知らないカッコ良さ
ということで、特集がツボ過ぎて観るのが追いつかないアソコことBS12で録画してあった「眠狂四郎円月斬り」を観たのです。
Wikipediaの項目がシンプルすぎて今のところ「あらすじ」が無しですが。
今回は姑息な手段で将軍の座につこうとしていた母子が成敗されてしまう感じ。
それだけ書くとタダの正義の味方みたいですけど、そうでもないところが良いというのか。
今風にいうとダークヒーローということになるのですが、そういうイメージともちょっと違う気もして、そこがなんとも言えないカッコ良さになっているとも思えます。
ちょっと荒廃してきた江戸後期が舞台ということで、こういう感じのヒーローが似合うということもあったり。
逆にこういうのを観て良いと思うということは、今の世の中も荒廃中ってことなのか?とかもありますけど。
それとは関係ないですが、今になってこういう昔の作品が面白いというのはもったいないとも思うのですが。
80年代の「古いものはダサい」みたいな風潮のせいで、それ以前と以後で文化的に断絶されているような感じさえしますけど。
面白いものは面白いので、良いものをたくさん知れたら良いですよね。
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