Arty Pt.2 : Inner Earth Philosophy

ミドル・ムスタファ-----ここまではあまりフィロソフィー出来てないので、曲に関するインタビューではすこし真面目にやってもらいたいですけど。
Little Mustapha-----それはコペルニクス的転回じゃないからね。
ミドル・ムスタファ-----その感じはちょっとだけインチキ芸術家っぽいかも知れませんね。
Little Mustapha-----ほら。ちょっと調子が出てきたし。それじゃあ、一曲目からいきましょうか。

"Intorospection" について

Little Mustapha-----この曲は最後の "Outrospection" と対になってる、って設定だけど。この二つの曲で久々にポータブルレコーダーで録音した音が使われてるんだよね。
ミドル・ムスタファ-----秋っぽいあの音ですか。
Little Mustapha-----芸術の秋だからね。
ミドル・ムスタファ-----またそれ。というか、芸術家は芸術の秋とか言わないですよ。
Little Mustapha-----いや。真の芸術家は言うかも知れない。それはどうでも良いけど、対になってるから二つの曲で同じメロディーも登場するんだよね。その辺の意図するところを理解すると、よりいっそうこのアルバムを楽しめるかも知れないよ。
ミドル・ムスタファ-----そこまで作り込んであるんですか?
Little Mustapha-----そうじゃなくて。まあそう思えばどうとでも取れるってことだし。都合が悪いので次に行きますよ。
ミドル・ムスタファ-----ええ?!

"Normalization" について

ミドル・ムスタファ-----ここからが "Inner Earth Philosophy" の本編ということですが。前回の "Arty" はどちらかというとクラシックピアノにロックを混ぜたみたいな感じでしたが、今回はロックの方が強い感じがしますよね。
Little Mustapha-----そういえばそうだけどね。今回はコンセプトとしてクラシックピアノ風になりづらい曲の作り方をしたし。実を言うと、この曲から順番に一曲ずつ1度から7度の音程をテーマに曲が作られてるんだよね。本当はタイトルも単純に「1度」とか「2度」とか、そんな感じになるはずだったけど、それよりも各度数と曲調からイメージした言葉を付けてみたよ。
ミドル・ムスタファ-----へえ。良く解りませんが、そういう事だったのですか。じゃあ、これは1度の音程をメインにしているってことですか?
Little Mustapha-----そうだけど。伴奏が付くとそう思えないというのもアレだけどね。常にどこかでAの音がしているんだよ。厳密にいうと色んな高さのAだから1度じゃない、ということでもあるけど。その辺は自由にね。
ミドル・ムスタファ-----Aっていうのは楽器のチューニングに使う音叉の音でもありますし、そういう意味で「標準化」ってことになったんですか?
Little Mustapha-----なにが?
ミドル・ムスタファ-----なにが?って。そういう哲学じゃないんですか?
Little Mustapha-----そんなに深く考えちゃったのか。まあ、あの音叉の音は標準と言うより基準だからなあ。でもその方がカッコいいしアートであるようなフィロソフィーだから、それでも良いや。
ミドル・ムスタファ-----なんか適当ですね。

"Collision" について

ミドル・ムスタファ-----じゃあ、これは2度の曲ってことですね。
Little Mustapha-----まあ、そういうことかな。でもそれだとあんまりアートしてないから、2度の再構築で良いんじゃない?
ミドル・ムスタファ-----でも、再構築なんてしてないんじゃないですか?
Little Mustapha-----というか、再構築ってなんだ?って感じだけどね。昔ハードディスクの断片化解消する時に再構築しています、って出てきてたけど。つまり2度の断片化を解消してるってことか。
ミドル・ムスタファ-----違うと思いますよ。
Little Mustapha-----それよりも、これは2度ってことで、2度らしいフレーズが色々と出てくるんだけど。それはロックでもありジョーズでもあるというとかね。
ミドル・ムスタファ-----ジョーズって。確かにそんな雰囲気ですけど。それだとタイトルの意味がなくなる気もしますよ。
Little Mustapha-----ああ、そうだった。というか2度の音程って同じタイミングでならすと、ぶつかってるってイメージの音になるでしょ。和音を鳴らすには最低三つの音が必要という事になってるけど、ピアノの鍵盤で隣り合った音を三つ鳴らしても変な音しかしないし。まあ、そういう意味のタイトルの再構築。
ミドル・ムスタファ-----余計なアート単語を付け加えると「そうですか」って言いづらくなりますから。
Little Mustapha-----そういうのは無視したら良いんだし。というか、一々そういう事を言うと、このインタビューがスゴい事を話していると思われなくなるからね。意味不明な言葉が多いほどよりアートなんだから。

"Prejudice" について

Little Mustapha-----ボクが思うに3度というのは一番偏見を持たれている音程なんだよね。
ミドル・ムスタファ-----普通の人は音程に対して思ってることなんてないと思いますが。
Little Mustapha-----でも、和音になるとそうはいかないでしょ。基本的にルートの音があって、そこに3度と5度を足すと一般的な和音になるんだけど。この3度が短3度だとマイナーで長3度だとメジャーとか。それで、マイナーは暗い和音で、メジャーは明るいとか。普通はそんなふうに考えるけど、それは偏見だと思わない?
ミドル・ムスタファ-----でも、実際にそうじゃないですか?
Little Mustapha-----それはコレまでそういう和音の使い方をしてきたから、そう思ってるだけかも知れないよ。もしも、昔から暗いテーマの曲にメジャーコードを使っていたら、メジャーの方が暗いって思うようになってたかも知れないし。
ミドル・ムスタファ-----いや、それはマイナーが暗い感じがするから、暗いテーマの曲に使った人が多いって事だと思いますけど。
Little Mustapha-----まあ、それはそうだと思うけどね。
ミドル・ムスタファ-----なんか一生懸命語ってたと思ったら、簡単に認めちゃうんですね。
Little Mustapha-----でも、暗いとか明るいとかそれだけじゃないとは思うよね。ボクが曲を作る時のイメージだと、メジャーはふざけていて、マイナーは真面目とか。あとは勇ましいマイナーもあれば、もの悲しいメジャーもあるし。学校で教える分には「明るい」「暗い」で説明するのが便利かも知れないけど、それだと音楽を聴いた時に明るいか、暗いか、って事しか感じなくなるとかさ。
ミドル・ムスタファ-----それはちょっと真面目な話ですね。
Little Mustapha-----それはつまり短3度ってことだな。
ミドル・ムスタファ-----というか、曲の事を何も聞いてなかったですが。
Little Mustapha-----そういえばそうだった。これはメロディーに短3度と長3度が順番に出てくる感じになってるんだけど。それがホントに暗いか明るいか、ってことを気にしながら聴いたら面白いかもしれないね。

"Coordination" について

Little Mustapha-----ピアノの鍵盤である音を弾いて、そこから4度上、さらにそこから4度上、って感じで音を重ねていくと変身しそうになるって知ってた?
ミドル・ムスタファ-----解るけど知らないことにします。というか、それってあんまりアートじゃない感じですけど。
Little Mustapha-----ああ、そうか。でも4度というのは安定した音程でありつつ、けっこう不思議なところもあって、今言ったみたいに4度を重ねていくと和音ぽくなったり。というか、音が三つ以上鳴っていれば和音と考えたら、ぽい、ってことでもないんだけど。ただ、そういう和音は四度感がありすぎるからこの曲では使ってないけどね。
ミドル・ムスタファ-----じゃあ今の説明はどうでも良いんですか?
Little Mustapha-----どうでも良い事もないけど。でも全体的に落ち着く感じになってると思うんだよね。落ち着かないような展開になってるにも関わらずに。
ミドル・ムスタファ-----途中でメタルっぽくしたいのに出来てないみたいなところもありますし。
Little Mustapha-----出来ていない、って言われると。まあ、出来てないのかも知れないけど。安定して安心できる感じというのは、時々つまらないことだったりもするんだけど。それが同調って事になるのかも知れないけど。ちなみに完全四度の上の音を1オクターブ下げて逆さまにする感じにすると完全五度になるっていうことで、次の曲。
ミドル・ムスタファ-----そんなこじつけいるんですか?

"Congruity" について

Little Mustapha-----実はこのタイトルは「調和」という日本語に訳した方を先に思い付いたんだけど。「調和」って英語だと「Harmony」なんだよね。曲のタイトルに「ハーモニー」って、ちょっとおかしい気もするから、類義語辞典の登場となったんだけど。
ミドル・ムスタファ-----それで「Congruity」ですか。そういえば、前に「Incongruity」ってアルバムもありましたよね。
Little Mustapha-----アレもアートな作品だったよね。メタルギターによる弦楽四重奏的なものを目指してたから、ジャケットも音楽のスコア風だったり。というか、あのアルバムとは関係ないけど、類義語辞典で見付けたいくつかの候補の中から選ぶならその単語になるよね。
ミドル・ムスタファ-----このメロディーは5度っぽいですよね。
Little Mustapha-----実際に5度だからね。それから5度というと、ギターで弾きやすいと見せかけて、連続してでてくると大変だったりするんだよね。途中に出てくるフレーズは地味だけど実は難しいという哲学的なフレーズなのである。
ミドル・ムスタファ-----そこで思い出したように哲学なんですか。
Little Mustapha-----そうである。だが最近ずっとクラシックギターの練習をしていて。クラシックギターってけっこう左手のポジションをどうするか?ってことが重要だったりするから、そういうのがあのフレーズを弾く時に役立ったんだよね。
ミドル・ムスタファ-----練習はしておくに越した事はない、というアートですよね。
Little Mustapha-----そしてフィロソフィーでもある。うむ。

"Tolerance" について

Little Mustapha-----さっきの4度のところでも言ったけど、6度は上下を逆にすると3度になるし、そういう関係にある曲ってどこか似たところがあるのではないか?と思ったのだが、この場合はそうでもなかったり。
ミドル・ムスタファ-----喋り方がメチャクチャになってますが。言いたいことはだいたい解りますけど。タイトル的に考えるとこの曲は「寛容」で、対になっているかも知れない3度のが「偏見」ですけどね。
Little Mustapha-----偏見の反対は寛容かな?…それは違うような、あってるような。
ミドル・ムスタファ-----言葉の意味だけ考えると反対の意味ではないかも知れませんけどね。というか、この話に意味があるのかどうか、心配になってきましたけど。
Little Mustapha-----多分ないんだけどね。思ってしまったからね。じゃあ、曲についてだけど。これはアートな中にあって「ジャズっぽい」の要素を持った作品である。
ミドル・ムスタファ-----例の「ジャズっぽい」ですけど。ノリはそんな感じですけどね。
Little Mustapha-----まあ、この辺はドラムの音をジャズキットにするか、あるいは伴奏をジャズ風にするか、ってことでもあるけど。今回の場合は伴奏が「ジャズっぽい」かな。ベースとかが。というか、この「ジャズっぽい」ってのは偏見でもあるから、ここに共通点が出てきてない?
ミドル・ムスタファ-----私に聞かれても困りますが。思いつきで言った感じだと深みがありませんよ。
Little Mustapha-----そうであった。

"Conflict" について

Little Mustapha-----7度っていうのは、オクターブ下げると解りやすく元の音の1度下だから、2度に似てる感じがあるよね。ということは、1度と7度、それから4度と5度はなんか似ているけど、なぜか3度と6度はそんな感じがあまりない。
ミドル・ムスタファ-----そういう事は今気づくんじゃなくて作る前に気づいておくべきなんじゃないですか?
Little Mustapha-----いや。なんていうか本能的には解ってたんだけどね。まあ、哲学的にと言う方が良いのかも知れないけど。
ミドル・ムスタファ-----さらに適当になってますが。それよりも、これはけっこう変わっている曲だと思いますよ。あなたの曲はだいたい変わってますけど。
Little Mustapha-----そうだよね。この曲に限らず、今回はギターの奏法的に色々と効果的に出来たところがあると思っているけどね。この曲の場合はボリュームをゼロから徐々に上げていくいわゆるバイオリン奏法というのを使っているけど。実は、前まで使っていたマルチエフェクターには強力なノイズゲートが機能していて、バイオリン奏法が出来なかったんだよね。
ミドル・ムスタファ-----それってどういう事ですか?
Little Mustapha-----ノイズゲートっていっても、基本的にはある大きさの音より小さい音をカットするだけだから。だからバイオリン奏法でちょっとずつ音量を上げようとしても、途中までは完全にカットされるから、ボリュームがゼロから10って感じじゃなくて3から10みたいになったりね。
ミドル・ムスタファ-----なるほど。それから、曲の後半はなんか雰囲気が変わりますが…。
Little Mustapha-----ちょっと、その「なるほど」には全然感情がこもってない気がしたんだけど。
ミドル・ムスタファ-----ええ?!そうですか?まあ、実を言うとギターの奏法とかの細かい話はあまりウケないかも知れないと思ったもので。
Little Mustapha-----そんな事を言うと、あるテレビ局のアナウンサーが多用する「なるほど」についての考察を語り始めるけど良いの?
ミドル・ムスタファ-----良くないですよ。そんな事をしたら台無しになりますから。ギターの話は別のところでしてもらう事にして、ここは曲の話に戻りましょうよ。
Little Mustapha-----じゃあ、それで良いや。それで、曲調がどうこうとか言ってたけど。アレはなんでだろうね?
ミドル・ムスタファ-----私に聞かないでくださいよ。
Little Mustapha-----というか、このシリーズって、作る時には基本的なメロディーとコードみたいなのしか書いてない譜面を元に作っていくんだけど。それで作っていったらこういうアレンジになったって事だから。これはつまり7度の性質なのではないか?と思ったのだけど。
ミドル・ムスタファ-----急に雰囲気が変わるのが7度なんですか?
Little Mustapha-----そうではないけど。長7度と短7度ではかなり性質が違うし。しかもコードの中で鳴る場合はコードがメジャーかマイナーかによってもかなり違うんだよね。これは音を聞いたらすぐに解るから、ピアノとかがあったら試してみるべきだけど。
ミドル・ムスタファ-----それが曲調が変わる要因になってるんですか?
Little Mustapha-----何が?
ミドル・ムスタファ-----何が?じゃなくて。何の話してたか覚えてますか?
Little Mustapha-----何を話していたとしても、このアルバムに関することと言えば最終的にはアートなフィロソフィーの事だからね。
ミドル・ムスタファ-----適当に誤魔化すのはやめてくださいよ。
Little Mustapha-----うむ。

"Outrospection" について

Little Mustapha-----この曲と1曲目はタイトルが何度も変わっていたりするんだけど、始めは単純に「Intro」と「Outro」だったんだよね。でも「outro」って単語が、実は「intro」に対して作られた造語って事を知って、これはあまりフィロソフィーではないな、と思ってね。
ミドル・ムスタファ-----なんで造語だとダメなんですか?
Little Mustapha-----造語だから、って事じゃないけど。ちゃんとした音楽用語だと思ってたのに、それがごく最近にポピュラー音楽界で作られた言葉だと知ったら、なんか重みがない感じでしょ。
ミドル・ムスタファ-----クラシックじゃないからダメみたいなのは、それはそれで偏見ですよね。
Little Mustapha-----クラシックじゃないから、とは言ってないよ。重くないからだよ。まあ、とにかく曲のタイトルにするにはちょっと弱い気もしてきたから、次に考えたのは「Introduction」と「Outroduction」だったり。でもこれだと「intro」と「outro」とほとんど意味が同じだし。そこで例によって辞書の登場ってことなるんだけど。そこで見付けたのが「Inrtospection」っていう単語だったんだよね。これはかなりフィロソフィーな意味の単語だし。
ミドル・ムスタファ-----じゃあ、この曲の「Outrospection」も造語なんですね。
Little Mustapha-----そうなのである。イントロの概念を破壊して再構築しているよね。
ミドル・ムスタファ-----そこをアート風にしなくても良いと思いますが。
Little Mustapha-----ああ、それから言い忘れてたけど、ロックと哲学の融合、って言葉も言い忘れてたんだけど、どうしよう?
ミドル・ムスタファ-----どうしよう、って。この曲はそういう曲なんですか?
Little Mustapha-----そうじゃなくて、全体的に言えることなんだけどさ。メタルとアイドルの融合が流行ったけどさ。アイドルっていうのは音楽のジャンルじゃないし、それを融合って言うのはどうか?ってことだと、ロックと哲学が融合も流行ったりしないかな?とか思ってね。
ミドル・ムスタファ-----こういう感じじゃ流行らないんじゃないですか。だいたいああいうのが流行るのは若い女の子要素があるからで、融合とか再構築によって流行ったワケじゃないですからね。
Little Mustapha-----へえ、そうなんですか。でもこのインタビューを読む人にコッソリ教えてあげるけどね。この曲にはアマゾネスという最強の女子要素も入ってるからね。
ミドル・ムスタファ-----ああ、あのアレですか。というか、この曲も良く解らない曲だと思うんですが。二曲を一緒にしたような感じで。ああ、これってもしかして融合とか言った方が良いんですかね?
Little Mustapha-----これは融合でも再構築でもないよ。しかも、後半部分は1曲目のテーマを繰り返していると見せかけて、作ったのはこっちの方が先だからね。ごく自然な感じで不自然な曲が作られただけなんだよね。ただアレンジしてみるとやっぱり不自然かも知れないってことで、アマゾネスの登場になったんだけど。
ミドル・ムスタファ-----なんていうか…。哲学とアマゾネスの融合ですね。
Little Mustapha-----そうそう、そういう事!

Little Mustapha-----ということで、全曲のインタビューが終わったワケだけど。ここでこのアルバムがどれだけ哲学と共通しているか、というのを教えてあげようと思うのだが。
ミドル・ムスタファ-----ここでまとめですね。
Little Mustapha-----これが解れば、今聞いた音楽がものすごい哲学だということに気付くはずはずだよ。
ミドル・ムスタファ-----それで、哲学とこのアルバムの共通点とは。
Little Mustapha-----多くの哲学書が誰にも読まれないのと同様に、このアルバムもあまり聴いてもらえない。
ミドル・ムスタファ-----アハハハ。オチがついたところで、今回のインタビューはこの辺…。
Little Mustapha-----ちょっと、ちょっと。なんでオチとか言うんだよ。
ミドル・ムスタファ-----違うんですか?
Little Mustapha-----哲学なんだから「うーむ」って唸ってから締めてもらわないと。
ミドル・ムスタファ-----じゃあ、最後だけやり直しますか。
Little Mustapha-----なに言ってるんだよ。最後だけちょっとやり直しとか。それじゃあアートとして成り立たないよ。
ミドル・ムスタファ-----アートとか哲学とか。今回はさらに面倒な事になってますが。
Little Mustapha-----とにかく、やり直すよ。
ミドル・ムスタファ-----やり直す、って?
Little Mustapha-----インタビューに決まってるよ。最初からやるから、紹介部分からね。さっきのはイマイチだったし、今度は紹介もちゃんと哲学的にやってくれないとだめだからね。
ミドル・ムスタファ-----エェ…。

 

ということで、今回もまた地球上で唯一日の当たることのないブラックホール・スタジオ(Little Mustaphaの部屋)で悪夢のインタビューが続くのでした。