メイキング・オブ「ザ・ビジター」
ということで、実は映画だったのか?と思わせつつも、最初のほうは第二話とか書いてあってドラマシリーズ風でもあった「ザ・ビジター」についてです。
とりあえずこれまでの「ザ・ビジター」
「ザ・ビジター」「ザ・ビジター(第二話)」「ザ・ビジター(第三話)」「ザ・ビジター 2」「ザ・ビジター 3」「ザ・ビジター NG集」「ザ・ビジター レザレクション」
これらをみても何だか解りませんが、本来はブラックホール・ベランダのマスコットのようなものとして作られていたんですよね。
スズメやカラスがブラックホール・ベランダの植物を荒らすのでカカシみたいな感じをイメージしたのですけど。それで始めは目と口に穴を開けるのではなくて、トリが嫌がると言われている目玉模様を描こうと思っていたのです。
でもそれだと創作としての面白さは半減と言うことで顔にしたら、ちょっとカワイかったので、続編の「ザ・ビジター2」が作られてしまったということですが。
ただし、トリを追い払う効果は全くないと気付いて、「ザ・ビジター3」でとうとう目玉っぽいものが作られたのです。あれでホントにトリがよってこないのか?というところはビミョーですけど、二重丸みたいな事になっていれば多分大丈夫という感じでしたけど。
ただ、急いで作っていたのと、三作目ということの油断で大NGが出て制作中止となった「ザ・ビジター3」の続編なのですが、全てを無にするというのはもったいない事です。
二重丸の内側がバキッとなった「ザ・ビジター3」は目玉を口に変えて地獄からの使者になったのです。
目玉時代の名残をいかした牙とか長い手足とか、NGが幸いしてけっこうお気に入りの「ザ・ビジター」になってしまいました。これなら目玉じゃなくても勝手に動き出してスズメを喰ったりするかも知れません。カラスとは互角ぐらいでしょうか?
そんな感じで、予想外に上手くいってしまったのでメイキング・オブをしてしまったのですが、「ヒョウタン坊主の作り方」じゃなくてガッカリした人にはスイマセン。
<!-- ちなみにザ・ビジター3の「エッチな妖怪」というのはゲゲゲの鬼太郎に登場する鏡爺のことを指している、という豆知識。-->
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