Anima Virens
完成記念インタビュー継続中…。



Little Mustapha-----うわぁ、まさかこんなことだとはぁ!…って、なんでキミは驚かないんだ?
ミドル・ムスタファ-----なんて言うか、だいたい解ってたんですよね。
Little Mustapha-----解ってた、って何が?
ミドル・ムスタファ-----だって、さっきここに入ってきた時に、この絵の下書きを見ちゃったもんで。
Little Mustapha-----なんでそんなことをするんだよ。しかも、大切にしまってあるものを勝手に見るなんて。
ミドル・ムスタファ-----しまってある、って。その机の上に絵のページを開いたまま置いてありましたよ。スケッチブックみたいなヤツが。
Little Mustapha-----それは机の上に置いてあるんじゃなくて「目の前にあると気付かないという場所」にしまってあるんだから、勝手に見ちゃいけないんだよ。
ミドル・ムスタファ-----そこでそのネタを持ってくるんですか?しかも「目の前にあると気付かないという場所」じゃなくて散らかってるだけなんですから。だからテレビのリモコンとかは見付からないですけど、こんな大きなスケッチブックは探すまでもなく目に入ってきてしまいますよ。
Little Mustapha-----うーん…。じゃあ、仕方ないか。でも衝撃的ではあったでしょ?
ミドル・ムスタファ-----まあ、ヘンな絵だな、とは思いましたけど。
Little Mustapha-----ほら。
ミドル・ムスタファ-----ほら、って。別に衝撃的とは言ってませんけど。
Little Mustapha-----ただし、この絵がタダの絵じゃなくて、実物を見ながら描いた絵という設定だったら驚くでしょ。
ミドル・ムスタファ-----設定って言っちゃってるし…。
Little Mustapha-----まあ、設定じゃなくても実際にある写真を見て描いたんだけどね。
ミドル・ムスタファ-----でも、実際にあったものだとしても、なんかヘンじゃないですか?スナップじゃなくてちゃんと撮った写真っぽいですけど、なぜか後ろの人の顔がはみ出してるし。
Little Mustapha-----そこがさらにミステリーじゃない?マダム・チョウチョって言うくらいだから、後ろにいるのはダンナ・チョウチョかも知れないし、或いは全く別の人物かも知れない。この写真もそういうことを狙って撮られたのかも知れないよ。
ミドル・ムスタファ-----何のために?
Little Mustapha-----それは、知らないけど…。
ミドル・ムスタファ-----それよりも、マダム・チョウチョに対してダンナ・チョウチョって。
Little Mustapha-----だって、マダムの対になる言葉ってダンナじゃないの?
ミドル・ムスタファ-----違うでしょ。
Little Mustapha-----そうかあ。…まあ、せっかくなので下書きも大公開!



ミドル・ムスタファ-----消されていますけど、下書きでは顔まで描かれてませんか?うっすら残ってるのが見えてますけど。
Little Mustapha-----まあね。でもどう考えても背が低すぎるので消されました。というか、ずっとパソコンで絵を描いてたから紙に描くのが難しくて、全然下書きにならなかったしね。
ミドル・ムスタファ-----たしかに、完成品とだいぶ違いますけど。
Little Mustapha-----そして、下書きの段階では、後ろにいるのは映画版の五十嵐猛蔵ふうになる予定だったんだけどね。
ミドル・ムスタファ-----だれですか、それ?
Little Mustapha-----病院坂の、あの人。
ミドル・ムスタファ-----ああ。…というか、全然関係ない話ばっかりしてませんか?
Little Mustapha-----あっ、ホントだ。じゃあ、そろそろ戻りましょうか。
ミドル・ムスタファ-----そうしましょうよ。

「Jitter」について

Little Mustapha-----そして、この辺から悪夢的になってくるんだし。
ミドル・ムスタファ-----確かにいろんな意味で悪夢的ですけど。これは久しぶりというか、結構こだわった感じになってますよね。
Little Mustapha-----こだわったというか、ディスク容量をけちらないでギターの演奏を一度に二種類録音とか。という説明で伝わるのかどうか解らないけど、エフェクターのかかっている音と、何もいじってない音を両方録音して曲の展開によってその二つを使い分けたりしたら良い感じになっているとおもうんだけど。そういうことはあまり細かく書いても意味不明だし面白くないからどうでも良いんだけどね。もしも知りたい人がいたら、ボクのセミナーに参加してもらえば良いんだし。ブラックホール・スタジオで使われているノウハウをたった120万円で知ることが出来て、ボクはウハウハなセミナーだよ。
ミドル・ムスタファ-----ちょっと、そんな詐欺みたいなことはやめてくださいよ。下手すると私にまでヘンな影響がありそうじゃないですか。
Little Mustapha-----そんなのはネタに決まってるから心配しなくても良いんだし。まあ、ホントに出来るのならやるけどね。
ミドル・ムスタファ-----だから、そんなふうに思うのが危険なんですよ。
Little Mustapha-----そんなに問題視されても困るけど。それより、さっきのネタじゃないけどマダム・チョウチョでも無限に高音を出せるワケじゃないということを確認できた曲でもあるんだよね。
ミドル・ムスタファ-----さっき、って何ですか?
Little Mustapha-----あの、高音が出ないときは女子が歌えばイイみたいなそういうアレ。この曲の最後の方はマダム・チョウチョでもかなり辛い音域になってたから、ちょっとアレになってるんだけど。でも高音だとそういうところが誤魔化しやすいのが良いよね。
ミドル・ムスタファ-----そうは言っても、耳のいい人だったらバレちゃいますよ。
Little Mustapha-----それはそうだけど。でも音をハズしまくっていても、高音だったら許せるかな、っていう時はあるでしょ?
ミドル・ムスタファ-----作ってる人がそんなんで良いんですか?
Little Mustapha-----良くないけど、なんていうか出来ないものをやろうとしても無理なんだし。マダム・チョウチョにも限界があるって話だよ。でも、悪夢的になってくるストーリー性だし、逆に効果的かも知れないしね。狂気的な感じで。
ミドル・ムスタファ-----というか、なんで「ストーリー」じゃなくて「ストーリー性」なんですか?
Little Mustapha-----なんていうか、こう言っておいた方が誤魔化しやすいし。「ストーリー」って言ってしまうと、つまんなかった時にガッカリされるけど「ストーリー性」だったら「ああ、そうなんだ」って感じになると思うからね。
ミドル・ムスタファ-----なんか自信満々な感じですけど、そんなことはないと思いますよ。
Little Mustapha-----そうかも知れないけど。でも、この曲はちょっとお気に入りなのでそれで良いのです。

「Animus II」について

Little Mustapha-----なんというか、思いがけないところで思いがけないことのヒントが見付かったりすることもあるんだけど、そういうことによってこの曲はボツの危機を逃れたどころか、かなりまあまあな曲になったんだよね。
ミドル・ムスタファ-----かなりまあまあ、って気に入ってるということで良いんでしょうか?
Little Mustapha-----そうとも言えるけど。ピアニカがね。最終的にはかなり奥に引っ込んだ感じになってるけど、ピアニカを思い出したというのが重要なんだよね。迷っている時には何をして良いのか解らなくなるけど、自分のやるべき事とか、これまで何をしてきたのか、とかそういうことを思い出すといろんなことがスムーズに進んだりもするし。
ミドル・ムスタファ-----つまり、あなたはピアニカだということですか?
Little Mustapha-----そうなっちゃうの?なんか違うけど。でも、ホントに色々と迷っていて何も出来なくなっていた時に、ある音楽を聴いたら「なんだ、好きにやれば良いのか」ってことになってね。好きだからやっている、ということは忘れると創作はいつでも地獄的になるんだよね。そういう点では、このアルバムにはボクにしか解らない、いろんなものとか苦労が詰まっているかも知れないね。
ミドル・ムスタファ-----でも聴いた人にも解ってもらえるように説明して欲しいですが。
Little Mustapha-----それは、なんていうか…、無理だけど。でも考えている事って、それとは関係なくても言葉とか雰囲気として表に出てきたりもするから、このアルバムの雰囲気がそういうことになっているかも知れないし、これを聴いてイイと思ったら多分そういうところも理解できたって事なんだよ。
ミドル・ムスタファ-----んーと…。解ったような気もしますが、全体的にはよく解らないですね。それに曲の説明を全然してないと思うのですが。
Little Mustapha-----ああ、そうだったね。こういう話は年寄りになってからするべき話だったよね。その前に人気者にならないといけないんだけど。それはともかく、この曲もマダム・チョウチョはギリギリだったり、最後の方はハイテンションな感じだったりするよね。これも出せる高さの音と、出せるけど延ばせない長さの音の問題に似てるんだけど。地声で出る高さと裏声ででる高さの中間にどっちでも出せない音域があるんだよね。そんなことはこれまで全然気付かなかったけど。でもこれはギリギリで上手くいってるし、ギリギリなだけに、スリリングなオペラ的なテンションでもあるよね。
ミドル・ムスタファ-----それはつまり、ギリギリなテンションってことですか?
Little Mustapha-----そのまとめ方はどういうことだ?
ミドル・ムスタファ-----だって、言ってることが全然解らないし。まあテンションの高い曲だということは解りますけど。
Little Mustapha-----だったらヘンにまとめなくても良いんだし。テンションが高くてギリギリで悪夢的なストーリー性なんだよ。そして、この緑の世界に留まりたいと思っていた主人公は、この世界が永遠でないことを知って戦々恐々の境地に!
ミドル・ムスタファ-----いや、戦々恐々って境地に立ったりする感じじゃないですよ。
Little Mustapha-----そうだっけ?なんか難しい言葉を使おうとするとDr. ムスタファみたいなことになっちゃうよね。
ミドル・ムスタファ-----まあ、そうですけど。どうやらこの曲については話すぎな気がしてきたので、一つだけ聞いておきますが、タイトルに「II」が付いているのは…。
Little Mustapha-----もちろん、以前に「Animus」って曲があったからだけどね。さらにいうと「Animus」はアルバムタイトルにも使われている「Anima」の反対というか対になった言葉でもあるんだけど。この辺の言葉を詳しく調べると興味深い結果になるかも知れない、という豆知識もね。詳しくじゃなくても英語の辞書で調べたら解るんだけど。
ミドル・ムスタファ-----その話は面白そうなんですが、最初の方にヘンな話があったおかげで時間がギリギリなので、次に行きますけど良いですか?
Little Mustapha-----良いですよ。というか、キミもギリギリが好きなんじゃん。
ミドル・ムスタファ-----違いますよ。

「Creeping Lane」

ミドル・ムスタファ-----なんかスゴいゴォォォオオオ!ってなってますけど。
Little Mustapha-----そうだよね。これまで何度かこういうゴォォォオオオ!って感じに挑戦してきたけど、今回はけっこう満足のいくゴォォォオオオ!だよね。
ミドル・ムスタファ-----そうじゃなくて、これで良いんですか?
Little Mustapha-----これで良いんですよ。ちょっと恐い感じもするし、アバンチュールな音楽でも良くあるしね。
ミドル・ムスタファ-----毎回指摘するのが面倒なのですが、アバンチュールじゃなくてアバンギャルドですよね。
Little Mustapha-----そうだけど、毎回面倒だけど間違えてるんだらから、そんなふうに突き放さなくても良いのに。それよりも、この曲の楽器じゃない部分は実は近所の線路沿いで録った音だったりするんだけどね。
ミドル・ムスタファ-----それにしては気持ち悪いと思うのですが。
Little Mustapha-----そうなんだよね。これはいい音で録音できるポータブルなレコーダーを買ったばかりの時に、近くの線路沿いで電車の音を録音したものを使ってるんだけどね。普通に聞くと、線路沿いの下町の生活感のあふれる音なんだけど、ある操作をすると、こんなにも不気味になるんだよ。
ミドル・ムスタファ-----ある操作、って。そこは部外秘なんですか?
Little Mustapha-----それほどでもないけど。教えちゃうのはもったいないかな?とも思ったり。でもそんな所を秘密にしたところで、気付く人は気付くしね。何をしたかというと、音を低くしたんだよね。ゴォォォオオオ!という音は、楽器で出してる部分と、電車が通り過ぎる音を低くした音が混ざっていたりするよ。
ミドル・ムスタファ-----へえ。そうなんですか。
Little Mustapha-----せっかく極秘情報を明かしたのに、そんな反応とか。
ミドル・ムスタファ-----だって、意外と意外じゃなかったですし。
Little Mustapha-----まあ、そうだけど。ついでに言うと、低くしただけじゃなくて、それだけ再生速度も遅くなってるんだよね。デジタルでこれを上手くやるのは結構難しいというのが初めて解った、ということでもあるけど。レコードとかテープだと簡単なんだけどね。ちなみに普通の音で聞くと、途中の気持ち悪い音の正体が実はママチャリのブレーキの音だったとか、色々と面白いんだけどね。
ミドル・ムスタファ-----それで、ストーリーとしてはどうなってくるんですか?こういう曲は重要な意味がありそうですけど。
Little Mustapha-----なんていうか、ヤバい感じになってきた、って事かな。
ミドル・ムスタファ-----それだけ?!

「Drizzle」

Little Mustapha-----そういえば、最近昔の曲をリマスターしてるんだけど、このアコースティックギターの演奏は結構進化しているかな、という気がしたね。昔はリズムとか滅茶苦茶だったけど、今はそれなりに弾けてるし。
ミドル・ムスタファ-----それなりに練習の成果があった、ということですか。
Little Mustapha-----それもあるし、演奏を簡単にしたというのも大きいね。
ミドル・ムスタファ-----ええ?!
Little Mustapha-----まあ、無理な演奏をして酷くなるよりは、易しくして音楽的にちゃんとした方がね。というか、本気にされると困るんだけど。実際に何が違うか?ということだとマイクの使い方とか、モニタの設定とか、そういうのが上手くなって、演奏がし易くなっているというのもあるんだけど。
ミドル・ムスタファ-----全体的に易しくなったということですね。
Little Mustapha-----うん。…いや、曲は易しくないよ!あれはネタだし。
ミドル・ムスタファ-----もう、遅いですよ。
Little Mustapha-----うーむ…。それから、これは他でもちょっと書いたりしたんだけど、実はマイク録音の時に使っているヘッドフォンがノイズの原因になっていたことに気付いて、今回からは原因不明のノイズに悩まされずに出来た、というのもあるよね。
ミドル・ムスタファ-----頭を動かすとヘッドフォンの部品がパキパキいうってやつですね。
Little Mustapha-----うん。あれって、電気のノイズが入った時のパキって音に似ているから、スゴいイライラしてたんだよね。どんなに演奏が良くても、ケーブルとか機材のどこかでノイズが入ると全部やり直しか、或いは大妥協でそのまま、ということなんだけど。なぜかアコースティックギターのときだけあのノイズが頻繁に!ってことだったし。まあ、原因が解ってよかったよ。それに、これを機に頭に乗せるタイプじゃなくて、耳に突っ込むカナル型のイヤホンを使う事にしたんだよね。そうしたら、頭が軽くて弾きやすいし、歌の時も歌いやすいし。やっぱり音楽の時は頭を動かさないとね。
ミドル・ムスタファ-----何の話だか解らなくなってきてませんか?というか、なんで頭を動かすんですか?
Little Mustapha-----でも、大抵の場合は頭動いてるでしょ?特に感情を込めたフリをして歌う人とか。
ミドル・ムスタファ-----フリじゃないと思いますけど。でもそういうことですか。私はてっきりヘッドバンギングの事かと思いましたよ。
Little Mustapha-----そんな。いくらボクだって、こんな曲で頭を振り回したりしないよ。というか、他の激しい曲も録音の時は最低限の振り回しだし。
ミドル・ムスタファ-----というよりも、振り回すのはやめても良いんじゃないですか?
Little Mustapha-----まあ、そうなんだよね。地味にやっても、下手にテンションが上がってしまって、演奏を間違えたりするからね。何も考えずに弾けるほど練習してる場合は良いけど、たいていの場合は二三回リハーサルしたら録音を始めるしね。というか、何の話をしてるんだ?
ミドル・ムスタファ-----さあ…?
Little Mustapha-----さあ、って。キミがヘッドバンギングとか言い始めるから。それよりも、この曲はストーリー性としても重要な気がする曲なんだけどね。
ミドル・ムスタファ-----ストーリー性だと重要かどうか解らないですけど。
Little Mustapha-----でも、これはマダムの夢の世界の終わりを感じさせる曲でもあるんだし。その前の曲からも少しずつ出てくるけど、主人公のいるマダムの世界は滅びつつあるって感じで。
ミドル・ムスタファ-----でも、それにしてはのどかな曲ですよね。
Little Mustapha-----それはそれで良いんじゃない?さっきゴォォォオオオ!ってなった後だし、これが逆に効果的である場合もあるし。そして、曲のエンディング部分はちょっとしたパロディーになっているのに気がついたら大したもん。
ミドル・ムスタファ-----なんとなく解りますけど。でもちょっと違ってますよね。
Little Mustapha-----全部同じにしたらパロディーじゃなくてパクりだし。そこは考えてあるのさ。
ミドル・ムスタファ-----そうじゃなくて、間違えたんじゃないですか?
Little Mustapha-----違うのさ。
ミドル・ムスタファ-----なんで偉そうなんですか。というか、この曲についての話が長すぎなので強制的に次の曲に行きますよ。

「13」について

Little Mustapha-----そして、終わりが近づくサーティーン…!
ミドル・ムスタファ-----なんですかそれは。
Little Mustapha-----いや、なんとなく不吉な感じのストーリー性。だけど曲はミョーに感動的な展開になっていたり。というか、こんな感じになるとは編曲するまで気付かなかったけど。
ミドル・ムスタファ-----なんか途中からミュージカルとかにありそうな感じですけど。
Little Mustapha-----そうなんだよね。出だしは気持ち悪いソングになってるんだけど。あまりにもアレなんでギターソロみたいな所は別世界になっているのです。
ミドル・ムスタファ-----別世界って。まあ、そういえばそうですけどね。
Little Mustapha-----そして、ボクが歌いやすい曲というのはマダムも歌いやすいって事に気がついたんだよね。どうしてだろうね?
ミドル・ムスタファ-----それって当たり前じゃないですか。というか、まだマダム・チョウチョがいるって設定になってるんですか?
Little Mustapha-----そうだよ。というか実際にいるのはこのアルバムを聴いたら解るし。
ミドル・ムスタファ-----あれ、なんかおかしくなってきてませんか?最初の方と言ってることが違うような。
Little Mustapha-----そうじゃないんだよ。主人公からマダムの世界を去ったあと、マダムが現れるんだよ。これは始まりにすぎなんだよ。
ミドル・ムスタファ-----それはストーリー性の話ですか?
Little Mustapha-----まあ、そんな感じだけど。主人公はこのマダム・チョウチョの世界に永遠に留まることはできないんだけど、元の世界に戻るとどうなるのか?ってことで、マダムが何かをしようとしてないか?とか、そんなことになってくるのですけど。
ミドル・ムスタファ-----なんかギリギリですけど、歌詞を読むとそんな気がしてきますけどね。まあ、そろそろ次の曲へ。

「the Dream」について

Little Mustapha-----そして、終わりを迎えるフォーティーン…!
ミドル・ムスタファ-----意味が解りませんよ。しかもフォーティーンじゃなくて「the Dream」ってタイトルですよ。
Little Mustapha-----でも14曲目だし。
ミドル・ムスタファ-----それだったら、一曲目からそのシリーズでやってくれないと。
Little Mustapha-----それは面倒だな。というかよく考えたら曲順だから序数にしないといけないんだよね。そして、間違えに気付いたフォーティーンス。
ミドル・ムスタファ-----別にそのパターンで訂正しなくてもイイですけど。それはそうと、これでマダムの夢の世界は終わりという事なんですか?
Little Mustapha-----夢の世界というか、主人公が現実の世界に戻されるんだけど。ここからはマダム・チョウチョの声は出てこないしね。果たして戻った先には何があるのか?というストーリー性を感じさせる展開でもあるよね?ついでにタイトルと曲のギャップが素晴らしいでしょ?
ミドル・ムスタファ-----今考え中の設定に対して同意を求められても困りますけど。でも、今回の曲の中ではちょっと違う雰囲気の曲だったりしますよね。
Little Mustapha-----まあ、元々はアコースティックなアルバムにする予定だったからね。でも一人で生演奏でアコースティックっぽい、っていうのは難しいからね。最終的にはこういうことになったけど。
ミドル・ムスタファ-----というか、一人じゃなくてマダムもいたんじゃないですか?
Little Mustapha-----アッ、そうだった。…というか、余計なところを突っ込まれるとストーリー性が台無しになってくるからやめて欲しいなあ。
ミドル・ムスタファ-----せっかくあなたに合わせようとしたのに。
Little Mustapha-----でもマダム・チョウチョが参加したのはボーカル録りから、って事になってるから大丈夫だよ。
ミドル・ムスタファ-----何がダイジョブなのか知りませんけど。
Little Mustapha-----それはそうと、今回はやっとダウンチューニングのギターが上手くいった気がするんだよね。
ミドル・ムスタファ-----確かに重い感じにはなってますよね。
Little Mustapha-----ちょっとずつだけど研究してきた甲斐があったよね。というか、イコライザーとかそういうのの設定が上手くいってるだけって事でもあるけど。
ミドル・ムスタファ-----どっちなんですか。
Little Mustapha-----まあ、最終的に上手くいってればそれで良いのですよ。それよりも、上手く行ったからと言ってこういう曲ばかりにすると、今度は声がもたなくなるので要注意ですね。
ミドル・ムスタファ-----なんでさっきから同意を求めるんですか?
Little Mustapha-----そんなに嫌がらないでも。普通に「そうですね」って言ったらスムーズに次の曲に行けそうだと思ったから。
ミドル・ムスタファ-----なんだ、そうなんですか。じゃあ、次の曲!
Little Mustapha-----なんか、適当だなあ。

「Wake Up in Thirst」について

Little Mustapha-----ここで目覚める15の夜。
ミドル・ムスタファ-----いや、それは違う曲になってるし。
Little Mustapha-----なんとなく流れでね。ちなみにあの曲が好きなワケじゃないから勘違いしないように。
ミドル・ムスタファ-----どっちかって言うと嫌いなんじゃないですか?
Little Mustapha-----いや、そうだとしても、ここでそういうことを言うのはマズいんだし。ここは柔らかく行きましょうよ。
ミドル・ムスタファ-----なんでそんなヘンなテンションで弱気なんですか。
Little Mustapha-----これまでもいろんなものを否定してきたけどね。その時には明確な人名とか作品名とかあんまり出してなかったからね。…というかボクらは何の話をしてるんだ?
ミドル・ムスタファ-----そういえば、曲とか関係ないですね。元はといえばあなたがヘンな事を言うからいけないんですよ。
Little Mustapha-----そうでござんした。じゃあ、曲について言うと、恒例のフレットレスギターがここでやっと登場という事でもあるね。
ミドル・ムスタファ-----これはちょうど良い曲ですしね。
Little Mustapha-----そうなんだけど、最近ちょっと疑問があってね。フレットレスギターって普通に売っていたりもするんだけど、そういうフレットレスギターもこういう音なのかな?とか思ってね。
ミドル・ムスタファ-----でもフレットのないギターならフレットレスギターだし、そんなに変わらないんじゃないですか?
Little Mustapha-----ボクのは元々フレットがあったギターだったけど、フレットレスギターとして作られたギターは仕組みからして違ったりしたら、ボクのこのギターをフレットレスギターと呼んで良いものか?とか思ったんだけどね。
ミドル・ムスタファ-----フレットがないギターでフレットレスギターなんですし、間違ってはいませんよ。
Little Mustapha-----そうか。なら大丈夫だな。
ミドル・ムスタファ-----なんか、どうでも良いことを話している気がしてきたのですけど。
Little Mustapha-----ああ、そうだった。まあ、色々な曲があったけど、今回はこれが一番お気に入りだったりして。なんか結局歌のない曲が落ち着く気もするけどね。
ミドル・ムスタファ-----でもそれじゃあ、せっかくこれまでのストーリーがどうのってのが、意味が無くなりそうですよ。
Little Mustapha-----それは大丈夫だよ。ストーリーじゃなくてストーリー性だしね。それに、今回はマダム・チョウチョのおかげで歌付きも結構盛り上がったから、別に歌付きがダメだと言うことでもないんだけど。ただ、この曲に関してはずば抜けてお気に入り度が高いけどね。
ミドル・ムスタファ-----まあ、いろんな要素が上手くまとまっている感じですよね。
Little Mustapha-----そして、ストーリー性としても上手くまとまったしね。猛烈な喉の渇きと共に目覚めた主人公ですが、そこは果たして元いた世界なのか?という結末。
ミドル・ムスタファ-----ということは続編とかあるんですか?
Little Mustapha-----それは知らないけど、最近ずっと目が覚めた時に喉が渇いてるんだよね。夏だけかと思ったら秋になってもだし。何でだろう?
ミドル・ムスタファ-----あなたの場合は大抵が酒のせい、って事にしておけば納得だと思いますけど。
Little Mustapha-----なんだ、キミもそう思うのか。飲んでばっかりいると目覚めた時に変な世界にいるかも知れないから気をつけよう、という教訓の曲だな。
ミドル・ムスタファ-----それは、なんか違うんじゃないですか?というか、これで結末とか言ってましたけど、まだ本編は一曲残ってますよ。
Little Mustapha-----というのは、計算済みですよ。
ミドル・ムスタファ-----なんですかそれ?
Little Mustapha-----いや。最後のはエンディングみたいな事だから。それに一曲目と同じメロディーで対になってたりするからね。というかこれは次の曲の話だから次に行かないといけないんじゃないか?
ミドル・ムスタファ-----そうですね。じゃあ、次の曲。

「the Day Fades in Dark」について

Little Mustapha-----一曲目と同じメロディーで対になっている、というのはさっき言ったっけ?まあ、これはストーリー性の本編とは別の視点で語られる世界の話というか。主人公は乾いた感じで目覚めたけど、ここではまた雨の音がしたりして、湿った感じのままなんだけどね。そういう所はちょっと詩的だったりするよね?或いは、第三者目線のナレーションの場面とか、そんな感じかも知れないし。
ミドル・ムスタファ-----そうかも知れませんが。でも最初の曲を聴いてた時に、こっちのバージョンは長すぎるから短いのを作ったとか言ってましたし、今の説明は後付けにしか聞こえないのですが。
Little Mustapha-----キミはそういう所だけは覚えてるんだな。まあ、そういう考えにも一理あるとも思うけど、でもこういう曲順にしたら意味があるように思えてくる、っていうことは、それはつまり無意識のうちにストーリー性が生まれていた、ってことに違いないんだよ。
ミドル・ムスタファ-----なんか都合のいい話ですけど。というか、いまだに「ストーリー性」の意味が解らないですけど。
Little Mustapha-----まあ、言ってみれば「ストーリー性」というのは「ご都合主義」の異名かも知れない、ということに気づき始めたって感じかな。
ミドル・ムスタファ-----言ってみれば、っていうのがどこにかかっているのかよく解りませんけど。でも、全体的には結構ストーリーがあるような感じには思えてきましたよ。
Little Mustapha-----そうでしょ?後付けとはいえ、そこにストーリー性があればストーリーは自ずと生まれてくる、ってことだね。夢十夜の仏像の話とかみたいに、それは最初からそこにあった、ってことだよ。
ミドル・ムスタファ-----なんですか、それは?それよりも、何か忘れてませんか?
Little Mustapha-----なにが?
ミドル・ムスタファ-----あなたは何かを隠している?そうじゃありませんか?
Little Mustapha-----いや、何も隠してないけど…。
ミドル・ムスタファ-----誤魔化そうとしてもちゃんと解っていますよ。あなたは敢えてそのことを言わないで、それを忘れようとしていますね。
Little Mustapha-----な、何を言っているのか、解んないんだけど。
ミドル・ムスタファ-----あれだけこだわっていたんですよ。それを私が忘れるわけはありません。そして、今では私も知っているのです。
Little Mustapha-----何を言っているんだ?
ミドル・ムスタファ-----あなたはどうして地底世界の事を一言も喋らないんですか?まさかアレが全部ウソだったなんて言うんじゃないでしょうね?
Little Mustapha-----いや…、今回はそんなテンションじゃ…
ミドル・ムスタファ-----誤魔化さないでくださいよ。私はもうこのままでは済まされないと思っているんですよ。そして、あなたはもう隠すことはできません。地底人と地底世界。アレはどうなったんですか?
Little Mustapha-----だから、その辺はキミが迷惑するから、って思って…。
ミドル・ムスタファ-----嘘つきめ!どうしてそこまでして私を騙そうとするんですか?もう、我慢できません。私は自分であなたの言っていた地底人と地底世界を見付けることにします。細かいことは解っていますからね。あなたが否定しようとも、それはそこに存在するのです。私が必ずそれを見付けてきます。そして、全世界にその存在を知らしめるのです!

Little Mustapha-----ということで、ミドル・ムスタファが急に怒り出して地底人を探しに行った、という事にしたかったのですけど、タイミングを間違えてまだボーナストラックが残ってるんだけど。
ミドル・ムスタファ-----アッ…!しまった。
Little Mustapha-----しまった、じゃないよ。せっかく新たな展開として、キミが変になるバージョンになるはずだったのに。これだから地上の人はね。
ミドル・ムスタファ-----でも、これはボーナストラックを挟むとちょっと変な展開かな?とか思っていた部分もあって、先走ってしまいました。
Little Mustapha-----まあ、いいや。じゃあ、ここからはボーナストラックでございます!
ミドル・ムスタファ-----レッツ・ボーナス!
Little Mustapha-----変なハイテンションで誤魔化さないでもイイよ。

「the Bonus」について

Little Mustapha-----これは前の正式なアルバムであるところの「6 Legged #3」の完成直後から温めていた感じの曲だったんだけど、今回のコンセプトとは違うということでボーナストラックになってしまったんだよね。まあ、そこまで言うほどの曲ではないんだけど、アコースティックな感じという意味ではそんな曲だから、元々のコンセプトどおりに作っていたら普通に収録されていたはずだけど。
ミドル・ムスタファ-----それは残念な結果になりましたね。レッツ・アコースティックって感じの曲なのに。
Little Mustapha-----なんでそんなテンションなのか解らないけど、さっきのミスについてはもう気にしなくてもね。というよりも、そんなテンションだとやりづらいんだけど。
ミドル・ムスタファ-----そうですか?なんていうか、いつも冷静なはずなのに、調子に乗ってネタに参加しようとか思って、そういう時に致命的なミスとか。そういう時ってスゴく落ち込むってことが解りましたよ。
Little Mustapha-----そこに気付いたということは重要だよね。ボクの黒歴史は基本的にそれだしね。
ミドル・ムスタファ-----そうなんですか。というか、それはどうでも良いと思いますけど。
Little Mustapha-----そうだったね。というか、キミが変なこというから。でも、この曲というか、今回はアコースティックなガット弦が良い感じに録音できたかな。そういうこともあって、何とか本編に入れられないか、とも考えたんだけど、今回はストーリー性重視だしね。
ミドル・ムスタファ-----でもストーリー性というのは、このインタビューで考えたことなんじゃないですか?
Little Mustapha-----そうじゃなくて、このアルバムにストーリー性があるというのは、作ったとき、あるいは作る前からすでにそこにあった事なんだよ。
ミドル・ムスタファ-----さっきのアレの話ですか?
Little Mustapha-----アレって、何だっけ?
ミドル・ムスタファ-----仏像の話とか、そういうやつですが。
Little Mustapha-----ああ、そうそう!そういう事だよ!これももっと上手く出来たら良かったかも知れないけどね。でもガット弦のギターは指で弾くし、慣れてないというか、慣れていることは慣れてるんだけど、ピックで弾くエレキギターとは違って難しいのは確かなんだよね。聴いているぶんには良い感じかも知れないけど、これで全曲録音しろ、ってことになると大変だから、アコースティックな感じが全部、っていうのはこれからもないかな?練習をもっとできたらあるかも知れないけどね。
ミドル・ムスタファ-----なんかワケが解らなくなってますけど。それはそうと、タイトルはこれであってるんですか?
Little Mustapha-----ん?!ああ。まあ、完成前にボーナストラックになることが決定してたし、仮のタイトルだったけど、これはこれで良いと思ったりね。2曲目が「Praise」だったし「賞品」って邦題も付いてるから「the Bonus」で「賞与」って邦題なら関連性もなくはない、って感じだし。
ミドル・ムスタファ-----まあ、そんな感じもしますけど。何となく、このさきに「the Bonus II」とか「the Bonus III」とかあるんじゃないか?っていうストーリー性じゃないですか?
Little Mustapha-----なんでキミにストーリー性が感染しているのか?って感じだけど。まあ、あるかも知れないし、ないかも知れないし。基本的に録音までした曲は全部収録したい主義なんだけどね。

「Stoic Cat's Etude」について

Little Mustapha-----これはある意味スゴい曲だったりするんだけど。
ミドル・ムスタファ-----なんていうか、テンションは高いと思いますけど。
Little Mustapha-----いや、それだけじゃなくてね。この曲の編集作業をしていた時に、ふと時計を見ると「ヤバい!買い物に行かないと閉店しちゃう!」って時があってね。それで慌てて外に出たんだけど。そうしたら家の前でこれまでにない猫の集団だったんだよ。
ミドル・ムスタファ-----って、どういうことですか?
Little Mustapha-----もしかして、この曲の音が外に漏れていて、それを聞いた野良猫たちが寄ってきたんじゃないか?とか思ったんだけど。
ミドル・ムスタファ-----それは何とも言えませんが、そんなことはあり得るのですかね?
Little Mustapha-----まあ、その辺はボクらには検証できないけどね。猫を飼っている人とかにこの曲を流した時の猫の反応とかを調べてもらいたいとか思うけど。それにしても動物っていうのは良いよね。まあ、この場合、人間以外という意味だけど。
ミドル・ムスタファ-----なんですか、それ?
Little Mustapha-----ボクは、ネコはインコとかを襲う悪い動物だという教育を受けた、って言ったら大げさだけど、家族とか周りの人はネコを悪者扱いしてたんだよね。それでボクもイヌ派ってことになってたんだけど。でも、その辺って全部人間の都合だったりするしね。
ミドル・ムスタファ-----イヌとネコしかないところとか、ですか?
Little Mustapha-----なんだそれは?そうじゃなくてイヌもネコも区別して可愛がったりするものじゃない、ってことだけどね。ボクの場合は幸運にもネコたちからの歩み寄りによってそこに気づけたんだけどね。
ミドル・ムスタファ-----そういえば、特定のネコにスゴい気に入られる性質がありますよね。
Little Mustapha-----性質か知らないけどね。カワイイと思って近づいて行っても大抵逃げられるけど、たまに向こうから勝手にやってきたりするんだよね。この曲で歌っているネコも向こうから寄ってきたネコだし。そういうことがあってから、ボクはイヌもネコも平等にカワイイと思うようになったんだけど。そうなってくると、人間って自分勝手なんだな、とか思い始めたりして。まあ、これはここでする話じゃないと思うけど。
ミドル・ムスタファ-----そうですね。というか、歌っているというか鳴き声を録音しただけでしょ。
Little Mustapha-----まあ、そうだけど、ボクには歌っているように聞こえるし。それはともかく、人間的な間違ったというか、偏ったフィルターを通さないで物事を見ることが出来たら、世界はちょっと違うように見えるかも知れないとも思うんだよね。ネコが好きじゃなかった時にはなんとも思わなかったけど、街中にネコがいてそれを見かけると今ではスゴく嬉しい気分になれるしね。
ミドル・ムスタファ-----これはそういうメッセージのある曲なんですか?
Little Mustapha-----違うけど。でもイヌ派って言い張っていた時には作れなかった曲ではあるよね。今は結局何派でもないし。そこまで深読みするのなら、そういうメッセージでもあるけど。まあ、これを聴いてそこまで理解しろというのは無理すぎですよ。
ミドル・ムスタファ-----そうですね。
Little Mustapha-----ここはサラッと返すんだね。
ミドル・ムスタファ-----そうじゃなくて、そろそろ終わりにしないと。ボーナストラックで長すぎですし。
Little Mustapha-----ああ、ホントだ。じゃあ、次回はイヌ派とネコ派のアルバムにして、この問題についてとことん議論するインタビューとか出来たら良いよね。
ミドル・ムスタファ-----いや、良くないですし。インタビューのためにアルバムを作るって、意味が解りませんよ。そういうコーナーは他にあるはずですし。
Little Mustapha-----そういえばそうだった。じゃあ、キミの意見を尊重して、そのうちそういうことをそういうコーナーでやろうかな。でも真面目にやろうとすると書けなくなるしなあ。
ミドル・ムスタファ-----どうでも良いですけど。これはどうやって終われば良いのでしょうか?
Little Mustapha-----それは、さっきキミが間違えちゃったからなあ。まあ、いつものようにボクが地底人ネタを話し始めるから、キミがそれを否定したりして、そうしているうちにボクがキレるから、そこでキミが帰るということにしようか。
ミドル・ムスタファ-----やっぱりそうなるんですか?まあ、いいですけど。それじゃあ、始めましょうか…。

 ということですが、これ以上続けても何もなさそうなので、この後は編集でカットされます。この後どんなやりとりがあったのかは、過去の「完成記インタビュー」を読んだりすると解ったりするかも知れません。

2013年 11月  Middle Mustapha