この記事はLittle Mustapha's Black-holeがGoldバージョンとSilverバージョンに分かれている時に書かれたので当時は内容に違いがありました。ここではより濃厚なGoldバージョンの記事を掲載します。
数日前のことです
ソバージュヘアのLittle Mustaphaとケミカルウォッシュがブラックホール・スタジオ(Little Mustaphaの部屋)で向き合って座っているところへ、テクノカットのミドル・ムスタファがやって来ました。
「いやあ、遅れちゃいました。すいません。電車が混んでいたもので」
電車が混んでいるというネタは誰かが突っ込むべきところですが、ここにいた二人は何も言いません。テクノカットのミドル・ムスタファは少し調子を狂わされた感じで座りました。
「ところで、その他のメンバーはどうしてるのかなあ?」
Little Mustaphaはミドル・ムスタファに聞きましたが、そんなことをミドル・ムスタファが知っているはずはありません。でも知っていたようです。
「Dr.ムスタファはツーブロックでニヒル・ムスタファは紺ブレみたいですよ」
ミドル・ムスタファが言うとLittle Mustaphaは「ああそう」と気のない返事を返しました。それにしてもミドル・ムスタファはLittle Mustaphaと向き合って座っているケミカルウォッシュが気になって仕方がありません。Little Mustaphaもそこに気付いたようでミドル・ムスタファにケミカルウォッシュを紹介しました。
「ああ、この人には初対面だよねえ。彼はケミカルウォッシュだよ」
だよ、と言われてもミドル・ムスタファは意味が解りません。
「何でケミカルウォッシュなんですか?」
「そんなことを言われてもケミカルウォッシュなんだから仕方がないじゃん」
Little Mustaphaの説明は良く解りません。それよりもLittle Mustaphaにはもっと気になることがあります。どうしてDr.ムスタファが「ツーブロック」でニヒル・ムスタファが「紺ブレ」なのか。さらに、どうしてLittle Mustaphaがソバージュヘアでミドル・ムスタファがテクノカットなのか。Little Mustaphaがしばらく考えたところ、どうやら原因はケミカルウォッシュにあるような気がしてきました。
「ちょっと、ケミカルウォッシュ君。キミは一体何のためにここに来たんだ?」
Little Mustaphaがケミカルウォッシュに聞きました。
「そんなの解りきったことですよ。Little Mustapha's Black holeがイカしたサイトに生まれ変わると聞いて、じっとしていられなくなったんです。ボクが参加してあなた達もイケてるファッションになってもらわないといけないと思ってね」
イケてるファッションというのはLittle Mustaphaにもミドル・ムスタファにも理解できませんでしたが、このケミカルウォッシュのせいで何かがおかしな事になっているのは確かなようです。ケミカルウォッシュはさらに続けました。
「それからマイクロ・ムスタファは今頃アメカジですよ」
「アメカジって…」ソバージュヘアのLittle Mustaphaとテクノカットのミドル・ムスタファがほぼ同時に反応しました。マイクロ・ムスタファのアメカジにも驚嘆だったのだが、それ以前に自分たちの髪型があり得ないモノだということも問題です。
「あの、来てくれたのは嬉しいんだけど、どうもキミがいると調子が出ないんだけどねえ」
Little Mustaphaは思い切ってケミカルウォッシュに思っていることを言ってみた。ケミカルウォッシュは多少気分を害したような顔をしている。
「何でそんなことを言うのですか?私はケミカルウォッシュですよ。なんだか、あなた達にそのくらいのセンスしかないと知ってガッカリですよ」
「ガッカリとはどういうことですか?」
テクノカットのミドル・ムスタファがケミカルウォッシュに聞いた。
「流行は廃れてもまたいつか復活するんです。だから私はいつまでもケミカルウォッシュですし。ですからあなた方も恥ずかしがらずにテクノカットであり続けたりソバージュヘアであり続けていれば、いつの間にか流行の最先端になれるんですよ」
ソバージュヘアのLittle Mustaphaは黙って聞いていたのだが、どうしても我慢できなくなってきた。
「あの、来てくれたのは嬉しいし、感謝してるんだけど、ボクらは別に流行の最先端になるつもりはないんだよ。そのためにハズカシ・ファッションなんかしてられないんだ。だから、今日のところは帰ってくれないかな?」
それを聞いたケミカルウォッシュは少しムッとした感じで言い返しました。
「私は絶対に帰りませんよ。あなた方が流行の最先端になるのを見届けるまで絶対に帰りません。どうしてあなた方にはそこが解らないのですか?テクノカットもソバージュヘアも、誰が見たって格好いいですからね。私はあなた方がそこに気付くまでいつまでもあなた達をそのままのヘスタイルにしておきます」
「誰が見ても格好いいって、誰が決めたんですか?というかそれよりも、私がテクノカットなのはあなたの仕業なのですか?」
ケミカルウォッシュの言うことを聞いて、ミドル・ムスタファが聞き返しました。
「そうですよ。あなた方がどう思おうと私はケミカルウォッシュのケミカルパワーを使ってあなた方を理想的な髪型にしたりファッションにしたり出来るのです」
そういうと、ケミカルウォッシュは不思議な力を使ってミドル・ムスタファをグランジ・ファッションにしました。ミドル・ムスタファが驚くのを確認すると、またケミカルウォッシュが不思議な力を使ってミドル・ムスタファを元の服装に戻しました。
「どうです?すごいでしょ。あなた方が何と思おうと私はあなた方を思い通りに出来るんですよ」
ソバージュヘアのLittle Mustaphaとテクノカットのミドル・ムスタファは青ざめてケミカルウォッシュを見つめていました。
ミドル・ムスタファ-----何ですか、これは?
Little Mustapha-----今度のバージョンアップ記念パーティーのネタだけど。
ミドル・ムスタファ-----これは問題が多すぎですよ。それに、こんなネタのために私はテクノカットにはしませんからね。というかあなたがその髪の長さでソバージュにしたらほとんどパンチパーマですよ!
Little Mustapha-----まあ、そうだよねえ。思いついた時には面白いと思ったんだけど。それじゃあ、プランBで行くか。
ミドル・ムスタファ-----まだあるんですか?というか、どうしてこんなネタをやる必要があるんですか?
Little Mustapha-----そんなことは気にしちゃいけないよ。気付けばこのLittle Mustapha's Black holeももうバージョン5なんだよ。そろそろ本気を出していかないとね。
ミドル・ムスタファ-----こういうネタをやると本気ということですか?
Little Mustapha-----そういうことでもないけどね。でもこのプランBはキミも気に入るはずだよ。最近話題になってる舞台発表があったでしょ。あれをちょっとパクってみようと思ってね。
ミドル・ムスタファ-----ああ、アレですか。ちょっと面白そうですねえ…
良く解らないがバージョンアップを間近に控えたブラックホール・スタジオ(Little Mustaphaの部屋)ではいつもの髪型のLittle Mustaphaといつもの髪型のミドル・ムスタファが何かを企んでいる。
バージョンアップ記念パーティーでは何かが起こるのかも知れないが、仕込んだネタというのは大抵ウケないので期待しない方がいいでしょう。
数日後…
予定どおりLittle Mustapha's Black holeでバージョンアップという名の模様替えが行われました。
いつものように主要メンバーとなぜか不機嫌なLittle Mustaphaが集まって完成記念パーティーという名のダラダラ飲み会が始まっているのです。
ミドル・ムスタファ-----ということで、何とか完成したようですねえ。あんまり見た目は変わっていませんけど。今回はいろいろ苦労があったようですけど、Little Mustaphaは特にどの辺に思い入れがありますか?
Little Mustapha-----特にないです。
ミドル・ムスタファ-----…ああ、そうなんですか…。それは、全部に思い入れがあるということでしょうか。…そういえば、バージョンアップ作業の合間にビスケットを焼いて「ビスケット君」を作っていたみたいですねえ。あのビスケットはどんな思いで焼いたんでしょうか。
Little Mustapha-----別に…。
一同-----…。
Dr.ムスタファ-----何でLittle Mustaphaはそんなに機嫌が悪いんだ?
ニヒル・ムスタファ-----あれだよ。ちょっと前にワイドショートかで流行ってたやつ。
Little Mustapha-----ヘヘへ。なんだ、バレてたのか。さすがはワイドショー好きのニヒル・ムスタファだね。
ニヒル・ムスタファ-----オレがいつワイドショー好きになったんだよ!
Little Mustapha-----まあ、なんとなくそんな雰囲気だったからね。その辺は気にしない。
Dr.ムスタファ-----…ああ、あれか!あのケツがどうのこうのっていう女優のことだろ?
ニヒル・ムスタファ-----ケツがどうのこうのって、それ全然違うぜ。
ミドル・ムスタファ-----そうですねえ。ケツはひどすぎますよ。
Dr.ムスタファ-----まあ、なんていうか「彼も人なり我も人なり」ということだな。
ニヒル・ムスタファ-----それもあってないよ!それよりも何でテレビのマネなんかするんだ。しかも、そのネタはちょっと古いぜ。
ミドル・ムスタファ-----そうですよねえ。ボクもわざわざ事前に呼び出されてこんなネタをやるなんて聞かされて、ちょっと戸惑いましたよ。
Little Mustapha-----そんなことないでしょ。このネタの打ち合わせをした時はノリノリだったじゃん。
ミドル・ムスタファ-----まあ、そうなんですけどね。でもどうしてこんなことを計画したんですか?
Little Mustapha-----だって、制作発表みたいなのってこうやるんじゃないの?最近は不機嫌ブームらしいし。
ニヒル・ムスタファ-----それ、誰に聞いたの?
Little Mustapha-----聞いたというか、思っただけだよ。
どうにも意味がなさすぎる完成記念パーティーが始まっていますが、ここでバージョンアップによって変更された箇所を報告すべきです。ホントに報告するべきかどうかは知りませんが、そういう雰囲気なので報告するのです。
1. TopページのFlash時計が変わっています。今のところ「シンプルかつ一見しただけでは何時か解らない時計」ですが、いずれ「ゴチャゴチャしてキモくて一見しただけでは何時か解らない時計」に置き換えられる予定です。バージョンアップは10月31日と決められていたので、複雑なモノを作る時間がありませんでした。
2. LiNKとGuestHouseがなくなりました。LiNKという名前のリンクが沢山あるだけのページというのは、なんとなくWeb1.0のニオイがするので、削除です。Little Mustapha's Black holeは限りなく2に近いWeb1.0を目差しています。代わりにTopページの下の方に「Special Thanks」という形でこれまでLiNKに掲載されていたサイトを掲載しています。
GuestHouseはなくなったワケではなくGuestHouseへのリンクがなくなっているだけなので、運のいい方は偶然みることが出来るかもしれません。GuestHouseは誰でも書き込めるBBSだったのですが、誰も書き込まないのでこうなりました。
3. SideShowのサブコーナーだったthe Peke FilesとPrincess Blackholeのオフィシャルページ(?)が独立したコーナーになりました。
4. 「3」の結果、SideShowが淋しくなりました。
5. ついでということで「Music/多分素晴らしい楽器の世界」に新しく買ったのに公開されていなかった楽器を追加しました。
6. Topページ、Black-holic、Music、Music/「Dr.ムスタファ:訳」の世界アーカイブのHTMLファイルをほぼ自動的に作成出来るスクリプトを作りました。これにより、これらのページは意味もなく頻繁にダラダラ更新されます。
7. 「6」のついでにTopページとBlack-holicの更新をお知らせするRSSも配信出来るようになっています。TopページのRSSがあればBlack-holicのRSSは必要ありませんが、成り行き上こうなりました。
8. その他いろいろなところで文字の大きさとか色とかが変わっていますが、どこをどう変えたか忘れました。
以上が意味もなく変更された内容です。ところで、ブラックホール・スタジオ(Little Mustaphaの部屋)では、まだバージョンアップ記念パーティーが行われています。「不機嫌ネタ」はあまりウケなかったようですが、あれからどうなったのでしょうか?
Little Mustapha-----…ということでねえ、Perlを使うといろんな事がほぼ自動的に出来てしまうんだよね。まあ、これはいずれ大特集しないとね。
Dr.ムスタファ-----キミにはまだ無理だろう。コンピューターの世界は奥が深いぞ。
ニヒル・ムスタファ-----先生がそんなことを言っても説得力がないよ。そんなことより、いつになったら本当に動くロボットを作るんだ?
Dr.ムスタファ-----技術的にはいつだって作れるぞ。ただし予算の都合でなかなか実現しないんだがね。
ニヒル・ムスタファ-----また適当なこと言って。
Dr.ムスタファ-----適当じゃないぞ!私は科学的根拠に基づいてな…
ミドル・ムスタファ-----まあまあ、それはどうでもいいじゃありませんか。それよりも、マイクロ・ムスタファはまだ来てないんですか?
マイクロ・ムスタファ-----いますよ!
Little Mustapha-----ホントだ。いつもは気付かないだけで始めから来てるのに。
マイクロ・ムスタファ-----だから、いるって!
ニヒル・ムスタファ-----またきっと家で小説の書き出しだけを考えてるんだろ。
マイクロ・ムスタファ-----ちょっといい加減にしてくださいよ!さっきからいるって言ってるでしょ!
一同(マイクロ・ムスタファ除く)-----ああ、なんだ!キミいたのか!
マイクロ・ムスタファ-----いい加減にしてくださいよ。今日のはちょっとギリギリな感じでしたよ。こんなことをしていると「いじめ」に発展するとか言われてしまいますよ。
Little Mustapha-----言われる、って誰に?
マイクロ・ムスタファ-----誰でもいいですよ。それよりも、今度からネタで私のことを気付かないふりをするのやめてくれませんか。私は本当に自分の姿が見えなくなってしまったのかと思って不安になりましたよ。
ミドル・ムスタファ-----まあ、そうですね。さっきのはちょっとやりすぎですね。でも最初に言った時には本当に気付いてなかったんですけど。
マイクロ・ムスタファ-----…そうなんですか。…まあ、いいですよ。それよりも、みなさん気になりませんか?
Dr.ムスタファ-----なんだ?留守番電話か?
マイクロ・ムスタファ-----そうじゃありません。みなさんはそこにある爆弾ロボットを見ても何にも感じませんか?
Little Mustapha-----ボクは爆弾ロボットよりも、爆弾ロボットをドアの前から動かした時に床がガタガタになったのが気になって仕方ないんだよ。なにしろ、爆弾ロボットはすごく重たいんだから。無理矢理引きずったら床が傷だらけだよ。
(爆弾ロボットについては#104「Extinction」参照。)
ミドル・ムスタファ-----それ一人で引きずったんですか?よくやりましたね。ボクらを呼んでくれたら手伝ってあげたのに。
Little Mustapha-----そんなウソはつかなくてもいいよ。どうせ爆弾が恐くて呼んでも来なかったでしょ。
ミドル・ムスタファ-----まあ、そんな気もしますけど。
マイクロ・ムスタファ-----ちょっと、みなさん。そういうことじゃないですよ。みなさんは今日が何の日だか解っているんですか?
Little Mustapha-----Little Mustapha's Black holeのバージョンアップの日であると同時にハロウィンだよ。
Dr.ムスタファ-----ああ、そうか。私らが仮装をしてないからマイクロ・ムスタファは気になっているんだな。
ニヒル・ムスタファ-----それは違うと思うぜ。
Dr.ムスタファ-----そんなこともないだろ。「月日に関守なし」とも言うしな。
ミドル・ムスタファ-----なんですかそれは?
ニヒル・ムスタファ-----また適当に言ってるのさ。
マイクロ・ムスタファ-----いや、ある意味ではあっていますけどね。多分先生は気付いてないと思いますが。今日がハロウィンということは、次にはクリスマスですよ。
Little Mustapha-----ああ、なんだ。サンタからプレゼントをもらう計画を練ろうということか。
ミドル・ムスタファ-----そういえば、そうですね。いつもは何周年記念パーティーだから、特にやることもなくサンタ襲撃計画だったのですけど、今回はバージョンアップということで肝心のサンタのことを忘れていましたよ。
マイクロ・ムスタファ-----そうじゃないですよ。この間、何者かがここへ爆弾ロボットを送り込んだために我々は絶体絶命だったのです。今年もクリスマスにサンタを呼ぶなんてことをしたら、それこそ最後かも知れませんよ。
Little Mustapha-----サンタと爆弾ロボットは違うからそこは気にしなくていいんじゃない?それに、もし今年のクリスマスに爆弾サンタが来たとしても、背中の蓋を開けて電源を切ればいいって、ダークマタンに教えてもらったしね。
Dr.ムスタファ-----そうだな。それにロボットなら私がなんとかするしな。
ニヒル・ムスタファ-----このまえは何にも出来なかったぜ。
Dr.ムスタファ-----あれは体調不良が原因だから仕方がない。
ニヒル・ムスタファ-----なんだよそれ?それよりも、やっぱり今年もちゃんと計画を立てないとな。毎年失敗してるけど、これまでの失敗を生かせば今年はすごい計画が思いつくかも知れないぜ。
ミドル・ムスタファ-----そうですね。それに、去年の失敗からサンタのおじさんがサンタの伯父さんと別人だと言うことも解っていますし。
マイクロ・ムスタファ-----ちょっとみなさん。私はもうこんな話には付き合ってられません。私はみなさんのやりとり見ていて、私が以前に書いた「不機嫌の季節」という小説を思い出しました。その小説の中で主人公の潔屁端は…
Little Mustapha-----ケツヘバタ?!
ミドル・ムスタファ-----偶然にケツつながりですねえ。
Dr.ムスタファ-----「尻馬に乗れば落ちる」ということだな。
ニヒル・ムスタファ-----それは…、あってるのかどうか良く解らないな。
一同(マイクロ・ムスタファ除く)-----アハハハハ!
マイクロ・ムスタファ-----ちょっと、みなさん人の話は最後まで聞いてくださいよ!私は尻屁端がそうしたように、しばらくここへは来ません。こんな危険なところにいては命がいくつあっても足りませんよ。それではみなさんさようなら!
Little Mustapha-----あれ、帰っちゃうの?
Dr.ムスタファ-----なんだかすごく不機嫌だったな。
ミドル・ムスタファ-----それにしても、困りましたねえ。「しばらくここへ来ない」とか言っていましたがいつまで来ないつもりなんでしょう。あの感じだと今年のクリスマスも不参加ということでしょうけど。ずっと来ないとなると問題ですよ。
Little Mustapha-----そうだよね。ボクらは五人そろってムスタファ・レンジャーなんだから。
ニヒル・ムスタファ-----ムスタファ・レンジャーってなんだよ!オレはそんなのに入った覚えはないぜ。
Little Mustapha-----これは、なんていうか言葉のあやってやつだよ。
ミドル・ムスタファ-----言葉のあや、って意味解ってますか?それにしても、マイクロ・ムスタファの「不機嫌の季節」ってどんな話なんでしょうね?「主人公がそうしたように」とか言ってましたけど。
Dr.ムスタファ-----主人公が機嫌が悪くなって途中で帰っちゃう話じゃないか?
ニヒル・ムスタファ-----先生は単純で良いよな。でも、もしかすると「不機嫌の季節」の内容が解れば、マイクロ・ムスタファの言わんとしていたことが解るかも知れないぜ。
ミドル・ムスタファ-----でも肝心のマイクロ・ムスタファはしばらくここには来ないと言ってましたし。
Little Mustapha-----そんなことより、みなさんは気付きませんか?
ミドル・ムスタファ-----なんですか急に、マイクロ・ムスタファのマネなんかして。
Little Mustapha-----そうじゃなくて、今日のマイクロ・ムスタファは何かが違ってたよね。いつものように影が薄かったけど、それ以外のところはいつもと少し違う気がしたでしょ?
ミドル・ムスタファ-----そうですえね。いきなり帰っちゃったりして。態度が毅然としているというか。
Dr.ムスタファ-----ということは、また偽マイクロ・ムスタファ現るということか?
Little Mustapha-----そんな気もするよね。今頃本物のマイクロ・ムスタファはどこかに監禁されているとか、もしくは悪霊に取り憑かれて恐ろしい小説を書いているか。
ミドル・ムスタファ-----それは何年か前のクリスマスのネタですねえ。
Little Mustapha-----なんだ、覚えてたか。でも、ボクは今年のクリスマスにボクらの欲しいプレゼントをもらえるかどうかの鍵はマイクロ・ムスタファが握っているような気もするんだよね。
ニヒル・ムスタファ-----それで、どうするんだ?マイクロ・ムスタファを追いかけてここに連れ戻すのか?
ミドル・ムスタファ-----でも、さっきまでいたマイクロ・ムスタファは本物かどうか解らないし。
Little Mustapha-----それに、今日はもうかなり飲んじゃったから、それはクリスマスが近づいてからでいいんじゃない。
ミドル・ムスタファ-----そうですね、じゃあ、そうしますか。
こんな感じで終わっていいのか。バージョン5.0とかの話はどうなったのか。そんな感じですが、今回はこれにて終了。バージョンアップしてもBlack-holicの記事は意味不明でダラダラ続く。
成り行き上、またしてもマイクロ・ムスタファに鍵を握らせてしまいましたが、どうなるかは知りません。
次回は、途中で予告したとおり「Perlでほぼ自動的な世界」に関する大特集かも知れませんが、予告どおりはあり得ないBlack-holicなので、どうなるか知りません。