なるほど
ということで、アマゾンのアレことプライム・ビデオで「デヴィッド・リンチ:アートライフ」を見たのです。
デヴィッド・リンチが自分の少年時代から映画を撮るようになるまでを自分の言葉で振り返るドキュメンタリー映画なのですが。
けっこう貴重と思われる映像とか、映画とはちょっと違うオブジェとか絵画作品とかも色々と使われていて、好きな人にはたまらない内容だと思いました。
監督はデヴィッド・リンチではないのですが、デヴィッド・リンチ風な演出があったりとかも面白いのです。
といっても、これまでデヴィッド・リンチ監督作品を見たことがない人がいきなり見てもワケが解らないのでアレなのですが。
それはともかく、見ていて気付いたのですが。
この映画の内容はタイトルにあるように、けっこうアートな感じなのですけど。
私がネタ(或いは小馬鹿に)にしようと試みているアートっぽいアートのアートとはちょっと違うような感じなのです。
私がネタにしたくなるようなアートっぽいアートっていうのは、作者が自分の作品がどれだけスゴいのか、ということを難しい言葉で説明しようとしているやつなんですけど。
でもアートというのは言葉に出来ないから作品が生まれるという部分もあると思うので、だからそういうアートっぽいアートはちょっと滑稽に思えてしまうということなのです。
意味が解らないかも知れませんが、何を体験してどう思ったのか?ということを聞いたらそれで十分な説明になっているのが丁度良いというか。
難しい言葉で説明するのは評論家とかがやれば良くて、作る人はただ作れば良いとか、そういうことなのだと思ったのです。
<!-- というか、これでは上手く説明出来てないのですが、私は難しいことを簡単に説明出来るように頑張らないといけないとも思います。-->
そんな感じですが、謎な部分の多いデヴィッド・リンチ監督の映画の謎な部分も、そういうところから理解のヒントが得られるかも知れないとか、そんなドキュメンタリーなのでした。
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