今年も10月31日はやって来て、そして去っていきました。10月31日をLittle Mustapha's Black holeの復活の日に決めた時にはハロウィーンなんてそれほど注目されてませんでしたけど、最近はけっこう盛り上がっていたりするのはきっとLittle Mustapha's Black holeのおかげに違いありません。
それはどうでもいいですが、今年も主要メンバー達が集まって「開設記念日のパーティー、ならびにちょっとだけリニューアルパーティー」を始めようとしています。ブラックホール・スタジオ(Little Mustaphaの部屋)なのに、Little Mustaphaがいないという怪しい始まり方ですが、Little Mustaphaがくるまで、主要メンバー達は「ちょっとだけリニューアル」されたLittle Mustapha's Black holeを見ていました。
(いつものように、マイクロ・ムスタファは多分いるけど、他のメンバーが彼に気付いているかどうかは知りません。)
ミドル・ムスタファ-----今年のリニューアルってコレだけなんですか?
Dr.ムスタファ-----そうじゃないか。これ以外に変わったところは何もないみたいだぞ。
ニヒル・ムスタファ-----それよりも、先生はもう発明やめたの?
Dr.ムスタファ-----だから、先生って呼ぶなよ。発明はやっているぞ。誰もが驚くようなものが次々に出来ているんだがな。
ミドル・ムスタファ-----出来てるって言っても、頭の中で想像してるだけでしょ?
Dr.ムスタファ-----想像できるものはなんだって実現できるもんだよ。
ニヒル・ムスタファ-----先生のは想像よりも妄想に近いと思うけどね。
Dr.ムスタファ-----何を言っているんだ!私は常に科学的に物事を考えているから想像も妄想も全て科学的なんだ。
ミドル・ムスタファ-----それはどうでもいいですけど、なんでLittle Mustaphaがいないんですか?
Dr.ムスタファ-----それもそうだな。最近ヤツの様子がヘンだとか言うウワサだけど。
ニヒル・ムスタファ-----この間もヘンな感じだったしな。
ミドル・ムスタファ-----だいたい、鍵もかけずにどこに行ってるんですかね?また偽者が現れるとか、面倒な事にならなければイイですけど。
ここでタイミングを見計らっていたのかどうか知りませんが、ヘンなテンションのLittle Mustaphaが部屋に入ってきました。
Little Mustapha-----やあみんな!待たせたね。ポーポポポポッ!
ミドル・ムスタファ-----なんですかそれは!?
Little Mustapha-----うるさい!そんなことよりも重大発表があるから良く聞くんだ!
ニヒル・ムスタファ-----なんでそんなテンションなんだ?
Little Mustapha-----だから聞けといってるんだよ!イイ?ボクは今日も脳ミソが破裂してトイレでウ○コしてたんだよ!
Dr.ムスタファ-----それが重大発表か?
Little Mustapha-----違うよ!ポーポポポポ!イイですか、みんな!今後、このコーナーでは「マンモス・ハイテンション飲み」という言葉を使うことは一切禁止します!ポーポポポポ!
ミドル・ムスタファ-----なんでですか?
Little Mustapha-----それはみなさんご承知のとおりだよ。まったく、あのタイムトラベルのクリスマスはせっかくうまい具合に話がまとまったのに「マンモス…」のせいでヤバイ話に思われそうなんだよ。ポーポポポポ!
ニヒル・ムスタファ-----そういえばあの時はサンタが若返ってたとか、ちょっと皮肉だよな。
Dr.ムスタファ-----それよりも、そのポーポポポポというのはなんだ?
Little Mustapha-----ん!?…ああ、コレね。やってみると楽しくなるから、やってみたら良いんだよ。ポーポポポポ!
ミドル・ムスタファ-----やめましょうよ。そんなことをしてたら私達にもヘンな疑いがかかってしまいますよ。
Dr.ムスタファ-----ナンデだ?ちょっと楽しそうじゃないか。それはハトか?
Little Mustapha-----違うよ。クラゲだよ!
一同(Little Mustapha除く)-----なんだクラゲかぁ…。
Dr.ムスタファ-----クラゲじゃ、ダメだな。
Little Mustapha-----なんでみんなそこにガッカリするんだ?!…まあ、いいか。そういうことで、そろそろいつものテンションに戻って良いかな?
一同(Little Mustapha除く)-----いいとも!
Little Mustapha-----別に、キミ達がヘンなテンションにならなくても良いんだけど…。
そんな感じで、出だしのネタが終わったので、やっといつもの「記念パーティー」になるようです。それにしても、これからは誰かのネタをパクる時には気を付けないといけませんね。どんな所に落とし穴があるか解ったものではありませんから。
Little Mustapha-----ところで、キミ達はもう秘密の動画を見ることが出来たのかな?…イヤ、出来てないよね。あのパズルはなかなかの力作だしね。キミ達にはちょっと敷居が高すぎたかな。
ミドル・ムスタファ-----もう全部見ちゃいましたよ。
Little Mustapha-----えっ!?ウソでしょ?
ニヒル・ムスタファ-----ウソじゃないぜ。昔使ってたオープニングムービーとか、新しいオープニングとか。
ミドル・ムスタファ-----それから、Princess Black holeのシングル曲のPVも見ましたよ。
Dr.ムスタファ-----あと、この部屋にヘンなモノがいる動画とかもあったな。
Little Mustapha-----なんで解っちゃったの?
ミドル・ムスタファ-----解るも何も、ここ数日間のあなたの動きを見てたら誰だって気付くはずですよ。
Little Mustapha-----ボクはなんかしてたか?
ミドル・ムスタファ-----指を変なふうに折り曲げて数を数えてたでしょ。
Little Mustapha-----あれ、見てたの?
ニヒル・ムスタファ-----それでなくても、それほど難しいものではなかったけどな。
Little Mustapha-----まあ、そういえばそうかも知れないけどね。全部の組み合わせを試したとしても256とおりしかないからね。でも、あの指の折り曲げ方は慣れると病み付きになるし、頭の体操にもなるから好きなんだけどね。
Dr.ムスタファ-----それって、つまり、二進数って事か?
ニヒル・ムスタファ-----今気付いたのかよ!
Dr.ムスタファ-----いや、そうじゃないぞ!「墓場に鬼火」ということだ!
ニヒル・ムスタファ-----それ、何のことわざだよ!
Little Mustapha-----まあ、どうでも良いけどね。そんなに簡単に解ってしまったら面白くないな。まさに「墓石の下にもシャレコウベ」という感じかな。
ニヒル・ムスタファ-----なんであなたまでヘンなことわざを言うんですか?
Little Mustapha-----その場の雰囲気という感じでね。とにかく、せっかく隠してあった動画を全部見てしまったのなら、そろそろ本格的にパーティーを始めましょう!ということだよ。ホントはみんながあのパズルを解けないのを眺めながら楽しく飲むつもりだったんだけどね。ポーポポポポ!
ミドル・ムスタファ-----それはもうやめましょうよ。
最初のネタに続いて、トップページのFlashに関するちょっとしたヒントも終わったので、今度こそ本格的にいつもの「記念パーティー」が始まるようです。Little Mustaphaがいつものように隣の部屋に行って安物のウィスキーと、いつもとは違う感じで怪しいものが盛られたお皿を持ってきました。
Little Mustapha-----ということで、乾杯といきましょうか!
ミドル・ムスタファ-----ちょっと、その前にこれは何なんですか?
Little Mustapha-----これって?
ミドル・ムスタファ-----その料理、というか料理のようなものですよ。
Little Mustapha-----見れば解るでしょ。
ミドル・ムスタファ-----いや、解りませんよ。
Dr.ムスタファ-----下にあるのはレタスだな。
ミドル・ムスタファ-----それぐらいは私にも解りますけど。その上にのってるモリアオガエルのタマゴのついた枝みたいなのは何ですか?
Little Mustapha-----スパム炒めに決まってるじゃん!
ミドル・ムスタファ-----決まってるじゃん、とか言われても…。
Little Mustapha-----なんか、炒めてる時にマヨネーズを入れてみたらアワアワになってちょっとヘンになってしまったけどね。でも決してモリアオガエルのタマゴではないので安心してくださいな!
ミドル・ムスタファ-----なんでPrincess Black holeみたいな話し方なんですか?
Little Mustapha-----いや、そろそろPVとかその他の動画の解説をしないといけないかな、という感じだから。
ニヒル・ムスタファ-----その前に乾杯してくれないと何も出来ないぜ。というよりも、だいたい何を祝って乾杯するのか解らないけどな。
Little Mustapha-----乾杯の理由はいくらでも見付かるよ。
ミドル・ムスタファ-----というか飲みたいだけじゃないですか。
Little Mustapha-----まあ、そうとも言うけどね。とにかく、ボクらがまた一年こうして無事に過ごせた事に乾杯しようという事だよ。そういえば、初期の頃ってDr.ムスタファとマイクロ・ムスタファが戦前の生まれっていう設定になってなかったっけ?
Dr.ムスタファ-----何を言ってるんだ?そんなことを言い出したら話がややこしくなるぞ。
Little Mustapha-----それはそうだけどね。ところでマイクロ・ムスタファは?
ミドル・ムスタファ-----あれ?今日は気づかないんじゃなくてホントに来てませんね。
Dr.ムスタファ-----また何かヘンな理由で来ないとか言ってるんじゃないのか?留守番電話に何かメッセージがあるんじゃないか?
Little Mustapha-----特にないみたいだけどね。
ニヒル・ムスタファ-----どうでも良いけど、早く乾杯しようぜ。
Little Mustapha-----もう、飲みたがりだなあ。
ニヒル・ムスタファ-----そういうことじゃないよ!
Little Mustapha-----ニヒル・ムスタファもそう言ってることだし、マイクロ・ムスタファが来てませんが、そろそろ乾杯しましょうか。それじゃあ、いきますよ。せーの…
一同-----メリー・ハロウィン!
間違っている!という感じでハッピー・ハロウィンの「開設記念パーティー」がやっと始まりました。Little Mustaphaの作ったスパム炒めは見た目よりも美味しいということで、アッという間になくなって、酒の他には何もないいつもどおりのパーティーになりました。
ミドル・ムスタファ-----それにしても、何であんなふうにオープニングムービーを簡単に見られないようにしてあるんですか?
Little Mustapha-----まあ、思いつきと言えば思いつきなんだけどね。でもLittle Mustapha's Black holeのトップページには「Flash時計」があることが決まりになっているから、あからさまなオープニングムービーなんかあったらいけないんだよ。
Dr.ムスタファ-----でも、昔はそういうのやってただろ。あの時計の中で見られるようになってるけど。
Little Mustapha-----あのオープニングムービー・シリーズはけっこう名作だったからね。Flash時計内で復活させてみたけど。だけど、あのムービーだけをトップページというかindex.htmlに表示していたおかげで、あとでややこしくなったからね。本来ならindex.htmlがトップページになるべきなのに、index.htmlのあとにmain.htmlに移動してやっとトップページという作りは、まるでエロサイトのようだね!
ニヒル・ムスタファ-----だね、とか言われてもなあ。
Little Mustapha-----それはどうでも良いけど、たまにFlashのオープニングムービーでムカッとするのが、時間をかけてFlashを読み込んでムービーが再生された後に、やっと本題に入れると思っていたら、また別のFlashを読み込み始めて、一体いつになったら知りたい情報に辿り着けるんだ!?というアレなんだけど。
ミドル・ムスタファ-----製品情報が見たいだけなのに、そういうのがあるとイライラしますよね。ゲームとか映画のホームページならまだ良いですけど。
ニヒル・ムスタファ-----それよりも、今回のオープニングムービーには何か意味があるのか?
Little Mustapha-----まあ一応、このサイトの雰囲気はあんな感じかなあ?という事で作ってみたけど。ポイントは「the X-Files」のネタがあるけど、計算を間違えて動きを速くしすぎたから解りづらいというところかな。
ミドル・ムスタファ-----解りづらいんじゃ意味がないですよ。
Little Mustapha-----解りやすくしても、アレが「the X-Files」のオープニングのパクリだと気付く人はあまりいないしね。それよりも悔やまれるのが、最後のほうに出てくる星雲風画像が上手く描けなかった事かな。時間がなくて焦っていると適当なところで妥協してしまうからいけないよね。Princess Black holeのPVの方でも似たような現象が起きたけど。
Dr.ムスタファ-----まあ、雰囲気は伝わるからいいんじゃないか?
ニヒル・ムスタファ-----上手く描けてなかったら雰囲気は伝わらないんじゃないか?
Dr.ムスタファ-----科学の目で見ればアレは星雲に見えるぞ。
ニヒル・ムスタファ-----科学の目ってなんだよ。
Dr.ムスタファ-----科学的視点の事だよ。でもPVの方は何だか解らなかったがな。
Little Mustapha-----あれはホントに時間がなかったからね。最初はブラックホールと思われる天体を書くつもりだったけど、急いで作るにはどうしても無理な気がして、最終的には銀河の片隅にあるサイケデリックな場所という設定になってしまったけどね。というか、あのPVはホントに大変だったんだよ。一小節が何フレームになるかとか、一拍が何フレームかとか解るまでに脳ミソが十回以上爆発したかな。
Dr.ムスタファ-----そんな計算なら私にまかせれば良いのに。
ニヒル・ムスタファ-----先生じゃ無理だろ。
Dr.ムスタファ-----そんなことはないぞ。テンポが120なら一拍は0.5秒だぞ。
ニヒル・ムスタファ-----じゃあ、テンポが130なら?
Dr.ムスタファ-----それは知らないがな。科学的にそんな計算は不可能だよ。
ミドル・ムスタファ-----それは違うと思いますけど。それよりもPrincess Black holeって宇宙人なんですか?
Little Mustapha-----それはないけどね。あの衝撃のラストシーン!のためにそういう設定にしてあるだけだよ。あの衝撃のラストシーン!を思いついてしまったがために途中で妥協できずに苦労したよ。始めは、あのシーンの後にPrincess Black holeが月に帰るという事にしたかったんだけど、でもあのシーンの後だと月はどっかに飛んでいってしまう可能性もあるからね。その辺はちょっと科学的なんだな。
一同(Little Mustapha除く)-----へえぇ…。
Little Mustapha-----へえぇ…なの?キミ達は「労をねぎらう」ということわざは知らないのか?
ミドル・ムスタファ-----それはことわざじゃないですよ!
Dr.ムスタファ-----いや、それはことわざだぞ。
ミドル・ムスタファ-----違いますよ!
Little Mustapha-----なんでそんなにムキになるのか知らないけど、ミドル・ムスタファがキレそうなので「ことわざ」というのはネタでございました、ということです。
Dr.ムスタファ-----何を言ってるんだ?あれはことわざだよ!
ニヒル・ムスタファ-----今度は先生がキレそうだぜ。
Little Mustapha-----でも今は3対1だからダイジョブじゃない?
ミドル・ムスタファ-----というか、思い出してしまったんですけどマイクロ・ムスタファはどうしたんですかねえ。来られないのなら連絡ぐらいしてきそうなものですけど。
Little Mustapha-----そういえばそうだなあ。
そんな感じで動画に関するちょっとした説明も終わったので、一同マイクロ・ムスタファの事が気になりだしたようです。気にしているだけでは仕方がないので、Little Mustaphaがマイクロ・ムスタファに電話してみることにしました。もちろん、いつものあの電話機でハンズフリーモードです。
電話をかけるとマイクロ・ムスタファはすぐに電話にでました。
Little Mustapha-----あれ?なんか電話がかかってくるのを待っていたみたいな早さだけど。何やってるんだ?
電話(マイクロ・ムスタファ)-----そのとおりです。私はずっと電話を待っていました。
Little Mustapha-----待っていました、って言っても。電話をかける約束なんてしてないけど。
電話(マイクロ・ムスタファ)-----そうじゃないんです。電話がかかってこないといけない理由があったんです。
ミドル・ムスタファ-----なんんだか、またややこしい事が始まりそうですよ。
電話(マイクロ・ムスタファ)-----そんなことを言わずに聞いてください。私はさっきからずっとあなた達と同じ部屋にいるんです。
一同(マイクロ・ムスタファ除く)-----エエッ!?
一同、部屋の中を見回しましたがマイクロ・ムスタファの姿はありませんでした。
Little Mustapha-----ちょっと、まさか自虐的ネタをやろうとしてるんじゃないの?
電話(マイクロ・ムスタファ)-----そんなんじゃありません。これは信じられないことかも知れませんが、よく聞いてください。禁断の扉が開いてしまったのです。そして私は今、あなた達のすぐ隣の次元にいるのです。私はその次元のブラックホール・スタジオにいるのです。
一同(マイクロ・ムスタファ除く)-----???
電話(マイクロ・ムスタファ)-----私もいつの間にこんな事になったのか解らないのですが、気がついたらいつもの世界とは違う隣の次元にいたんです。ここにいてもあなた達の気配ぐらいは感じますけどね。
Little Mustapha-----何を言っているのか解らないけど、ボクらにはキミの気配は感じられないよ。
ミドル・ムスタファ-----それはいつものことだから良いんじゃないですか?
電話(マイクロ・ムスタファ)-----ちょっと、それは失礼ですよ。
ミドル・ムスタファ-----ああ、スイマセン。
Little Mustapha-----というか、なんでそんなことになってるんだ?そういう現象はこの部屋で起きて、ここにいる全員が異次元に連れて行かれないと話が盛り上がらないじゃないか!
ニヒル・ムスタファ-----それは一理あるな。でも、そういう怪しい話なら先生が詳しいんじゃないか?
Dr.ムスタファ-----うむ、そうだな。古代文明において人々は未知のエネルギーを用いて自在に次元の間を行き来していたという話もあってな…
ニヒル・ムスタファ-----先生に聞いたオレが間違ってたよ。
Little Mustapha-----とにかくマイクロ・ムスタファがヘンなところに行ってしまった、というのは問題だからなんとかしないとね。
ミドル・ムスタファ-----それよりも、なんで異次元にいるのに電話は通じるんですか?
Dr.ムスタファ-----最近のケータイ電話は何だって出来るんだよ。ゲームだって出来るしな。
ニヒル・ムスタファ-----ゲームなんて子供の頃にあった電卓でも出来たぜ。
電話(マイクロ・ムスタファ)-----それよりも、聞いてください。私はここに来てから、周囲の状況を自分なりに分析して気付いたことがあります。これは、もしかすると彼らが何かをした可能性があります。私の書いた「異次元の季節」という小説の中で、主人公の異次元屁端大介(イジゲンヘバタ・ダイスケ)はこのような状況を利用して何かとてつもない…
ミドル・ムスタファ-----ちょっと待ってください。「彼ら」って一体なんですか?
電話(マイクロ・ムスタファ)-----あの時計の中にある動画に出てくる「彼ら」です。
Little Mustapha-----今回の「Flash時計」の動画にも登場する彼らのこと?
電話(マイクロ・ムスタファ)-----恐らくそうだと思います。
ミドル・ムスタファ-----というか、そこではインターネットも出来るんですか?
電話(マイクロ・ムスタファ)-----基本的にはあなた達のいる場所と大して変わりはないですよ。その辺は御都合主義になっているみたいですから。
Little Mustapha-----これはちょっとおかしな感じですよ!みなさん。
ニヒル・ムスタファ-----なんだ、その喋り方は?
Little Mustapha-----ボクの書いた「異次元の季節」という仕様書によれば「彼ら」は異世界から秘密のトンネルを使ってボクの部屋にやって来るという設定になっていて、それによって何かとてつもない…
電話(マイクロ・ムスタファ)-----アッ、ちょっと良いですか。
Little Mustapha-----あれ?いつもと逆だし。
電話(マイクロ・ムスタファ)-----それはそうなんですけど、なんとなく気がついてしまったもので。
Dr.ムスタファ-----何をだ?
電話(マイクロ・ムスタファ)-----なんとなく、なんですが。電話機のアレが点滅してませんか?メッセージが残されている時のランプが。
Little Mustapha-----あれ?ホントだ。
ミドル・ムスタファ-----また、いつの間にか録音されてますね。
Little Mustapha-----ということで、ここでいったん電話を切らなければいけないみたいなんだけど。
電話(マイクロ・ムスタファ)-----まあ、そういうことになりますね。
Little Mustapha-----キミがこっちの世界に戻ってこられるかどうかは今後の展開次第、という事になると思うけど、ダイジョブかな?
電話(マイクロ・ムスタファ)-----ここに人間は私を除いて一人もいませんけど、私はいつでも一人だし、食べるものはあるみたいだから大丈夫です。あのネコにさえ気を付けていれば。
ミドル・ムスタファ-----ネコって何ですか?
電話(マイクロ・ムスタファ)-----リボンのついたネコです。私は何度も襲われそうになりましたけど。もしかするとこの世界ではあのネコが人間達を食べているのかも知れません。それで人を一人も見てないのかも知れませんし。
Little Mustapha-----そのネコの話は前にも聞いた気がするんだなぁ!
ミドル・ムスタファ-----そんな喋り方をすると、またヘンな感じで終わってしまいますよ。
ニヒル・ムスタファ-----それよりも、留守番電話を早く聞いた方が良いんじゃないか?
Little Mustapha-----そうだったね。それじゃあ電話を切るけど、…まあ、ダイジョブだよね。
電話(マイクロ・ムスタファ)-----はい。何とかしてみます。それじゃあみなさん、サヨウナラ。(ガチャ…)
ミドル・ムスタファ-----サヨウナラ、とか言われると何か不安になりますけど。
Little Mustapha-----まあ、ダイジョブだと思うよ。それよりも留守番電話のメッセージを聞いてみないとね。これがないと毎回話が進まないから。
ホントに大丈夫なのか知りませんが、Little Mustaphaが一度電話を切ると留守番電話のメッセージを再生するボタンを押しました。
留守番電話-----ゴゴ・ゴジ・ゴジウ・ゴ・フン。ピー!「Little Mustapha's Black holeの諸君。盛り上がっているようじゃないか。今年もクリスマスのプレゼントを貰おうとやっきになっているようだが、もうその部屋にはサンタはやって来ない。そこにやって来るのは想像を絶する恐怖だけだ。そして、不安と怒りと絶望と、その他もろもろのマイナス思考がキミ達に地獄を見せるのだよ。フッフッフッフッ…。それではまたクリスマスに会おうじゃないか。もう奇跡は起こらないぞ」イッ・ケンノ・メッセージヲサイセイシマシタ!
Little Mustapha-----なんか、このメッセージは間違ってないか?
ミドル・ムスタファ-----今の私達の状況を把握してませんよね。
ニヒル・ムスタファ-----どっちにしろ、今年はここにはいないしな。
Little Mustapha-----えっ?!ちょっと、それはどういう事?
ニヒル・ムスタファ-----アッ、しまった。
ミドル・ムスタファ-----何でもないですよ。
Little Mustapha-----何でもないワケないよ。今年はここに来ないって、どういう事だ?
Dr.ムスタファ-----ニヒル・ムスタファは用事があって来られないという事だろ。それに私も今年はイロイロといそがしいから、もしかすると無理かも知れないかも知れないんだけどな。
Little Mustapha-----ホントに?
ニヒル・ムスタファ-----ホントホント。
Little Mustapha-----なんか、怪しい感じだぞ。
ミドル・ムスタファ-----それよりもマイクロ・ムスタファが心配じゃないですか。彼の言っていることが本当で、しかもこっちの世界に戻ってこれないとなると、それはそれで大変な事ですよ!明らかにどう考えても大変という意味において大問題です。
Little Mustapha-----ちょっと待ってよ。そんなことよりも、キミはどうなんだ?もしかして、キミも来られないかも知れないかも知れない、とかそういう感じなのか?
ミドル・ムスタファ-----えっ?…いや、あの…
ニヒル・ムスタファ-----もう隠してても仕方がないから、ホントの事を言ったら良いんじゃないか?
Little Mustapha-----なんだよ、それ?
ミドル・ムスタファ-----いや、実は。私達はよりプレゼントに近づくために、今年はミニ・ムスタファのところに行ってみようかな…、とか思っているんです。
Little Mustapha-----ヘッ?!
Dr.ムスタファ-----キミも良かったら一緒に来たら良いとも思うんだがな。
Little Mustapha-----何言ってるんだよ!、そんなことしたら、クリスマスのこのコーナー真っ白、というか真っ黒じゃんか!
ニヒル・ムスタファ-----まあ、そうだよな。キミがここから離れられないのは知ってるけどな。オレ達だって、そろそろ本気でプレゼントを貰いたいんだよ。だから今年はミニ・ムスタファのところで確実にサンタからプレゼントを貰うことにしたんだよ。
Little Mustapha-----へえぇ…。
ミドル・ムスタファ-----そんなに落ち込まないでくださいよ。
Little Mustapha-----落ち込んでないよ!というか、キミ達が来なくて、マイクロ・ムスタファはヘンな世界に行ってしまったという事になってるし、今年のクリスマスにここに来るのはニコラス刑事とトナカイだけってこと?
Dr.ムスタファ-----一人じゃないだけ良いんじゃないか?
Little Mustapha-----良くないよ!というか、あの陰鬱なトナカイとニコラス刑事だけ来たって話が面白くなりそうにないし。もう解ったよ。今年は玄関に鍵を掛けておけば良いんだ。ボクは一人で楽しくやってるから、キミ達もミニ・ムスタファのところで楽しくやっていれば良いんだよ。
ミドル・ムスタファ-----そんなに怒らないでくださいよ。一応私達はあなたの分のプレゼントのリクエストもしようと思っているんですし。
Little Mustapha-----そんなことをする必要はないよ。ボクはボクのやり方でプレゼントを貰うんだからね!キミ達がミニ・ムスタファのところでプレゼントを貰えなかったとしても知らないからね!きっと今年はボクの一人勝ちだよ!…あっ、ヤバイ…。
ミドル・ムスタファ-----どうしたんですか?
Little Mustapha-----ちょっと、お腹痛いからトイレに行って来るよ!
怒っているのか落ち込んでいるのか良く解らないテンションのLittle Mustaphaはトイレに行ってしまいました。前回はネタで仲間割れをしていた主要メンバーですが、今回はどうなってしまうのでしょうか。
ミドル・ムスタファ-----やっぱりやめた方が良いんじゃないですかね?なんかそうとうショックみたいですよ。
ニヒル・ムスタファ-----何言ってるんだよ。プレゼントを貰うためだぜ!去年まであれだけ頑張ったのに何も貰えなかったんだから、そろそろ別の場所でプレゼントをリクエストしたって良いと思うぜ。
ミドル・ムスタファ-----そうかも知れませんけどね。
Dr.ムスタファ-----それよりも、この隙に帰った方が良いんじゃないか?何だか彼の姿を見ていると我々の決意が揺らいでくるとか、そんな感じになってしまうんだけどな。
ミドル・ムスタファ-----そんな気もしますね。
ニヒル・ムスタファ-----それじゃあ、ここで解散だな。
ミドル・ムスタファ-----じゃあ、今後の連絡は秘密の連絡網で、ということですね。
Dr.ムスタファ-----「壁に耳あり、柿八年」ということだな。
ニヒル・ムスタファ-----だから、そんなことわざはないって!
小声で話しながら、今日ここに来ていた主要メンバー達が帰っていきました。マイクロ・ムスタファが彼らの言動を別の次元で感じていたのかどうか知りませんが、部屋に誰もいなくなると扉が開いて何かが入ってきました。
「何か」-----やあみんな!白色矮星君だよ!ここのトイレはヘンなニオイがするんだよ!
入ってきたのは白色矮星君でした。
白色矮星君-----あれ?なんで誰もいないんだ?
白色矮星君が間の悪い感じで登場してしまってオドオドしていると、トイレからLittle Mustaphaが戻ってきました。
Little Mustapha-----あれ?みんなは?
白色矮星君-----来てみたら誰もいなかったんだよ!
Little Mustapha-----というか、何でキミがここにいるんだ?
白色矮星君-----だって、前にブラックホール君が登場したから、ボクも登場したかったんだよ!
Little Mustapha-----出てきてもあんまり意味がないよね。
白色矮星君-----そんなことはないよ!ボクにだって言いたいことはイロイロあるんだからね!ボクはこれまでずっとLittle Mustapha's Black holeのマスコットとして頑張ってきたのに、ブラックホール君が復活してからブラックホール君ばっかりになってるし、ブラックホール君の家はあるのにボクの家はないし。
Little Mustapha-----ああ、そうか。家に関しては作ろうと思っていたんだけど、時間がなかったんだよ!キミ達マスコットも、その家もこれから活躍の場がたくさん出来るはずだから、そんなに怒ったらいけないんだよ!
白色矮星君-----それじゃあ、次回からボクらマスコットが大活躍だね!
Little Mustapha-----それはないよ思うよ!
白色矮星君-----なんで?
Little Mustapha-----なんでか知らないけど、キミ達が出てくると何故かお腹が痛くなってくるから。というか、またヤバくなってきたからトイレに行くけどね。それじゃあね!
白色矮星君-----なんかヘンな感じだね!今年のクリスマスにボクやブラックホール君が登場するかどうかは解らないけど、きっとひどいことになると思うよ!それじゃあ、この話の続きはクリスマスが近づくまで待っていてね!またね!…と、思ったけど、ボクには帰る家がないから、もう少しここにいようかな?でも、ここはヘンなニオイがするからどっかに行った方がイイよね!じゃあね!
ということで、もしかして今年はクリスマスのサンタネタはないのか?という展開になっていますが、こんな伏線があるのなら、ないワケはありません。そろそろいつもの調子でやるのには無理が生じてきたので、この辺で方向転換をする必要があるとか無いとか、ということです。
サンタネタが解らない人は 「まとめサンタ」 を読むと解るかも知れません。それから、白色矮星君が言っていたブラックホール君がどうのこうのというところは「Home Sweet Home」で解るかも知れません。
というか、サンタから欲しいプレゼントが貰えないというこの話はかなり長いことやってるんですよね。それはそれで凄いことですが、これだけやってもプレゼントが貰えないというのも凄いかも知れないと思ってしまいました。今年はどうなるのでしょうか?まあ、おそらく誰も…、という事は書いてはいけませんが、これまでの展開を考えるとそんな気がします。
次回は、次回こそは大特集記事を書きたいのですが、もしかするとクリスマスになっているかも知れません。というよりも、今回はもっとFlash時計で表示される動画の制作に関する苦労話をたくさん書きたかったのですけど。まあいいか。
普段、何気なく見たり聞いたりしているものでも、実はそれが作られるのにはすごい苦労があるということにも気付いた今年の「開設記念日のパーティ」でした、ということでした。
それでは次回は…、というか、それはさっき書いたので、お楽しみに!