで物足りないんだよね。

ミドル・ムスタファ-----でもわざわざ何かを起こすのも良くないと思うんですけど。命の危険にさらされた事だってあるんですから。

Little Mustapha-----そうだよね。死んだら何にもならない。というか一度は死んでた事もあったっけ。とか言ってるとこれまでの総集編が始まると思われそうだから、このネタはこれでオシマイ。

ニヒル・ムスタファ-----何を言ってるのか解んないけど。それよりも、アレはどうなってるんだ?

Dr. ムスタファ-----そうだな。電話なんかよりも重要なことがあるはずなんだが。

Little Mustapha-----キミ達はアレとか言って。クリスマスのプレゼントってハッキリ言ったら良いのに。まあ、この年になってサンタにプレゼントをリクエストってのはちょっとアレだとやっと思い始めたのかも知れないけどね。

ニヒル・ムスタファ-----それは、これまで失敗し続けてきたから仕方ないんだぜ。プレゼントさえ貰えば全ては解決なんだよ。

Little Mustapha-----心配しなくても大丈夫。去年ちゃんと本物のサンタの住所とか聞いたしね。誠意を込めた内容でプレゼントのリクエストを送って…


マイクロ・ムスタファ-----ウワァッ!!

一同(マイクロ・ムスタファ除く)-----な、なんだ?!


マイクロ・ムスタファ-----ああ、失礼しました。これ…唐辛子のフライですか?

ミドル・ムスタファ-----ほら、あんなに辛いの作るから。

Little Mustapha-----別に、ボクが辛くしたんじゃなくて素材が辛いんだからしょうがないよ。…ああ、といってもそれはハラペーニョだけどね。

ニヒル・ムスタファ-----つまんないシャレはどうでも良いぜ。

Dr. ムスタファ-----何のことだ?

ミドル・ムスタファ-----ショウガじゃないって事じゃないですかね。

Little Mustapha-----というか、マイクロ・ムスタファはさっき来た時にみんなが辛いって言ってたの気付かなかったの?

マイクロ・ムスタファ-----ええ、まあ。少し考え事をしながら入ってきたもんで。

Little Mustapha-----そんなに集中してたの?というか、よっぽど歩くのが嫌いってことか。

ミドル・ムスタファ-----結局そういう理屈になったんですか?

ニヒル・ムスタファ-----また何の話か解らなくなってるぞ。

マイクロ・ムスタファ-----それよりも、私は気付いた事があるのですが、この辛さによってなにかとてつもない…。

 今年は何も起きない開設記念日のパーティーで、これが終わったらそのままクリスマスを迎えるかと思われたのですが、ここでいつもの展開になってくるのでしょうか?マイクロ・ムスタファが何かに気付いたと言い出したので一同固唾を飲んで見守りました。しかし、いつものようにマイクロ・ムスタファはなかなか喋り始めません。

Little Mustapha-----…で?

マイクロ・ムスタファ-----何がです?

Little Mustapha-----何が、って。何かに気付いたって言わなかった?

ミドル・ムスタファ-----そうですよ。今年はもう何も起きなくて、無事にサンタからプレゼントが貰えると思ってたんですから。変な事を言い出されると困りますし。ちゃんと話してくださいよ。

マイクロ・ムスタファ-----ああ。そうなんですが。忘れたんです。

Dr. ムスタファ-----なんだそれは?

マイクロ・ムスタファ-----みなさんがプレゼントのリクエストの話をし始めた時に、なんとなくあることに気付いたのですが、そのあることを明確にしてから話そうと考えて、そのまま上の空でフライをつまんだらあまりにも辛かったんです。それで考えていた事を忘れてしまったんです。

Little Mustapha-----困るなあ、そんなことじゃ。

ニヒル・ムスタファ-----その前にキミが異常に辛い料理を作るからいけないんだぜ。

Little Mustapha-----そんなこと言っても。ボクはハラペーニョが売ってたら毎回買うし、普通に食べてるんだけど。キミ達は意外と辛さに弱いんだな。

ミドル・ムスタファ-----まあ、それはどうでもイイですけど。でも気になりますよ。もしも何か危険な事が起こるような気がしていたとしたらどうするんですか?

Dr. ムスタファ-----だがマイクロ・ムスタファはいつも心配しすぎだからな。取り越し苦労も彼岸まで、ってことだろ?

ニヒル・ムスタファ-----またインチキな諺が出てきたけど。

Little Mustapha-----とにかくマイクロ・ムスタファが何か思い出すかも知れないから、何を話していたか振り返ってみようか。まずは、お風呂でタブレットを使ったり音楽聴いたりテレビを見たり…。

ミドル・ムスタファ-----そんなところは関係ないですよ。

Little Mustapha-----ああ、そうか。それじゃあ、新しくなったLMBの見所を聞いてもらうか。

ニヒル・ムスタファ-----それも関係ないぜ。

マイクロ・ムスタファ-----そうですね。私がここへ来てからの話を振り返ってみましょう。

Dr. ムスタファ-----というと、アレだな。辛いって話で盛り上がってただろ。

Little Mustapha-----結局辛いんじゃないか。で、それからプレゼントの話じゃなかった?それじゃあ何にも解らないよ。

マイクロ・ムスタファ-----あっ、違いますね。プレゼントの話の前にこの部屋に電話がなくなった話をしていたんです。私も去年の騒動で、これまでの謎のメッセージに関しては片がついたと思っているのですが、何か他に忘れていることがあると思っていたのでした。電話以外にもこの部屋には騒動の発端というか、きっかけになるようなものがいくつかあるのです。

Little Mustapha-----つまりテレビを見たいってこと?

マイクロ・ムスタファ-----なんだか少し話が飛んでしまった感じもしますが。

Little Mustapha-----まあ、今日は解説記念日のパーティーだし、それほど長くは出来ないからね。この話の流れだとテレビを見ることになりそうだ、と思ったからね。

マイクロ・ムスタファ-----まあ、そういうことで良いです。

ミドル・ムスタファ-----ちょっと待ってください!

ニヒル・ムスタファ-----なんだ、今度はミドル・ムスタファがマイクロ・ムスタファみたいだぜ。

ミドル・ムスタファ-----そうなんですが。でも、テレビをつけて何か変な事が起こっていたらどうすれば良いんですか?

Little Mustapha-----まあ、これまでみたいになるんじゃない。でも謎のメッセージを残す恐い人はもういないんだし。それほど酷いことにはならないと思うけど。でも何かが起こりそうなら準備をしてクリスマスを迎えることが出来るんだし、確認はしておかないとダメじゃない?

ニヒル・ムスタファ-----そう言われればそうだな。安全確認は必要だぜ。まあ、どうせ取り越し苦労も三年ってところだろ、先生。

Dr. ムスタファ-----なんだそれは。諺のつもりか?

Little Mustapha-----とにかく、変な諺大会が始まる前にテレビをつけるよ。せーの…スイッチオン!…あれ?…オン!…えい!

 リモコンの電池が切れかかっているので苦労しましたが、ようやくテレビのスイッチが入ったようです。この時間はいつものように夕方の報道と情報の番組がやっているようです。

スタジオのキャスター-----ではここで会場のオットリ系新人女子アナ、腹屁端アナを呼んでみたいと思います。ハラパン…!

腹屁端-----はい、こちら腹パンこと腹屁端でよろしかったでしょうか?みなさんは腹パンが今どこにいるかご存知だったでしょうか?

スタジオのキャスター-----…ええと、今日は電子機器の展示会場でリポートのはずでしたが。

腹屁端-----まったくもってそのとおりなのです。正解が出たのでリポートを続けたいと思います。みなさん、こちらの製品は何だと思いましたでしょうか?

スタジオのキャスター-----ええと、今流行のタブレットのようですが。

腹屁端-----正解はタブレットのようなものです!それではこちらの方にこの製品について説明してもらいましょう?こちらはタブレットでよろしかったでしょうか?

メーカーの人-----ええと、こちらは従来のタブレットとは少し違うコンセプトで作られたものでして、本体やOSにも独自の改良が加えられています。

腹屁端-----それはどういったものだったでしょうか?

メーカーの人-----こちらのタブレットはですね、オモチャで遊んでいる時に使うことを前提にして開発されたものなのです。たとえば、オモチャで遊んでいてもいつも同じオモチャでは飽きてしまう事もありますね?

腹屁端-----はい。腹パンはいつもオモチャに飽き飽きです。

メーカーの人-----そういう時にこのタブレットを活用するのです。オモチャに飽きたらこのタブレットを使ってウェブの閲覧やメールの確認などが出来ます。我々はこの商品をオモチャ用、つまりトイ用のタブレットということで「トイレット」と呼んでおります。

腹屁端-----トイレットですか?それはもしかしてトイレに持って行くことも出来ましたでしょうか?

メーカーの人-----それはですねえ、対応中になっております。今のところタブレット自体に防臭機能がついていないので、もしもニオイのきついトイレに入った場合には正常に機能しなくなる恐れがあるのです。

腹屁端-----腹パンはトイレでも遊びたいので早く対応して欲しいです!

メーカーの人-----我々も開発を進めていますので近いうちにトイレで使えるトイレットを発売できると思います。

腹屁端-----ありがとうございました。みなさん、今の話がなんだかわかりましたか?

スタジオのキャスター-----はい。面白そうな製品が開発されているようですね。次はなんですか?

腹屁端-----次はなんと、トイレで使えるタブレットを開発したメーカーです。名付けて「トイレレット」というのですが…。


 ここでLittle Mustaphaがテレビを消しました。


ミドル・ムスタファ-----なんですか、今の?

Little Mustapha-----うーん…。オモチャで遊ぶのも苦痛な人がいるのか。ボクはオモチャで遊ぶのに専念するし、飽きたら風呂に入って風呂に専念するからなあ。まあ、タブレットを使うこともあるけど、そのときはタブレットに専念するし。これは話がややこしくなってきたなあ…。

ニヒル・ムスタファ-----何言ってるんだ?どうでも良いけど、世の中暇つぶししたい人ばっかりなんだな。

ミドル・ムスタファ-----ところで、今のテレビで何かありましたか?

マイクロ・ムスタファ-----いや…、なんていうか。まあ、私はまた少し虚しい気分になりましたが。世の中というのは客観的にみると常にそんな感じですからね。

ニヒル・ムスタファ-----なんか難しい話になりそうなんだが、特に問題はなかったってことだな?

マイクロ・ムスタファ-----そういうことです。

Dr. ムスタファ-----なんだ。やっぱり「取り置き苦労柿八年」だな。

ニヒル・ムスタファ-----もうどの諺をどうしたいのかさっぱりだけど。

Little Mustapha-----でも何も問題ないならそれで良いじゃん。ここでみんなで確認しながらプレゼントリクエスト用の手紙をサンタ宛に書いて、準備完了。あとはクリスマスを待つだけ!ってことになるんじゃない。

ミドル・ムスタファ-----そうですね。こんなに上手くいくとちょっと物足りない気が…

 その時です。どこからともなく謎の声が聞こえてきました。

「ハッハッハッハッだワン…!」

一同-----な、なんだ?!

「ハッハッハッハッハッだワン!」

一同-----なんなんだ?!

「ハッハッハッハッハッだワン!」


ミドル・ムスタファ-----ああ、すいません。ボクの電話の着信音でした。

一同(ミドル・ムスタファ除く)-----なんだ、着信音かぁ…!


「ちょっと、何を言ってるのかワン!謎の声がしてるんだワン!着信音なんかじゃないんだワン!」


ニヒル・ムスタファ-----まんまと引っかかったようだぜ。

Little Mustapha-----犬サンタ君。ボクらを驚かせようとしたようだけど、残念ながらバレてしまったようだよ。

「謎の声だったのになんで解っちゃったのかワン?」

ミドル・ムスタファ-----解らない方がおかしいですけど。それより何しに来たんですか?

「それは、みなさんがちゃんとやってるかどうかスパイしに来たんだワン。だから今日は犬サンタじゃなくて、犬007なんだワン!だけど解りづらいからまた犬サンタで良いんだワン」

Little Mustapha-----つまりサンタ・犬・サンタってワケか。

Dr. ムスタファ-----どういうことだそれ?

Little Mustapha-----007っていったら「ボンド…ジェームズ・ボンド」って名乗るじゃん。

「良く解らないことはどうでも良いんだワン。それよりもちゃんとやってるのかワン?」

ニヒル・ムスタファ-----なんかスパイしに来たクセに質問してるんだが。

Little Mustapha-----一体何を調べに来たんだ?ちゃんとやってるかどうか、それが解らないと答えようもないし。

「そうだったのかワン。でも私も何を調べたら良いのか解ってないんだワン」

ミドル・ムスタファ-----変なスパイですね。

「そうみたいだワン。でもご主人様にみなさんがちゃんとやってるか調べてきて欲しい、って言われたから来てみたんだワン」

Little Mustapha-----そうなのかあ。やっぱりなあ。サンタ業をやめても孫娘さんはボクのことが気になって仕方ないんだなあ…。

「それは違うと思うんだワン」

ミドル・ムスタファ-----じゃあ、また何か変な事が起こるって言うんですか?

「さあ、それも良く解らないんだワン」

ニヒル・ムスタファ-----それじゃあ、来た意味が全然ないけどな。

マイクロ・ムスタファ-----しかし、これは無視するワケにはいかないんじゃないでしょうか?

「なんだ…キミいたのか…ワン?…今日はこれやらないのかワン?」

Little Mustapha-----なんていうか、そろそろ飽きてきたからね。タブレットがあったらやってたかも。

「意味が解らないんだワン」

マイクロ・ムスタファ-----とにかく警戒は必要なんじゃないでしょうか。

Dr. ムスタファ-----しかし、変なメッセージもないんだし、そんなに怯えることもないと思うがな。

マイクロ・ムスタファ-----みなさんがそう思うならそれでも良いかもしれませんが。私は出来る限りのことをしたいと思います。ですから、みなさんも何か異変に気付いたら私に教えて欲しいのです。

Little Mustapha-----異変と言えば異変だけど。どうして犬サンタ君は姿が見えないの?

「今日は絵を描く時間がなかったから登場しないんだワン」

ニヒル・ムスタファ-----なんだ、そんな理由かよ。

「この話の中では別の次元にいるっていう設定を使えば問題ないってご主人様に言われたんだワン」

ミドル・ムスタファ-----まあ、納得ですね。というか私達だって一度も姿が見えたことないですよね。

Little Mustapha-----その辺はあれだよ。想像にまかせてた方が、上手くいく部分もあるしね。小説の映画化とかで配役が何か違う、って思うことがあるように、それぞれの頭の中にそれぞれの顔が出来上がってるかもしれないし。

ミドル・ムスタファ-----ああ、ありますよね。ラジオで音楽聴いて良い曲だったから調べてみたら、歌ってる人の顔が想像と全然違うとか。

マイクロ・ムスタファ-----作家なんかにもありますよね。この作品の作者はこんな顔なのかってことが。

ニヒル・ムスタファ-----あとは声優もな。演じたキャラに似てる時もあるけど、全然似てないとこんな顔なのかよ、って感じだな。

Little Mustapha-----じゃあ、これは?いつも良いニオイが漂ってくる家から女の人が出てきたんだけど、こんな顔なのかよ!っていうのとか。

ミドル・ムスタファ-----そんなストーカーみたいなのやめてくださいよ。

ニヒル・ムスタファ-----というか良いニオイが漂ってくるって何なんだよ!?

Little Mustapha-----たまにシャンプーみたいなニオイが漂ってくる事ってあるでしょ?

ミドル・ムスタファ-----なんかますます怪しいですよ。

Little Mustapha-----じゃあ、それはいいや。

Dr. ムスタファ-----それならこういうのはどうだ?兄弟が似てない!ってやつだが。

一同-----…?!

ニヒル・ムスタファ-----これまでの話の流れは完全無視って感じだぜ。

Dr. ムスタファ-----そうなのか?ところで何の話してたんだ?

Little Mustapha-----お風呂でタブレットを使うかどうかって。

ミドル・ムスタファ-----それは一番最初の話ですよ。今してたのは、実物が予想してた顔と違うとか、そんな話でしたけど。

Little Mustapha-----ああ、そうか。実は犬サンタ君が柴犬だって事だよな。

「何を言っているのかワン?!私は柴犬じゃないんだワン!気になる人は去年のクリスマスの絵を見たら良いんだワン」(スクロールして真ん中変にあるんだワン。でも縦長のモニタならスクロールしないでもダイジョブかも知れないけど、そんな長いモニタはあんまりないんだワン!)

Little Mustapha-----そうだったっけ。それじゃあ本格的に何を話していたのか忘れちゃったなあ。

「でもそれはちゃんとやってるって事だから大丈夫みたいなんだワン」

Little Mustapha-----何が?

「いつものように楽しいみたいだから、それで良いと思うんだワン」

ミドル・ムスタファ-----楽しいと言うよりは記憶力がヤバいって事なのですが。まあ、これはこれで楽しいですけどね。

「そうなんだワン。でも気をつけるんだワン。楽しいだけじゃプレゼントは貰えないんだワン。今年から本物のサンタに業務が引き継がれたから、良い子にしているかどうかの判断の基準が厳しくなっているんだワン。まさかこれまで悪いことはしてないかワン?」

Little Mustapha-----多分してないと思うけどなあ。なんか最近は悪ぶったりするのも面倒だしね。禁煙の練習が続いてるからポイ捨てもないし。…というか最近は歩きタバコまで悪者扱いだし、可哀相だよね。ボクはタバコなくてもダイジョブになって良かったよ。

「そんなことはどうでも良いんだワン。とにかくこれから先も良い子にしていたらきっと上手くいくんだワン」

ニヒル・ムスタファ-----それ本当か?信じて良いのか?

「ちゃんと良い子にしてれば大丈夫だワン」

ミドル・ムスタファ-----そう言われると心強いですね。

Dr. ムスタファ-----マイクロ・ムスタファは余計な心配をして袈裟まで憎しだな。

マイクロ・ムスタファ-----それにはどう返して良いのか解りませんが。犬サンタさんがそう言うのなら少しは安心して良いのでしょうか。

Little Mustapha-----気になるのなら気にしてても良いと思うけど。でも今年は期待できるって事だし、なんかワクワクしてくるね。それに今度こそ本物のサンタってことだけど、こんな顔なのかよ!?って事だったらどうする?

ニヒル・ムスタファ-----どうする、って。どうもしないけどな。これまでに比べたら一番まともなサンタが来るとも思うんだが。

Little Mustapha-----まあ、そうなるかな。

「それじゃあ、私はこの辺で帰るんだワン。みなさんはちゃんと良い子にしてるんだワン!」

一同(犬サンタ君除く)-----解ったんだワン!犬サンタ君!どうもありがとうだワン!

「どういたしましてだワン!」

ミドル・ムスタファ-----そういえば犬サンタ君、スパイのはずだったのに、最後はずいぶん派手に帰って行きましたね。

Little Mustapha-----犬サンタ君だしなあ。そこは良いんじゃないか。それよりも、そろそろお腹空いてきたから特製料理第二弾行ってみよう!

ニヒル・ムスタファ-----また辛いのか?

Dr. ムスタファ-----もうアレは勘弁だな。

Little Mustapha-----そんなこと言っても、さっきのやつ結局みんな食べてるし。

Dr. ムスタファ-----空腹には勝てないってことだがな。

Little Mustapha-----でももうハラペーニョはなくなったからご安心を。あれってあんまり売ってないからね。

ミドル・ムスタファ-----それは良かった。次は何ですか?

Little Mustapha-----中身がなくなったらもうコロモ食べるしかないでしょ。

ニヒル・ムスタファ-----どういうことだ?

Little Mustapha-----コロモはコロモだよ。今揚げてくるからちょっと待ってて。

Dr. ムスタファ-----中身ぐらい、何かあるだろう?コロモだけってのはチョットなあ。

Little Mustapha-----うーん…。そんなこと言っても。…割り箸ならあるけど。

ミドル・ムスタファ-----割り箸は食べられませんよ!

Little Mustapha-----まあ、そう怒らないで。なんとかするから、キミ達はスマホとかタブレットをいじって待っていたまえ。


ミドル・ムスタファ-----行っちゃいましたね。

ニヒル・ムスタファ-----なんか料理取りに行く時は変なテンションだな、あいつは。

Dr. ムスタファ-----食べられるものが出てくればそれで良いんだが。

マイクロ・ムスタファ-----とにかく待つとしましょう。私はスマホもタブレットももっていませんが、これからの事を考えていようと思います。

ニヒル・ムスタファ-----それじゃあ、オレ達もゆっくり待つとしようか。

ミドル・ムスタファ-----そうしましょう。

 ということで開設記念日のパーティーは続くようですが、この先一体何が起こるのか。あるいは何も起きないのか。新たな展開を予想させつつ、解説記念日のパーティーなんだから無理に何かを起こす必要もないとか思いますが、何が起きるか今後の展開から目が離せないということにしておきましょう。

 ちなみに、この後出てきた料理は「ガーリック風味」のフライだったようです。


 では、次回は出来れば特集したいがダメならダメです。お楽しみに。