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Technólogia Vol. 1 - Pt. 18

前回までの Technólogia は...
そこに表示されていたのは「物質転送装置」という文字だった。
「あれから20年が経っているんだよ」
「あの灰が世界をボロボロにしたんです」
「スフィアに近づくにはまず東京にいる仲間のところへ行かないといけないし」
蚊屋野にとってこの旅の意味は「それを聞き出す事」に違いない。
「オレが一緒に冒険の旅に出るとか、そんな都合の良い事は考えるなよ」
「もしかして、ボクがまだ知らない危険な生き物とか、そういうのがいるとか。そういうことがあるんじゃないの?」
「ふざけてるわけじゃないし。人の声はホントに聞こえたんだよ」
これはどう考えても悲惨な事に違いない。
「ここには灰がほとんど降らないんすよ。地形と風向きの関係っすね。そういう場所はけっこうあるから、そういう場所にみんなが集まってきて街になるんすよね」
これは確かに街である。
「ボクら、ここじゃちょっとした V.I.P. っすからね」
「私はフォウチュン・バァじゃ」
「おぉ!これは民を導く希望の光。麗しき姫君ではないか」
「ワインを出せば客人が来て、客人が来ればワインが飲める!」
「この悲惨な時代を生きる我々へのわずかながらの恵みと思って良いじゃないか」
「小田原が閉鎖されているようなんだな」
「キミはあれを人類にとっての新しい発見と捉えているんだね」
「迂回ルートはどこを進んでも危険です。途中で不慮の事故や、何かの事件に巻き込まれないとも限りません」
「どうも、キミのやり方は強引に思えるね」
「多少のリスクは犯さないといけない事もあります」

隔週刊「Technólogia」の日がやって来ました。

ということで、今回は「20. フォウチュン・バァの館」ともう一セクション。

<!-- セクションって日本語にすると「節」って言うみたいですけど、あんまり聞かないですよね。なので章とかの方が解りやすい感じですが、章(Part)は一回の更新分ということで使っているので、なんかアレなのですが。どうでもイイですけど。-->

彼らの旅はあんまり進んでいないですが、今回は新たな大問題が発生しているとか。そして次回も目が離せないんじゃないか?とか。

オタノシミクダサイ。

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