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#142 「PROVEN」 2011-11-06 (Sun)

 おめでとうございます!ありがとうございます!ということで、毎年恒例になっている開設記念日のパーティーですが、今年はなんと10周年記念でもあるのです。そういうことだと単純なLittle Mustapha's Black holeの主要メンバー達は何か良いことがあるに違いない!と思ってハイテンションでパーティー会場であるLittle Mustaphaの部屋へとやって来ます。もちろんLittle Mustaphaも同様に意味もなくちょっと盛り上がっているのですが、パーティー会場のブラックホール・スタジオ(Little Mustaphaの部屋)はいつもどおり散らかっていて、そんな雰囲気ではありませんでした。

 とにかく、これから10周年の開設記念日のパーティーが始まろうとしているのです。そして、いつものように完成記念パーティーというのは表向きの理由であって、彼らが集まるのには別の目的があったり、なかったり。

Little Mustapha-----わあ、今回はみんな張り切ってるなあ。

ミドル・ムスタファ-----それはそうですよ。なにしろ10周年ですしね。みんなちゃんと時間どおりにやって来ましたよ。

Dr.ムスタファ-----そう。科学には正確さが必要だからな。正確な時間に到着するように正確な計算をして正確な科学が正確になるんだよ。

ニヒル・ムスタファ-----何いってるんだか意味が解らないぜ。まあ、10周年だし、気にしないけどな。

マイクロ・ムスタファ-----そして、今回は私もちゃんと最初からいることには気付いていますか?

一同(マイクロ・ムスタファ除く)-----なんだ、キミいたのか?!

マイクロ・ムスタファ-----…やっぱり、そうなるんですか。

Little Mustapha-----いやいや、冗談ですよ。10周年といえどもいつものネタはいつものネタとしてね。とにかく、全員集合なんだから早速カンパイ音頭でカンパイしないとね。

ミドル・ムスタファ-----10周年なので細かいところは気にしませんけど。とりあえずカンパイしましょうか。というか、今回もまたウィスキーとか濃い酒ばっかりですか?

Little Mustapha-----いや、そんなことはないよ。最近はボルドーがミョーに安く売ってるからボルドーもありですのよっ!でも、そんな安いのは別にボルドーじゃなくても…って感じだけどね。まあボジョレーだってワンコインの時代だし。

ニヒル・ムスタファ-----何言ってるのか解らないけど、今回はワインも飲めるってことだな?

Little Mustapha-----まあ、そうだけど。でもいつもウィスキーばっかり飲んでる人がワインを飲むと思った以上に酔っ払うから要注意だけどね。

Dr.ムスタファ-----どうでもイイが、早く始めないか?

ミドル・ムスタファ-----そうですね。せっかく飲む前からミョーに盛り上がってますし。10周年なんですし。

Little Mustapha-----そうだね。それじゃあみんな好きな飲み物をグラスに注いで…。って、結局みんなウィスキーじゃないか。

ミドル・ムスタファ-----だって、なんとなくここに来たらこれを飲まないと雰囲気が…。

Little Mustapha-----まあ、どうでもイイや。それじゃあ、行くよ。せーの…!

一同-----メリー!10周年!!

 彼らが何を期待して盛り上がっているのか解ってしまいそうなカンパイの仕方ですが、いつものように完成記念パーティーが始まりました。そしていつものように、完成記念日にLittle Mustapha's Black holeに加えられる変更点などの確認が始まりました。

ミドル・ムスタファ-----トップページはレイアウトがけっこう変わってるのに、雰囲気は同じですね。

Little Mustapha-----それは良いことか悪いことか解らないけど。でも黒背景というのはどうやっても似た感じにはなってしまうけどね。しかも上手くいかないと白系の背景よりも目が疲れたりするし。

ニヒル・ムスタファ-----ブラックホールなだけに黒以外は使いづらいしな。

Dr.ムスタファ-----ああ、そういうことだったのか!

ミドル・ムスタファ-----ええ?!もしかして、今気付きました?

Dr.ムスタファ-----ん?!何がだ?

ニヒル・ムスタファ-----誤魔化してもバレてるぜ。

Dr.ムスタファ-----なんのことだか解らんが?

Little Mustapha-----まあまあ。そんなことよりパソコンなんて時代遅れの機械を使ってないで、今回はこれで完成記念したら良いんじゃないか?ってことだけど。

ミドル・ムスタファ-----なんですか、それは。なんでわざわざiPadで見ないといけないんですか?

ニヒル・ムスタファ-----持ってるの自慢したいんじゃないのか?まあ、いまはiPad2なんだけど、それって初代のだよな。

Little Mustapha-----そんなところは気にしてはいけないよ。

Dr.ムスタファ-----でも、そんなので見るよりはパソコンの方が画面が大きくて良いだろ?そんなのじゃ小さくて見づらいし、マウスとかないと動かせないだろ?

ニヒル・ムスタファ-----先生、それって本気で言ってるんだよね?

Dr.ムスタファ-----そうだが?

ニヒル・ムスタファ-----ならいいや。

Dr.ムスタファ-----なんだそれは?

Little Mustapha-----とにかくこのiPadでLittle Mustapha's Black holeのトップページを見たら良いんだし…。

ミドル・ムスタファ-----ああ、そういえば今回からトップページのFlash時計はやめたんですよね。

Dr.ムスタファ-----時計なんかあったか?

ニヒル・ムスタファ-----それも本気で言ってるんだよな?

Dr.ムスタファ-----そうだが?

Little Mustapha-----そのとおり!Little Mustapha's Black holeも時代の最先端を行くサイトとしてFlashを廃止してHTML5を使う傾向にあるのです。

ミドル・ムスタファ-----日本語が変ですけど。

Little Mustapha-----なんか格好良い日本語を使おうとするとこうなっちゃうんだよね。日本語はホントに難しいけど。それはともかく、ほら!

ミドル・ムスタファ-----ああ、動いてますね。

Little Mustapha-----そうなんだよ。これまではiPadとかiPod touchでLittle Mustapha's Black holeを見ても何も表示されてなかったところに、今ではちゃんと動く時計が表示されてるんだ。「こんなに嬉しいことはない…」

Dr.ムスタファ-----なんで泣きそうなんだ?

ミドル・ムスタファ-----それは気にしない方がイイですよ。ただのネタだと思いますから。

ニヒル・ムスタファ-----それは良いんだが、これまでどんどん複雑になっていた隠し機能みたいなのはなくなっただろ?

Little Mustapha-----意外な人が意外なところに気付きましたね。もしかしてもう色んなところをクリックしたりしたのかな?

ニヒル・ムスタファ-----いや、…そういうワケじゃないが。どうせ新しい技術を使ってるなら使いこなせてないに違いないって思っただけさ。

Little Mustapha-----まあ、キミが密かにゲーマーだという設定にするとまた面倒なことになるから、その辺は気にしないことにして、隠し機能というかミニゲームみたいなのは無いと言えば無い。

ミドル・ムスタファ-----じゃあ、ないワケじゃないってことですか?

Little Mustapha-----というか、あると言えばある。

Dr.ムスタファ-----なんで普通に話せないんだ?

Little Mustapha-----今回はゲームというにはあまりにもゲームらしくないからね。でもトランプ占いがゲームだと思うなら今回の時計もゲームになるという説もあるけど。

ニヒル・ムスタファ-----その説っていうのは誰の言ってる説なんだ?

Little Mustapha-----ボクの言ってる説なんだ。

ニヒル・ムスタファ-----どうでもいいぜ。

Little Mustapha-----今回の時計は別名「120万円チャレンジ時計!」でもあるんだけどね。この時計をずっと眺めていると120万円チャレンジが出来るんだよね。

ミドル・ムスタファ-----あの、ここで120万円チャレンジとか言っても、解る人が少ないと思うのですが。

Little Mustapha-----ああ、そうか。でも説明するのが面倒なんだけど。じゃあ、コピペで説明するけどね。<!-- *120万円チャレンジとは:元は流れ星に100万円ください!とお願いするということで「100万円チャレンジ」だったのですが、諸般の事情により「120万円チャレンジ」になったロマンチックなチャレンジです。-->

ニヒル・ムスタファ-----さらに解りづらくなったと思うんだが。

Little Mustapha-----えっ?!そうなの?でも、あの時計はちょっと星空っぽい感じで、それをずっと眺めていると流れ星のような物が見えたりする、って。それだけなんだけど。背景以外は全部コードで書かないといけないんだし、あんなの簡単に出来るんじゃないのか?って思われたらちょっと悲しんだけど。結局は最新版のFlashを買えないから、ってことだと。うーん…。まあまあだけど…。

Dr.ムスタファ-----なんだ、その喋り方は?

Little Mustapha-----最近、というか一年ほど前からLMB技術部キャラにハマってしまってるんだけど。今回も大活躍だったけどね。

ミドル・ムスタファ-----つまりそれは、スズキ・ピヨニカさん同様にあんまり触れてはいけない部分になりそうなんですが。

Little Mustapha-----まあ、そうとも言えるけど。どっちにしろスズキ・ピヨニカさんの同級生でもあるしね。技術部ソコノさんはどうにも他人とは思えなくてね。だがな、これは真実なんだ。彼らは確かに存在する!…それはともかく、今回は10周年ってことで、変わったのはトップページだけじゃないんだし…。

ミドル・ムスタファ-----また変な喋り方だし。

ニヒル・ムスタファ-----というか、10周年だったらもっと大々的に変更があっても良さそうだけどな。

Little Mustapha-----そんなこと、言うだけなら簡単だけどね。これだけ大量のHTMLファイルがあるのに、その辺はどうにもならないよ。とにかくLittle Mustapha's Black holeのメインコンテンツ、ということになっているMusicのコーナーをご覧ください!

ミドル・ムスタファ-----…ああ、ボクがやるんですか?じゃあ、はい。

Dr.ムスタファ-----そういえば、私の翻訳コーナーが独立した感じになったな。

Little Mustapha-----そういうふうに取ってくれると嬉しいけどね。

ニヒル・ムスタファ-----それはつまり、邪魔だから奥に隠されたってことだと思うけどな。

Little Mustapha-----いやいや、そんなことはありませんよ。それに、Musicのページもスッキリして良い感じじゃございませんか?

ミドル・ムスタファ-----まあ、そうですけどね。ここでも密かにHTML5で動く物が追加されていますしね。

Little Mustapha-----そうなんだよね。問題はあれが動くと気付いてもらえるか?ということでもあるけど。でもアレが動いても便利かどうか?ってことだとビミョーだったりすんだし、うーん…。まあまあだけど…。

ニヒル・ムスタファ-----また変な話し方だ。

Little Mustapha-----ああ、失礼。でもこの話し方にハマるとやめられないってウワサもあるんだし。

ミドル・ムスタファ-----あなたの言うウワサっていうのは、つまり嘘だということはだいたい解ってきましたけどね。

Little Mustapha-----解ってるのか。まあいいけど。それにしても、けっこう頑張ってリニューアルしたのに、変更点はこれぐらいだな。それでも大変なことは大変だったんだけど。

マイクロ・ムスタファ-----あの、ちょっとイイですか?

一同(マイクロ・ムスタファ除く)-----なんだ、キミいたのか?!

マイクロ・ムスタファ-----それは何度もやるんですね。10周年なのに。

Little Mustapha-----というか、10周年なんだからキミも普通に話したら良いのに。

マイクロ・ムスタファ-----そうですけど、別に私がわざわざ話すような事も無いと思ったので。

ミドル・ムスタファ-----でも今は話す事があるから発言しているということですよね?

マイクロ・ムスタファ-----そうなんですが。

Dr.ムスタファ-----また何かおかしなことに気付いたのか?

マイクロ・ムスタファ-----いや、そうでは無くて…。あの、このワイン飲んでも良いですか?

一同(マイクロ・ムスタファ除く)-----…。

Little Mustapha-----まあ、良いけど…。

ニヒル・ムスタファ-----一応、10周年記念らしい意外な展開ではあるな。

一同-----ガッハッハッハッハ!

 なんだか良く解りませんが、10周年なのにいつものようにLittle Mustapha's Black holeに関する変更点の説明が一通り済んだところで、そろそろグダグダ状態になりつつあるようです。

 でも、せっかく10周年ですし、それらしいこともしたいのでなんとなくやってみたりもします。では、ここでグダグダし始めた開設記念日のパーティーは放っておいて歴代「何時だか解らない時計」の紹介をダラダラしてみたいと思います。


2004年頃

当時はまだ1年ごとに何かするという決まりは出来ていなかったのでいつからこの時計が出来たのか解りませんが、初代の「何時だか解らない時計」です。

 当時はまだスクリプトで時計をリアルタイムで動かす方法が良く解って無かったので、この時計はページにアクセスした時間を表示するだけになっていました。さらに普通の時計のように時間を示す針があるわけではないので、これが時計に見えないということもあったかも知れません。


こちらはしばらく後に作られた動くようになった時計。時・分・秒を表しているものも適当な大きさのマルになって、この頃はけっこう何時だか解る時計でした。今見るとこのマルよりも初代の弓状の方が良い感じにも思えます。


 そういえば、この頃から色使いが(ある意味)RGBを意識した三色になっています。


2005年頃

 さらに解りやすくなった「何時だか解らない時計」ですが、時計とは関係なく動く部分と、地底人が使う地底文字が使われているために怪しさはアップしています。


2007年

ここから名前のとおり「何時だか解らない時計」になってきました。これを作る前に別のところでFlashの大作を作っていたりしたので、教科書どおりじゃないと出来なかった時計の作り方も自分で考えられるようになって、解りづらさを追及することに成功しているとか。


 全体的なデザインは子供の頃持っていたオモチャの記憶が元になっているのですが、どんなオモチャだったのか、さらには本当にそんなものを持っていたのかすら覚えていません。


2008年?

これって、公開してましたよね?って誰にきいてるのか?という感じですが。たしか2007年版のFlash時計がそれほど難解でないということで作られたような記憶がありますが。解りづらさでは一番かも知れませんが、全体的には失敗気味です。

 左側の地底人文字を解読すると「LMB5.0」と書いてあるのですが、バージョン5.0になったのは2007年の開設記念日ということになっていて、2008年の開設記念日に5.1になっているということは、やっぱり途中で時計がこれに変わったということですね。


プロトタイプ?(その1)

上のFlash時計と同じフォルダにあった試作品、だと思います。数年前のことなのに全然覚えていませんが、この多角形のアイディアは後の時計に受け継がれていたりします。


プロトタイプ?(その2)

これは試作品と言うよりも失敗作と言った方が良さそうです。難解さは素晴らしいのですが、イメージが固まらないまま作ってしまった感じがあります。ちなみにこれが何時を表しているのか私にも解らなくなっていますが。


2008年(正式版)

こうして見るとけっこう綺麗です。2008年の開設記念日に公開の「何時だか解らない時計」は大作アドベンチャーゲーム風オマケ付きで、しかも絵は3Dソフトで頑張っています。

 オマケ機能についてはいくつかのバグが残されたまま公開されていましたが。あのダー・クマタンと友達になれるかも知れない、という感動巨編でもありました。さらに内容はここで起きている話にも関係していたような気もしますが、結局どっちでも良くなった感じなのでどうでもイイのです。


 ベランダで植物を育てるのが楽しくなり始めていたので2008年は全体的にボタニカルしてます。


2009年

これまでとはうって変わって2009年はメカニカル。というかB級SF的な外観になりました。静止画だと時計と気付きませんが、動いていると1秒ごとに秒針代わりのメーターのようなものが動くので時計と解ります。

 時計の仕組み的にはそれほど凝ってないのですが、下にある怪しいスイッチが2009年のメダマでした。


 スイッチが上だと「1」で下だと「0」で2進数を表すスイッチ。それを10進数に変換したのが左の小窓に現れます。スイッチがカギのような役割をしていて、ある数字になると秘密のメッセージが横スクロールする右の小窓に表示されて、その後にオマケ動画が見られるという趣向になっておりましたが。

 そうなっていることに気付くのが大変ですし、基本的に「何時だか解らない時計」はノーヒントなので、難易度は高かったに違いないです。あと、横スクロールでメッセージというのが、どうしてもインターネット黎明期の悪しき習慣を思い起こさせてしまうのがちょっと残念でもありました。でもデザイン上仕方ないというか。メカニカルしばりなので、オーバーレイでメッセージを表示とかは出来なかったですし。


 この時計経由で見た人がいるのか解りませんが、この時計用の動画を作るのは大変な作業でした。完成した作品がその苦労に見合うだけの出来になっているか?ということは言っても思ってもいけませんが。一番大変だったPBのPVはこちらから。


2010年

そして、2010年の「何時だか解らない時計」です。メカニカルではあるものの、歯車感を前面に押し出したハグルミカルな時計に仕上がりました。

 時計以外の余白ともいうべき部分が多いのですが、そこに何かが現れたら特別ゲームにチャレンジするチャンスでした。上の画像では白色矮星君が現れていますが、白色矮星君、ブラックホール君、そしてダー・クマタンの三大マスコットが現れた時がゲームスタートの合図。クリックするとゲームが始まって、時間以内にクリアできたら、なんとナンデ君(リンク先一番下)の星にワープ出来てしまうことになっていました。さらにゲームオーバーになってもスズキ・ピヨニカさん達に臭いと言われる特典も!残念ながらもうチャンスはありませんけどね。


 それよりも、2010年版は背景の空のようなところが一番の見どころだったりしました。昼と夜で背景が青空だったり暗かったり。さらに一年間の各月の平均的な日の出と日没の時間を調べて、その時間帯には夕焼けや朝焼けっぽくなるように作ってあったのですが。見た人がいるでしょうか?いずれの時間もインターネット人口が少ない時間でもありますけど。

 私は一度夜明け前からずっとこの時計を眺めて、外の感じとシンクロしてるし!けっこう綺麗だし!とか盛り上がっていたことがあります。


 2010年版の時計でFlash時計の時代が終わり、今年からHTML5時計、あるいはCanvas時計になりました。デザイン的には初代に戻った感じもしますが。でも今回は秒針も一秒ごとではなくて、アナログ時計風に滑らかに動く仕様ですし。さらに、時・分・秒を表すマルは、これまでは絶対に無理だと思っていた三角関数で座標を計算して表示しているのです。なんでそんなところで盛り上がっているのか?と思う人は数学が普通に出来る人だと思いますが、私は三角算数から先は数学が異世界の話にしか思えなくなってまったく勉強していません。(ついでに書いておくと、高校に入ってすぐに三角関数だったので、高校の数学は全然覚えておりません。)


 どうしてHTML5なったのか?ということはイロイロと理由がありますが、一番の理由は「お手軽にFlash時計を開発するためには費用がかかりすぎる」ということでしょうか。iOSのFlash非対応とかはそれほど重要ではなかったりします。

 一年に一度この時計を作るために最新のFlashを買うとなると、そんな余裕は無いですし。Flashの安いバージョンも無くなってますし。

 お金をかけずにFlashで開発する方法はいくつかあるようですが、参考書がないとかいう問題もあって、それだったら参考書や解説サイトも豊富なHTML5ほうが良い。そうだ、その方がずっと良い!ということになったのです。(ついでにちょうど10周年でしたし。)

 完成記念パーティー同様にグダグダしてきているという感じもしますが、過去のFlash時計を探しているうちに懐かしいトップページも見付けてしまったので、さらにダラダラ紹介していこうかと思いますが。


2002年頃のトップページ。


 上部にあるテレビ風のものはFlashではなくて画像をテーブルに配置したもの。「Music」などの文字にカーソルを合わせると下の黒い部分に説明が表示されるとか。当時からやりたかったことはだいたい一緒だったようです。

 アクセスすると勝手にMIDIでBGMが流れる仕様にもなっていました。あの曲は今聴いてもけっこうお気に入りだったりもするのですが、勝手に音がするのは知らない人がビックリすることもあるのでいつの間にか廃止になりました。

 コーナーというかカテゴリーみたいなのは今の半分以下です。さらにこの「Black-holic」の前身でもある「今週の…」が出来たばかりでメインのメニューから離れたところに表示されています。

 白色矮星君のアイコンがこの頃からあったことに気付いて驚いていますが。かなり歴史のあるアイコンのようです。現在は無くなったようにも見えますが、初期状態で非表示なだけでトップページ下の方のMascotという文字をクリックすると表示されます。


2003年頃のトップページ。


 上部の画像がキモくなりました。テレビの砂嵐にような部分はGIFアニメになっていて目玉が出てきたり、Little Mustapha's Black hole全体がヤバい方向に向かい始めた頃でもあります。

 全体的に赤いのは当時ハマっていた「ツインピークス」に出てくる赤い部屋の影響だったり。細かい事を気にすると、影の描き方が不自然すぎますが。当時は描くと言うよりもほとんどPhotoShopのフィルターや変形の機能を使って作っていたので変な部分も出てきてしまいがち。

 全体的にデザインはスッキリしたのですが、なぜか「今週の…」はまだメインのコンテンツとはみなされていないようです。


空白期間「Little Mustapha's 10 Minutes」


 Little Mustapha's Black holeの大改造をするということで、一度更新を停止してその間に表示されていたページ。この時に「Black-holic」が誕生しました。

 Little Mustapha's Black holeの大改造とは主にHTMLファイルのブラウザでは目に見えない部分の変更でしたが。それまでに使っていたワープロソフトのようにレイアウトが出来るWebページ作成ソフトのおかげで、HTMLファイル中身は解読不能なほどにゴチャゴチャだったので、ほぼ全部書き直しになりました。

 すぐに終わるはずだった改装工事も半年近くかかって、そして再開された日が10月31日だったのです。実際の開設記念日は解らないのですが、その時から10月31日が仮の開設記念日になって、いつの間にか正式な開設記念日にもなっているのです。


ついでにオマケ。


 改装工事以前にあった隠しページ「休憩所」の様子です。サイズの書き方が間違っていますが、壁紙が800x600というところに時代を感じてしまいます。Blackholeの反対側というコンセプトなのでワザと眩しい黄色になっています。この黄色は現在の休憩所でもあるRestHouseに引き継がれているのです。

 Little Mustapha's Black holeプチ歴史博物館をやってしまいましたが、そろそろ開設記念日のパーティーに戻りましょう。ちょっと目を離したすきに何が起きているのか?

 恐らくいつものようになっているに違いないですが。

Dr.ムスタファ-----…ということでな、春風のイタズラによるパンチラはガン見しても犯罪ではないんだよ。

ニヒル・ムスタファ-----またそんな話かよ。しかも科学とか発明とか全然関係ないじゃないか。

Dr.ムスタファ-----そんなことを言うな。法律の解釈というのも重要な科学だよ。

ミドル・ムスタファ-----だったらもっと難しい法律のことを話した方が良いと思いますが。そのくらい私も知ってましたし。

ニヒル・ムスタファ-----おいそれって、うっかりムッツリがバレてるぞ。

ミドル・ムスタファ-----あっ!しまった…!

Little Mustapha-----まあでもだいたいそんなことはバレてたから良いんじゃない。基本的にボクらはみんなムッツリ属性だしね。

一同(Little Mustapha除く)-----違いますよ!あなたと一緒にしないでくださいよ!

Little Mustapha-----エエッ?!なんで?…しかも全員そろってちょっと長めのフレーズとか。…まあ良くあることだけどね。とにかくパンモロよりパンチラの方が数倍魅力的だということはみんなも認めるところだと思うけど。

ニヒル・ムスタファ-----もう、そんな話はやめようぜ。それよりも、もっと大切なことがあるんじゃないのか?

ミドル・ムスタファ-----そうですね。今日はなぜかその話がなかなか出てきませんでしたが。

Dr.ムスタファ-----それは途中で別のコーナーが始まってたからじゃないのか?

ミドル・ムスタファ-----それはボクらは知らない設定になっているんだから、言わない方が良いですよ。

Dr.ムスタファ-----なにがだ?

ニヒル・ムスタファ-----もうどうでも良いぜ。とにかく毎年のことだが、あの話をするべきだと思うんだが。

Little Mustapha-----もう、キミはどうしてこの話になるそうやって遠回しなのか?ってことなんだし。うーん…。まあまあだけど…。

ミドル・ムスタファ-----それは良いですから、どうするんですか?私は今年こそ上手くいく気がするんですよね。なにせ十しゅうね…

Little Mustapha-----まあまあ、そう焦らずとも。ボクだってちゃんと解ってますよ。なにせ10周年だしね。

Dr.ムスタファ-----そうだぞ。10周年というからにはなにか特別なことが起きないと、10周年である意味がなくなるし、そんなことは科学的に有り得ないことなんだがな。

ニヒル・ムスタファ-----余計なところを気にするのはやめにするけど、どうなんだ?10周年なんだぜ。

Little Mustapha-----10周年なんだしね。解ってますよ、キミ達の言いたいことは。そして、ボクはすでに準備万端整えていたからね。後はもう楽しく飲んでるだけで良いんだよ。

ミドル・ムスタファ-----すると、もうすでに手紙とか全部やってあるんですか?

Little Mustapha-----まあ10周年だからね。

ニヒル・ムスタファ-----でも、それだといつもみたいに、ヘンな事が起きて、ちゃんと手紙が届かないとか…。

Little Mustapha-----10周年に限ってそんなことはないよ。

Dr.ムスタファ-----でも、届いたとしても、別のヤツがここに来たり、ペット用だったり…。

Little Mustapha-----10周年なんだよ。

ミドル・ムスタファ-----そうですね。10周年なんですし。

Little Mustapha-----そう。10周年なんだから今年こそはみんなサンタから念願のプレゼントを貰うことが出来るんだよ!そして、念には念を入れるということで、みんなが来て変なことが起きる前にサンタへプレゼントのリクエストの手紙を出しておいたんだよ。でももしもリクエストしたいプレゼントがこれまでと変わっている、という異常事態だと大変なことになるけど。でもこれまでずっとリクエストしてきたプレゼントを変えようなんて人はいないよね。

一同(Little Mustapha除く)-----もちろん!

ニヒル・ムスタファ-----なんかオレが言うのもなんだが、ちょっと小躍りしたい気分になってきたな。

Little Mustapha-----いいですよ。10周年なんだし。

マイクロ・ムスタファ-----じゃあ、私も言ってしまいますけど、ちょっと口数が多くなってしまいそうですよ。

一同(マイクロ・ムスタファ除く)-----なんだ、キミいたのか?

マイクロ・ムスタファ-----…。

一同-----ガッハッハッハッハ!

Little Mustapha-----なんだか盛り上がって来たので、ここでもう一度カンパイといきましょうか。

ミドル・ムスタファ-----そうしましょうか。

Little Mustapha-----それじゃあいくよ。せーの…!

一同-----メリー!開設記念日!

 どうして10周年だとクリスマスにプレゼントが貰えるのか?という気もしますが、彼らはそう思っているようです。そして、すでにサンタへプレゼントのリクエストの手紙を出したということですが。本当に上手くいくのでしょうか?

 パーティーは盛り上がったままさらに続きました。

Dr.ムスタファ-----…ということでな、脳内映像のムービーファイル化に成功するとな、パンチラを見ただけで犯罪と言われても仕方のない状態になってしまうんだな。

ミドル・ムスタファ-----それは問題ですね。

ニヒル・ムスタファ-----おい、なんでキミがそんな反応なんだよ。

ミドル・ムスタファ-----いや、こういうのは意外とあなどれませんからね。痴漢えん罪とかあるでしょ。あれと一緒ですよ。

ニヒル・ムスタファ-----その前に脳内映像のムービーファイル化なんて出来ないんだろ?

Dr.ムスタファ-----まあ、今のところはな。

Little Mustapha-----そんなに悲観することはないよ。ムービーファイル化したらついでに暗号化すればダイジョブだよ。ついでにコピーワンスならさらに問題なし。

ニヒル・ムスタファ-----それ、言ってる意味が解ってるのか?

Little Mustapha-----だいたいはね。

マイクロ・ムスタファ-----あの、ちょっと良いですか?

Little Mustapha-----ええ?…ああ、まあいいけど。キミがパンチラ話に入ってくるなんて思ってなかったから、いつものネタをやり忘れたよ。

マイクロ・ムスタファ-----いや、その話とは関係ないのですが。あの、いつもどおりな感じですいませんね。せっかく10周年なのに。

ミドル・ムスタファ-----別にそんなに恐縮しなくても。何なんですか?

マイクロ・ムスタファ-----あの、そこの電話のところが点滅してるのって…。

一同(マイクロ・ムスタファ除く)-----あぁっ!

Little Mustapha-----せっかく10周年なのにいつもの展開だよ。

ミドル・ムスタファ-----それで、どうするんですか?聞くんですか?その留守電のメッセージ。

ニヒル・ムスタファ-----10周年なんだぜ。やめた方が良いんじゃないのか?

Little Mustapha-----だめだよ。キミ達はこれが終わったら帰るから良いけど、ボクはずっと電話のランプが点滅してる部屋にいないといけないんだから。

Dr.ムスタファ-----聞かないで消去したら良いじゃないか。

Little Mustapha-----やり方がわかんないし、説明書もどっかいっちゃったしね。それに10周年なんだし。ここに変なメッセージが保存されているワケがありませんよ。

ミドル・ムスタファ-----何を根拠にいってるんですか?

ニヒル・ムスタファ-----まあ、10周年というのが今回は全ての根拠になってしまっているがな。

Little Mustapha-----さすがニヒル・ムスタファくんは解ってるな。ボクの予想ではこれはPrincess Black holeからのメッセージだな。まあ例によって怒っているかも知れないけど、10周年おめでとうのメッセージだと思うよ。

ミドル・ムスタファ-----だと良いんですが。

Little Mustapha-----じゃあ、再生ボタンを押すけど、良いよね?というか、もう押しちゃうけど。ピッ!


留守番電話-----ゴゴ、ゴジ、ゴ、ゴ、ガガ…ジュッシュウネン。ピー!「ちょいと!どういうことなんですの?またあたくしを招待せずにパーティーですの?本当に失礼ですわ!10周年でもあなた方のダメなところは少しも変わらないのですわね。悲しくなってしまいますわ。この件に関して、あたくしに謝罪する気があるのなら、今すぐにあたくしのお屋敷の番号まで電話するんですのよ!電話番号は666の…ウフッ!といいたいところですけれど、今回は許して差し上げますわね。そして10周年おめでとうございますわ。あたくしは途中から参加ということで、まだ10周年ではないですし、もしもあたくしまで10周年ってことになったら、あたくしは10歳でデビューしたのか?なんて…オホホホホホホホホ!とにかく今日は楽しんでくださいな!アデュー!」メッセイジ、オワリ!


Little Mustapha-----適当に言ったのに予想どおりだけど。

ミドル・ムスタファ-----まあ、良かったんじゃないですか。

Little Mustapha-----そうだね。じゃあ、そろそろ次の料理にいきますか。

ニヒル・ムスタファ-----まだあんのかよ。ていうか、さっきから揚げ物ばっかりで気持ち悪くなりそうなんだが。

Little Mustapha-----そんなこと言っても。揚げ物ってまとめてやらないと面倒だし。最近は何でも揚げ物にするのにハマってるからね。

ミドル・ムスタファ-----前のスパム炒めだけよりは良いですけど。そろそろ野菜が食べたいですよ。私はこんなに野菜を食べたいと思ったのは生まれて初めてです。

Little Mustapha-----そうなのか。じゃあ特別にトマトの天ぷらを作ってあげるよ。ついでに他の物も揚げないと油がもったいないから、他の人のリクエストも聞くよ。そろそろさっぱりした物が良いって言うんなら、漬け物盛り合わせの唐揚げとか。

ニヒル・ムスタファ-----だから揚げなくてイイんだよ。

Little Mustapha-----そうなの?じゃあトマト揚げだけでいいか。

ミドル・ムスタファ-----いや、それも揚げなくて良いですよ。

マイクロ・ムスタファ-----あの、みなさん!ちょっといいですか?

Little Mustapha-----オッ!やっぱりこういう時にマイクロ・ムスタファ君は意外と脂っこい物が好きなんだから。

マイクロ・ムスタファ-----いや、そうではないです。みなさん、これはおかしいと思いませんか?

Little Mustapha-----またいつものパターンになってきたな。

ミドル・ムスタファ-----なにがおかしいんですか?

マイクロ・ムスタファ-----さっきのメッセージです。これまでは必ず予期せぬ内容が録音されていた留守番電話ですが、今回は予想した通りだったじゃないですか。

Dr.ムスタファ-----それがなにか問題なのか?

マイクロ・ムスタファ-----厳密には解りません。ただなにかとてつもない…。

ニヒル・ムスタファ-----…そこは未完なのかよ。

Little Mustapha-----ミカンは無いから唐揚げに出来ないよ。

ミドル・ムスタファ-----それはオヤジギャグっぽいから却下。

Little Mustapha-----やっぱりそうか。でも10周年なんだし、新しい展開があっても良いと思うんだよね。例えば、こんなのはどうかな?さっきはボクが予想したとおりのことがメッセージに録音されていたでしょ。なので、これからはボクが予想したことが全部現実になっちゃう世界!とか。

Dr.ムスタファ-----夢のある話だが、科学的にそれが可能かどうかは判断できかねるな。

ニヒル・ムスタファ-----いや、科学的にはあり得ないんじゃないか?

Little Mustapha-----でもボクが、ここにアンジョリーナ・ジョリーナさんが人数分現れる!とか予想したらみんな嬉しいでしょ?

ミドル・ムスタファ-----なんか、言いたいことはだいたい解るんですけど。アンジョリーナ・ジョリーナってだれですか?

Little Mustapha-----だれって、知らないの?あのボインの美女の、あの人。

ミドル・ムスタファ-----ボインの美女、って…。

ニヒル・ムスタファ-----そんな下らない話はしても意味がないぜ。とにかくせっかく10周年なんだし、余計なことは気にしないで楽しんだら良いのさ。

ミドル・ムスタファ-----そうですね。

Dr.ムスタファ-----それじゃあ、私の発明の話でもしようか?

ニヒル・ムスタファ-----それが一番下らない話だがな。

マイクロ・ムスタファ-----あの、ちょっと待ってください!

ミドル・ムスタファ-----あれ、まだ何かあるんですか?

Little Mustapha-----そうだよ。せっかく10周年的な盛り上がりが出てきたところなのに。細かい事を気にしすぎるのは良くないことだよ。

マイクロ・ムスタファ-----でも、これは気にならないといけないと思いますよ。あの、いつもの感じですいませんが、またそこの電話のランプが…。

一同(マイクロ・ムスタファ除く)-----アアッ!?

ニヒル・ムスタファ-----いつもの感じだが、また呼び出し音が鳴らないのに留守電にメッセージが残されているな。

ミドル・ムスタファ-----いつもの感じでいくと、こんどのメッセージは…。

Dr.ムスタファ-----あの変なヤツってことか?

ニヒル・ムスタファ-----その可能性は十分あるな。

Little Mustapha-----ちょ、ちょっと待ってよ。10周年なんだよ。なんでそんなにテンション下がる感じになってるんだよ?それに、コッチは10周年でも、あの謎のメッセージの声はまだ10周年じゃないんだよ。これは重要なことだよ。今はどう考えたって10周年のコッチが有利に決まってるんだから。

ミドル・ムスタファ-----なんで10周年だと有利なんですか?

ニヒル・ムスタファ-----どうせ何にも考えてないんだろ?

Little Mustapha-----まあ、そうだけど。でも、さっきみたいにメッセージを聞く前にボクが予想したらそのとおりになるから、大丈夫だよ。メッセージがあの謎の声だとしても、最終的には10周年おめでとう!ってことになると思うし。ボクの予想では、あの声の主はけっこう紳士だから、こういう時には嫌がらせみたいなことはしないと思うんだよね。

ミドル・ムスタファ-----ホントにそんなことだと良いですけどね。

Little Mustapha-----じゃあ、再生してみるけど…

マイクロ・ムスタファ-----ちょっと待ってください!

Little Mustapha-----まって、って言われても、さっきと同じ理由で再生しないワケにはいかないんだけど。夜中に電気を消して寝ようとしてるのに、このランプがチカチカしてるのって、スゴい苦痛でしょ?電気消すと、こういうのってスゴく目立つからね。

マイクロ・ムスタファ-----そうかも知れませんが。でも、なぜか今回だけは凄くイヤな予感がするんです。なんて言うのか解りませんが、胸騒ぎという言葉では収まりきらないような。本当にイヤな感じがするんです。

Little Mustapha-----マイクロ・ムスタファ君はそう言っているけど、みんなはどうかな?少女的第六感が働いているひとはいる?

ミドル・ムスタファ-----さあ、どうでしょう?

ニヒル・ムスタファ-----マイクロ・ムスタファにそんなことを言われたら、心配になってくるけどな。それまでは特にそのメッセージを再生することに違和感は感じなかったぜ。

Dr.ムスタファ-----というか、少女的第六感ってなんだ?

Little Mustapha-----それを説明するのは面倒だけど。とにかく多数決な感じでいくと再生ボタンは押しても大丈夫だと思うよね。ダメだとしても、持ち主であるボクが押したいと思っているのだから結局は押されるのだけどね。それじゃあ、再生!ピッ!

マイクロ・ムスタファ-----ああ…!


留守番電話-----ゴゴ、ゴゴ、シチ、ハチ…ゴゴ、ゴセンマンネン…イッケンノメッセージ…ピーッ!「フッフッフッフ…。フッフッフッフ…。しばらくだねLittle Mustapha's Black holeの諸君…。フッフッフッフ…」

ミドル・ムスタファ-----なんか楽しそうですね。

Little Mustapha-----ほら、言ったじゃん。この声の主も10周年は嬉しいんだよ。

謎の声-----今日は確かに特別な日だよ。私だって解っているよ。10周年おめでとう。そして、この日が私にとっても記念すべき日になるとは、喜ばしいことじゃないかね?フッフッフッフ…。ここでキミ達に地獄の苦しみを味わってもらうために私がai○oの歌を歌ってあげようか…」

一同(謎の声除く)-----エエッ…!?

謎の声-----ハッハッハッハッ!そんなに驚くことはない。その計画はやめにしたよ。

Dr.ムスタファ-----なんだ良かったな。

Little Mustapha-----ほんとだよ。そんなことされたらたまったもんじゃない。

謎の声-----だがな、驚くべきことに私はあの歌から素晴らしい発見をしてしまったんだよ。ハッハッハッハッ!ハッハッハッハッ!

Little Mustapha-----なんか嬉しそうだけど。これって、なんとなく留守電のメッセージじゃなくてリアルタイムで話してる感じがしない?

Dr.ムスタファ-----でもメッセージを再生しているんだから、これはメッセージだろ。

謎の声-----フッフッフッフ…。それはなかなか科学的な意見じゃないか?

ニヒル・ムスタファ-----おい!これは留守電のメッセージなんかじゃないぞ!

謎の声-----さすがはニヒル・ムスタファ君。キミはなかなか見どころのある男だと思っていたよ。だがな。残念ながら今日でキミ達ともお別れだよ。

ミドル・ムスタファ-----それはどういうことですか?

謎の声-----10周年を記念して、キミ達はこの世から消えさるってことだよ!ハッハッハッハッ!ハッハッハッハッ!

Dr.ムスタファ-----なんか恐ろしいことを言ってるんだが、大丈夫なのか?

Little Mustapha-----大丈夫か?っていっても、大丈夫に決まってるでしょ。多分、これも10周年的な演出だと思うけど。それに電話で話してるだけじゃ何もできないしね。今日は10周年だし、全てはボクの予想どおりになるんだよ!

謎の声-----フフフフフッ…!フフフフフッ…!アハハハハハ!…そう思うのかね?そうやって強がっているが、このメッセージを再生したことを一番後悔しているのはキミだと言うことは解っているぞ。それにさっき私がa○koの歌を歌うと言ったら、キミ達はどうした?…ハッハッハッハッ!普通の人間では有り得ない驚き方をしたな?…そうなんだよ。キミ達は普通じゃなかったのだよ。もっと早くにそこに気付いていればな。だがちょうど10周年というタイミングでそこに気付けたことには感謝しないとな。誰に感謝するのか?といえば、誰でもない私自身の才能にだな。ハッハッハッ…。まあキミ達は天のあの人に奇跡を起こせと懇願したらいいがな。

Little Mustapha-----何を言ってるのか解らないけど、10周年のボクらには怖い物なしだから何を言っても無駄だよ。

謎の声-----強がっていられるのも今のうちだよ。私はキミ達が最も恐れるあの歌からアルものを発見したんだよ。それでは聞くが良い。余計な奇跡を起こさせないためにも手っ取り早くキミ達を始末すべきだから、歌のプレゼントは省略していきなり殺人音波を流すがな。ハッハッハッハッ!ではさらばだ!

留守番電話-----ピーッ!ゴゴ、ゴジ、ゴガゴゴグゴゴゴゴ…ギギギギ…「ギイィィィィィィ…!ギイィィィィィィ…!ギイィィィィィィ…!」

一同(留守番電話除く)-----うわああぁぁぁぁ!

Little Mustapha-----なんだよこの音は?

留守番電話-----ギイィィィィィィ…!ギイィィィィィィ…!

ミドル・ムスタファ-----止めてくださいよ!頭が割れそうです…。

留守番電話-----ギイィィィィィィ…!ギイィィィィィィ…!

Little Mustapha-----ダメだ。ボタンが…押しても留まらないし…

留守番電話-----ギイィィィィィィ…!ギイィィィィィィ…!

Dr.ムスタファ-----早く止めるんだ…。止めないと…ああ…もう…(Dr.ムスタファは意識を失った…)

留守番電話-----ギイィィィィィィ…!ギイィィィィィィ…!

ニヒル・ムスタファ-----おい、先生…大丈夫かよ…ああ、オレももうだめだ…(ニヒル・ムスタファは意識を失った…)

留守番電話-----ギイィィィィィィ…!ギイィィィィィィ…!

Little Mustapha-----ダイジョブだよ…。10周年なんだし…

ミドル・ムスタファ-----またいい加減な…。私はもうダメです…。あぁ…(ミドル・ムスタファは意識を失った…)

留守番電話-----ギイィィィィィィ…!ギイィィィィィィ…!

マイクロ・ムスタファ-----ああ、…そ、そうだったのですか…

Little Mustapha-----な、なんだ…、キミ…いた…のか…

マイクロ・ムスタファ-----こ、ここでも…そのネタ…って…

留守番電話-----ギイィィィィィィ…!ギイィィィィィィ…!

Little Mustapha-----そ、それより…なにが…

マイクロ・ムスタファ-----あ、あの声の正体…解ったような気が…

留守番電話-----ギイイイイィィィイイ!…うるさい!この期におよんで往生際の悪いやつだ。そんなことを言っておけば後で登場の機会もあるとでも思ったか?ハッハッハッハッ!これだから適当な作家というヤツは。ハッハッハッハッ!ギイィィィィィィ…!ギイィィィィィィ…!

マイクロ・ムスタファ-----ぎゃあぁぁ…!スイマセン。私も…もうダメです…(マイクロ・ムスタファは意識を失った…)

Little Mustapha-----ちょっと…何なんだよ。10周年なのに…

留守番電話-----ギイィィィィィィ…!ギイィィィィィィ…!諦めろ。もうキミに勝ち目はない。ハッハッハッハッ!ハッハッハッハッ!

Little Mustapha-----そんなこといっても…10周年…なのに…。だいたい…なんでこんな…ああ…もうだめだ…(Little Mustaphaは意識を失った…)


Little Mustapha達は全滅した。


謎の声-----フッフッフッフ…。フッフッフッフ…。フフフフフッ。ハッハッハッハッ!ハッハッハッハッ!ハッハッハッハッハッハ−!ハッハッハッハッハッハ−!


 不気味な笑い声がブラックホール・スタジオ(Little Mustaphaの部屋)に響き渡りました。

 ということで、何これ?どうなってるの?という感じですが。こんなことになってしまったので、次回は普通の特集以外に考えられないのですが、どうなるのでしょうか?

 お楽しみに?!