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イラガニアン

 Goldバージョンのみで新曲が追加される、決して完成することのないアルバム「Studies」に新曲が追加されてしまいました。

 現代地底人伝統音楽(なんか矛盾している)という設定で「Iraganica#01」でございます。

 ここでこのIraganica#01について説明しておきましょう。

 地底人の伝統音楽「イラガニカ」は大抵の場合二人の奏者によって演奏されます。メロディーを担当する「Iraga(イラガ)」と伴奏を担当する「Nica(ニカ)」がなんとなくイラガニカという楽器を吹き始め、なんとなく曲っぽい感じに演奏する、というのが基本的なスタイルです。

 また、演奏には主に「イラガニアン」という音階が用いられます。「イラガニアン」は地底人語の「薄明かり」という意味の言葉が語源になっているという説もありますが、地底人でさえも地底人語を理解していないので本当のところは解りません。

 ただし、コレを聴いて「民族っぽい」とかいう感想をいうと地底人達は機嫌が悪くなるので気を付けるべきです。彼らはいつでも「民族ってどの民族のこと?」と言って怒るのです。

 イラガとニカは常に相手の演奏に疑問を感じながら危うい即興演奏をしますが、なんとなくまとまってしまうのは、その演奏がそれほど重要なモノではないということを奏者が理解しているからかも知れません。

 今回の演奏は地底の世界に詳しい地上人である私によるデモ演奏なので、一人二役で「イラガ」と「ニカ」をやっています。

<!-- 意味もなく長い解説を書きましたが、ホントかどうかの判断は読んだ人にゆだねます。-->

<!-- というか、ブラックホール・スタジオとは関係ない用事でマイクのテストをしなくてはならなかったので、ピアニカを録音してみた。ということです。-->

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