F.B.l.(エフビーエル)特別捜査官。天才的推理と「少女的第六感」で数々の難事件を解決・・・するのか?
FBLの正式な捜査官ではなくてアルバイトである。アルバイトであってもFBLの捜査官なので殺人事件の捜査もするのだが、死体とか血とかが苦手。しかし幽霊みたいなのはそれほど恐れていない。
UFOとか地底人に関する政府の陰謀を暴くのが彼の目的である。そして捜査を続けていくうちに、存在していたのかどうかすら解らなくなってきた彼の兄を探すというのも彼にとっては重要な事柄になっている。(シリーズの最初に彼は失踪した兄に変わってペケファイル課を担当することになった、という設定になっていたのだが。)
どうでも良いが、自宅やペケファイル課の部屋など、至る所に彼のエロ本が隠してある。
オックス・モオルダア・ムスタファ
ダナア・スケアリー・ザ・プリンセス
モルダアのパートナーであり死体を切り刻むのが大好きな医師(無免許)。
常に冷静であり完璧でエレガントであると思っている。たまにはそのとおりになることもあるが、それが高じてうぬぼれにつながることも。またいろいろなことにコンプレックスを抱いているような一面を見せることもある。
ペケファイル課で勤務を続けているうちに「あり得ない現象」を沢山目撃してきたのだが、そんなものは全てまやかしに違いないと思っている。ただし、仕事から離れるとそういうことはすっかり忘れるので、その辺は特に気にしていないのかも知れない。
甘党。
以前に自分の首の後ろから金属製のグリコのオマケが出てきたことを気にしている。
アンタモ・スキヤナー
F.B.l.副長官。モルダアたちに上から指示を出す人。シーズン1では一番偉い人だったが、シーズン2になるとエフ・ビー・エルにはその他の偉い人が出てくるようになり、彼は板挟みの中間管理職みたいな立場になってしまう。さらにシーズン3になると「偉い人」はさらに偉くなった。シーズン4ではどうなるのか。実は彼もそれなりに偉くなっているという可能性もある。 彼の部下でもありエフ・ビー・エルの全職員が三人だった頃からの仲間でもあるモオルダアとスケアリーのことは常に第一に考えることにしているのだが、エフ・ビー・エルでの微妙な立場のためにそうならないこともある。 中年だが体を鍛えているのでいつまでも若々しくそして男性的である。男性的なので頭は禿げ上がっている。 そして、多分個性的なメガネをかけている。
ミスター・ペケ
隠居した怒百目鬼 鐵円(ドドメキ テツマル)に変わってモオルダアやスケアリーにいろいろ裏情報を教えてくれる謎の人物だったが、彼のしていることが闇の組織に知られてシーズン4の第1話で降板となる。
「降板」なので再登場の可能性もあり。
真利多 小春(マリタ・コハル)
降板したミスター・ペケに代わってモオルダア達の協力者になってくれそうな謎の美女。初回登場時には外務省事務次官の秘書という事になっている。謎の美女なのでその他は謎。
ウィスキー・ドリンキングマン(通称「ウィスキー男」)
常にウィスキーをラッパ飲み。闇の組織の一員。裏で糸を引く男。色々たくらむ男。彼の本当の名前は誰にも解らない。
その闇の組織は世界的な陰謀に関わっている。もしかすると世界を動かしているのは彼らなのかも知れない。とにかく彼らは目的のために全てを闇に葬り去ることが出来る。そのために人を殺したとしても、彼らが罪に問われることがないことは明らかである。
そんな組織の中でもウィスキー男はかなりの権力を握っている。ただし、ウィスキーがなくなると弱くなるというウワサもある。
ラヴィング・マシュマロマン(通称「マシュマロ男」)
ウィスキー男とは密接な関わりのある謎の男。おそらく彼が本格的に登場するようになる前もウィスキー男の登場した薄暗い部屋に彼もいたに違いない。
謎の組織の一員であるのだから、彼もまた話を混乱させるに違いない。
マシュマロが口の中に入っていないと落ち着かないので、喋る時はモフモフと喋る。マシュマロばかり食べているが、意外と痩せている。
蔵衣地・A・ロドリゲス
ハーフのような名前だが、純粋な日本人。便宜上たいていの場合「クライチ君」と呼ばれるので、下の名前はどうでもいいのである。
始め登場した時にはエフ・ビー・エルの新米捜査官という肩書きだったが、それは仮の姿だった。彼は闇の組織に雇われて時には危険な仕事もこなす。
そろそろいい大人なのだが、常に「最近の若者」みたいな喋り方をする。そして「最近の若者」らしく簡単に寝返ったりもする。
シーズン4開始時に彼の消息は不明である。
ローン・ガマン
(政府や社会の裏に渦巻く陰謀を暴こうとしている秘密組織。作者の都合で新しく誰かを登場させるのではなく、これまでに登場した人物を起用することにした。)
「オタクっぽいテクノロジー」を駆使して様々な活動をしている。
ヌリカベ君:シーズン2の始めのころ大学院にいた彼はスケアリーに依頼されて捜査に協力したのだが、それがきっかけで世の中には誰にも知られていない大きな陰謀があるのではないかと思い、大学院をやめてローンガマンを始めた。
化学やハイテクに関することに詳しい。無口すぎて必要なことすらなかなか話さない。彼が唯一の「ローンガマン」の正式メンバーである。ヌリカベ君はメンバーが二人以上になると「ローン・ガメン(manの複数形でmen)」に名前を変えなくてはいけないのではないか?そうすると名前の由来である「ローンを我慢する」という意味がなくなってしまうので、彼以外がメンバーにはいることは認めていない。そのローンとはローンガマンを始めるに当たって購入した機材のローンである。
大学時代は演劇部で死体役や壁の役を専門としていた。常にダークなオーラで人々をゾッとさせる。
元部長:ヌリカベ君のいた大学の演劇部で部長をしていたが、演劇とギャンブルに没頭していたため学業がおろそかになり大学を中退する。ちょうど同じ頃大学院を辞めた先輩のヌリカベ君がはじめた「ローンガメン」のアジトに居候している。
ローンガマンのアジトでヌリカベ君のやっていることを見ているうちに興味が湧いてきて色々と勉強したので今では怪しい陰謀論やオカルトっぽい科学にはかなり詳しくなっている。
また、あまり喋らないヌリカベ君に代わって、彼の意見を代弁する役目もはたしている。そろそろローンガマンの正式メンバーにして欲しいと思っているのだが、ヌリカベ君は認めようとしない。
フロシキ君:本家「エックスファイル」に合わせるなら「ローンガマン」は三人いないといけないということで登場したフロシキ君。元部長の知り合いで、元部長からローンガマンの話を聞いて「なんか面白そう」と思ってローンガマンのアジトへやって来るようになった。
元部長と同様にローンガマンのアジトで過ごしているうちに怪しいことには詳しくなっている。彼もまたローンガマンの正式メンバーになりたがっているのだが、もちろんヌリカベ君は認めていない。しかし、今ではローンガマンといえばこの三人という感じになっているので、彼らは正式メンバーではなくても、その辺は気にしていないようだ。
時々、相手にとって失礼と思われるような話し方をするのだが、そこが気にならないのは彼の持つ不思議な「ダメな感じ」のせいかも知れない。
モオルダアの父(名前はまだない)
シーズン2の最終回に作者の都合でいきなり登場して、そしていきなり降板。以前に防衛庁やその他の国の機関で働いたいたことになっている。
ウィスキー男やその回りにいる人間達とも面識があり、実は「何か」を知っているようである。
降板はしたが、死んだことにはなっていないので突然再登場したり「過去の出来事」の中に登場することがあるはずだ。
モオルダアの母(名前はまだない)
モオルダアの父同様に作者の都合で登場することになった。
昼間は居間でお茶を飲みながらワイドショーを見て、夜は居間で煎餅を食べながらサスペンスドラマを見る、わかりやすい感じのオバサンである。
夫の同僚であったウィスキー男とも面識があるようだが、詳しいことは謎である。
ただし、基本はオバサンである。
ダネエ・スケアリー・ザ・プリンセス
スケアリーの姉。
妹のダナアと同様に完璧でエレガントで喋り方も一緒だが、彼女が妹と違うところは科学よりも占星術やオカルト的なことにも物事に関する重要な何かを見出すところである。
スケアリーの母(名前はまだない)
ダナアとダネエの姉妹がおかしな喋り方をするのは、この母親の影響かも知れない。
母と姉妹が三人揃ってしまうと、三人とも同じ喋り方なので誰が喋っているのか解らなくなる。(スケアリーが喋っていると説明しなくても喋り方でそれが誰なのか解るという「スケアリーですのよアドバンテージ」を作者が使えなくなるということでもある。)
それ以外は完璧でエレガントな母親である、と彼女は思っている。
千堂麗流(センドウ・レル)
コンピューターとかハイテクっぽい事柄に詳しいFBLの技術者。彼の知識とエフ・ビー・エルにある最新の機器があると事件に関してかなりのことが明確になるのだが、自分の興味がわかない限り基本的には言われたことしかやらないので、彼が事件を解決してしまうようなことは決してない。
モオルダア同様にバイトだったりスケアリーに密かに恋心を抱いているというところが面白いので定期的に登場することになってしまった。
そしてシーズン4からは名前が付けられた。(しかしこれまでどおり「FBLの技術者」と書いた方が解り易いので、本編ではあまり名前が書かれないかも知れない。)
エフ・ビー・エルの職員たち
物語の進行に得に意味がない限り、彼らはエキストラである。エフ・ビー・エルのビルディングで忙しそうに動き回っているが、実はそれはただビルの中を歩き回っているだけで、その行動に目的があるわけではない。
シーズンを重ねるごとに彼らの中には何かの陰謀に加担している者や、何処かのスパイみたいな人が増えてくるので要注意である。
その他
エピソード毎に紹介。