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Technólogia Vol. 1 - Pt. 14

前回までの Technólogia は...
そこに表示されていたのは「物質転送装置」という文字だった。
「あれから20年が経っているんだよ」
「あの灰が世界をボロボロにしたんです」
「世界の終わり...」
能内教授にもグズグズしていられない理由があったりもするのである。
「先生が言ったとおり蚊屋野さんは現れました。それは予言ではなくて科学によって予測されたことです」
「聞いているのかね?」
「そこでキミの存在が重要になってくる」
「スフィアに近づくにはまず東京にいる仲間のところへ行かないといけないし」
イヤな汗が出てくる。
蚊屋野にとってこの旅の意味は「それを聞き出す事」に違いない。
「ねえ、ボクって、これ。私服だけど大丈夫なのかな?」
何となく、この服はあまり着ていたくない気がしてくる。
「うわぁ...。真っ暗...」
眠ろうとして眠れないのなら、眠れないような事をすれば眠くなる。
「オレが一緒に冒険の旅に出るとか、そんな都合の良い事は考えるなよ」
「おい、カヤっぺ。起きてくれ。大変な事になったぞ。おい、カヤっぺ!」
建物の中のどこかから「ギャーッ!」という悲鳴のような雄叫びのような声が聞こえてきた。

Technólogia 最新弾公開!

前回から小見出し付きな試みの二回目は「悪夢のサービスエリア」です。

ユックリ進行なのでまだサービスエリアなのですが、ドキドキする展開になっているともいわれています。

<!-- それでもジャンルは SF だと言いはるがな。-->

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