私がNHKの語学講座（テレビ版）を見るのが趣味（？）だということは以前書きました。ここ数年、生徒役にタレントやモデルなどを起用して必要以上に視聴率を上げよう、という変な傾向にありました。

　私が語学講座を見始めた当時、出演者はほとんどネイティブの人ばかりで、日本人は講師の先生だけ、という感じだったのです。それによって、お国柄というか、その言語を喋る人たちの雰囲気みたいなのが解ったりとか、オモシロ外国人みたいな人とかがいい感じでした。

　タレントを使えば見た目は華やかですが、中身がどうにも。たまに優秀な人がいるとなんとかなるのですが、ひどい時にはもう、どうにもこうにも。目的は言語の習得なのか、アイドルがマヌケ回答をするのを楽しむ番組なのか解らなくなっていました。

　NHKもやっとそこに気づいたのか、今年はけっこう各言語ともまともにやっているようです。ただし「スペイン語会話」はまともな人を見つけられなかったようで、番組内でまともな人を見つけようということのようです。生徒役のタレントが大量にいるのですが、毎月行われる試験で成績が最下位の人が脱落していく。（どっかでこんな番組見たことある！？）

　まあ画期的といえば画期的です。四月には生徒役が多すぎてかなりのグタグタ感が漂っていましたが、何人か脱落して最近では落ち着いてきました。しかも、真面目に取り組んでいる成績優秀者は私より全然レベルが高い。なんで「私よりも」とか言ってるの？と思われるかも知れませんが、実は私もスペイン語をちょっと勉強していたことがあったのです。

　製作しているNHKがこういうことを意図していたのかどうかは知りませんが、なんか私も頑張らないといけないかなあ、と思ってしまいましたよ。

<!-- なんかこれ、ここに書くには長すぎな気がしてきたけど、まあいいか。-->

　どうせだったら、今年のスペイン語講座で最後まで残ったタレントは来年の生徒役にして欲しい。別にアイドルとかモデルとか女優でなくても良いですよ。（ということは「お笑い」のくせに全然喋らないで真面目に勉強してるあの人か？）でもまったく知識のない人が、いつの間にかちょっとだけ知識のある自分より凄くなってると、私はとってもやる気がでてきます。頑張りましょう。（って誰が頑張るの？）

<!-- ここで書くと長く書いても上手くまとまらな〜い。-->