第十七巻「キング登場!」
さもしい幼稚園・特別号:Ludicrous大百科を読んでLudicrous博士になろう!
第十七巻は「Ludicrous」という曲だよ。
七三くん達はついにキング・ルディクラスのいるルディクラス城に入ることができたよ。
前回フェミロイド2が中から出てきた建物は看板に「PiZZA BiZZARIA」と書いてあったけど、中にはルディクラス城へ入るためのエレベーターがあったんだね。あの建物はピザ屋兼ルディクラス城への入り口だったんだ。
空に浮かぶ城の中に入ると、中はひっそりと静まり返っていたよ。
奥に進むと大きな部屋の真ん中にボタンの付いた台があったね。
いかにも怪しいボタンだけど、押すと何が起こるのか?
それは押してみないと解らないよね。
攻撃準備完了
上空のRES(本当に悪い戦艦)では、キング・ルディクラスの惑星を攻撃するための準備が進められているよ。
RESに搭載されていたREF(本当に悪い戦闘機)は惑星を攻撃するためには数が少ないし、その多くがサリーヌに撃墜されていたから、今回は特殊ロボット部隊が直接攻撃をしてくるみたいだね。
キング・ルディクラスも惑星の危機を察知しているようだったけど、いったいどうするんだろう?
続きは次回の動画を見てね。
第十七巻 特別付録
Ludicrous ロボット図鑑
動画の中でも大活躍のロボット達の図鑑だよ。
- ヘイロとR-01
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左の大きなロボットがR-01だよ。スペース政府の科学者がRidiculous作戦のために開発したんだ。
Ridiculous作戦専用に作られているから、必要最低限の機能しか持っていないよ。でもそのために不測の事態に対処することができなかったんだね。
地球に来て作戦を開始したR-01だけど、Ridiculous光線が跳ね返されると動けなくなってしまったんだ。
作戦は失敗。しかもスペース政府がR-01を回収しに来るよりも先に、ナンダカシティの物体工場の工場長がR-01を見つけて、持ち帰ってしまったんだね。その先は動画で見たとおりだよ。
みんなも大好きなヘイロは元々は子供たちのために作られたオモチャロボットだったんだ。だけどR-01だけでRidiculous作戦を実行することに不安を感じた一部のスペース政府の科学者が、サポート役としてヘイロを選んだんだ。
小型で動きも身軽だから最適だったんだね。そこにスペース政府の科学者が開発した頭脳を取り付けたのが動画に登場するヘイロだよ。
ただし、急いで作られたから、あとからつけた頭脳は本体のスピーカーと繋がっていなかったんだね。だから、途中でオモチャ用の音声機能が動き出した時には、ヘイロの意図とは違うことを話していたんだ。
ヘイロとR-01はどちらも同じスペース技術社が製作したよ。だから部品にも互換性があって、ヘイロがR-01に入った時に中からR-01の機能を使うこともできたんだね。 - エリートロボとワーカーロボ
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動画の中ではヘミロイド博士の下で働いているこの二体。
ヘミロイド博士はスペース政府のやり方に不満を持って、宇宙ガバメントの独立を宣言したんだけど、宇宙ガバメントにはヘミロイド博士一人しかいなかったんだ。そこで一人ぼっちのヘミロイド博士は大量のロボットを作って宇宙ガバメントの市民にしたんだよ。
スペース政府ではロボットといえばスペース技術社だったんだけど、ヘミロイド博士の目的が穏やかでないから開発に協力してくれなかったんだ。
そこでヘミロイド博士は宇宙テクノロジーズにロボットを発注したよ。宇宙テクノロジーズは軍用製品を作ってるんだけど、そういうところはお金になるなら何でもするんだね。
エリートロボは高性能で、ヘミロイド博士の作戦を指揮したりもできるんだ。
それから追加のモージュールであらゆる作業に対応できるよ。
ワーカーロボは力持ちでしかも細かい作業も得意なんだ。だけど動きが早くないから戦闘力はエリートロボよりも低いんだね。
洞窟の中にフェミロイド2を追いかけていって壊されたワーカーロボがいたけど、あれがエリートロボだったとしたら、フェミロイド2は捕まえられてしまったかも知れないね。
エリートロボが作戦を実行する時にワーカーロボを連れて行くことが多いから、この二体はリーダーロボ、手下ロボとも呼ばれているよ。