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Technólogia Vol. 1 - Pt. 33

前回までの Technólogia は...
そこに表示されていたのは「物質転送装置」という文字だった。
「あれから20年が経っているんだよ」
「迂回ルートはどこを進んでも危険です。途中で不慮の事故や、何かの事件に巻き込まれないとも限りません」
蚊屋野の頭の中に聞こえていた声は全て動物の声だったに違いないのだ。
「あれがスフィアです。いくつもあるうちの一つっすけど。」
「何か知らないけど、ただならぬ事が起きてるんだよ!」
「蚊屋野さん、まかせるっす」
「(危ないところだったな)」
最後に「真智野先生のファイルを開くためのパスワードは"chika"です」と書いたら全てが解決したような気分になった。
「その問題は早急に解決する必要があります」
「力仕事は得意みたいだからね」
「いや...。なんか色々とあったな、と思って」
「まさか、あの子達が...?」
「スゴいお宝見付けたっすよ!」
手に取った瞬間にそのD-HDという機種の重さが他と比べものにならないのが解った。
「人間がどういう事をするか、ってことを彼らにも知っておいてもらわないとね」
「おい、なにするんだ!」
これはマズい事になっているのではないか?と頭の中で自問した蚊屋野だったが、その答えは「イエース!」以外になさそうだ。

いつもギリギリ!隔週刊「Technólogia」更新!

出来たてなんだし早いうちに読んだら良いし。

通行止め」で怪しくなってくる!

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