レット・イット・オンチ
ということで"Technologia"の生まれ変わらせ作業が続いているのですが、あの頃は歌の録音を一日で大忙しでやっていたからか、ただ下手なのか、ビミョーに(或いは大胆に)音をハズしています。
そういうのを補正することは当時も出来ましたし、今のソフトではさらに簡単に補正出来るのも知っているのですが、ここはあえてオンチなまま。
しかも、ミキシングがちょっと上達したので、歌もクリアに聴こえてさらに目立つのですけど。
ただ、ここを修正してしまうのは自分としては禁断の領域だと思っていたり。
ギターのノイズとかは今回はデジタルの力でかなり修正しているのですが、音程のを機械的に変えるのにはなぜか抵抗があるのです。
逆にいうと、ピッタリ音階に当てはまった音じゃないとダメというのも変だと思いますけど。
ジャンルによってはある音がチョットだけずれるとカッコイイというのもありますし、昔のアイドルはオンチだからカワイかったとか、そんな気もしますし。
或いは、その時の気分を反映してチョット高めにずれたり、低めにずれたりとか。
魂と言ったら大袈裟ですが、このへんは曲に個性を与える部分なのですが、それを修正して普通にしてしまったら面白くないと思いますし。
そんな感じで歌が下手なのを言い訳してみましたが。
なんというか、メインのメロディはまあまあ聴けるのですが、ハモリのその2みたいなパートはけっこう酷い。
ハモリその1はまあまあハモっているのですが、その2は何がしたいのか解らない感じで、殆ど聴こえないぐらいの音量になっていたりしますが。(まあいいか。)
とにかく、出来るからといって何でも補正すれば良い、ってもんじゃないと思っておるのです。(音楽以外の分野も同様に。)
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