キャロットちゃんだよ！キャッホー！

　今日も妖怪化されたブラックホール・ベランダからお届けだよ！

「おい、家来！家来よ！」
「はい、王様達。なんでございましょうか？」
「家来よ。王様とは素晴らしいものだな」
「...ええ、まあ。というかキングマンというのはやめたのですか？というよりも、王様達が減ったり増えたりしているようにも思えるのですが。あの一番だから、と言っていた王様はどこへ？」
「ああ、アレなら地獄の刑に処しておいたぞ。ああいうのは連立王制にはむいておらんからな。それよりも、家来よ。そろそろ財源がなくなってきたから、国民から税を巻き上げてくるのだ」
「でも、王様達。このあいだもそうやって国民から巻き上げて。貧困にあえぐ国民の不満は募るばかりですよ！」
「心配することはない。責任は我々で分散させるから。とにかく、財源じゃ！財源を確保するのだ！」

「おやおや、王様。隣の王国はずいぶんと傾いて来たようですわね」
「そうですわね、王様。そろそろあたくし達の領土を広げる時期が来たのかも知れませんわね」
「ウフフフフッ...」
「ウフフフフッ...」

では、また会いましょう！