材料：
　天ぷら用の粉
　水
　食べられるもの

<!-- 食べられないものも写っていますがネタですので気にしないでください。-->

　去年、カマボコ偽装事件（フィクション）を書いてからずっとカマボコの天ぷらが食べたかったのでわざわざ買ってきてしまいました。というより、天ぷらっぽくない物ばかりですが、これらがどうなったかは後で明らかになります。

　天ぷら用の粉を水でといたら、食べられるものを天ぷらっぽい大きさに切ります。

　油が天ぷらにちょうど良い温度になったら天ぷら揚げの開始です。

　何から始めようか迷いますがハムから始めます。（意味はありません。）

　ここでいきなりピンチになります。ハムを油に入れるとヤバい感じで油がはねます。鍋の前にいると飛んでくる大粒の油で火傷しそうなので、とりあえず避難します。

　それでも油のハネは収まらないので、ハムを油からあげようと菜箸を持って近づきますが、この時腕に大量の油がかかります。

　ここで焦ってはかえって大惨事になる可能性があるので、もう一度避難します。そしてタイミングを見計らって火を止めましょう。

<!-- はねた油が手にかかると一瞬すごく焦りますが、修行をしている人なら火傷しませんし、そうでない人もさほどの火傷はしないと思うので、慌てずに避難してください。パニくって鍋をひっくり返すとかいうことになると、それは結構大変なことです。-->

　火を止めてしばらくすると油がはねなくなるのでハムを取り出します。ハムは失敗です。

　ここで、火の温度が高すぎたかも知れないと思って火を先程より弱めにするのを忘れてはいけません。

　続いてやばそうなミニトマトを揚げます。これはかなりやばい感じですが、そんなことは思わずに揚げていきます。

　調子が出てきたら、その他の材料も揚げていきましょう。キャベツの千切りと、思いつきで追加されたニンジンを混ぜた物は最後にするのがポイントです。

<!-- 今日の地獄画像でございます。-->

　キャベツの千切りとニンジンを混ぜたものはかき揚げ風になるようにしましょう。（どうすればかき揚げ風になるのかは知りませんが。）

　という感じで、できあがり！ですが、こんなに喰いきれません！

　というか、これとか

　これとか

何なんだよ！という感じですが、食べてみるまで味はわかりませんよ。

　それで食べてみたのですが、「カマボコ」と「チーちく」は無難な味に仕上がりました。シメジは昨日の残りなのでどうでも良かったりもしますが、一応天ぷらという感じです。

　それから得体の知れないいくつかの具ですがアレは豚肉とエビとイカです。ちょっと工夫して醤油とみりんとかで下味を付けたりしたのですが、天ぷら用の大きさでなかったので揚げる作業が追いつかず揚げすぎになってしまいました。そこそこ良い感じにはなっていたと思うのですが。（というか醤油とみりんとか「材料」の所に書いてない！）

　そして、問題のミニトマトとキャベツの千切りとニンジンを混ぜた物です。意外なことにミニトマトは驚きの味でした。コロモがうまくつかなくてほとんど天ぷらにはなっていませんが、すごく甘くなって、もしかすると奇をてらった天ぷら屋さんがデザートとして出してたりするんじゃないか？とか思ってしまう味になっています。騙されたと思って騙されてください。

　キャベツの千切りとニンジンの方はヤバかったです。でも残したら「やばい料理祭り」の掟を破ることになるので頑張って半分食べましたよ。残りは明日うどんに入れて食べます。ホントです。

　それから、ハムはハムサンドで食べるのが一番美味しいということに気付きました。

　ということで、ホントはカマボコの天ぷらが食べたかっただけなのにヤバいことになってしまった「LMB・春の行き当たり祭りばったり料理！」（順番が滅茶苦茶だ！）の二日目ですが、揚げ物の時の油の扱いは十分に気を付けたいよね！ということを学んだ価値のある日だったと思います。

　ちなみに、明日のメニューはさっき書いたうどんではなくて、別のものがすでに用意されていたりします。でも「春のサントラ祭り」の時のように前日にネタを用意しておくことが出来ないので急遽中止になることもあるのでご了承ください。