BBRニュース : 12/06/10
やあ、キミの近所に住む小学四年生、窓際キャロットちゃんだよ!キャッホー!
ところで四年生ってなに?気にせず続けるとするよ。
どうやらブラックホール・ベランダにも雨の季節がやって来たようだよ。
そしてブラックホール湖がベランダに出現してから初めての本格的な雨だったよ。
放っておくと水が涸れてしまうブラックホール湖だけど、この雨でだいぶ水かさが増したよ。これまでは人が手作業で水を入れていたのだから、浄化プロジェクトも楽なものじゃないよ!キャッホー!
それから、メダカなどの生き物がいるところに水を足すにはカルキ抜きした水じゃないと、生き物が絶滅するから気をつけて。
こういう水草は土に根を張るまではどうしても浮いてきてしまうよ。本来は浮かんでいる植物ではなくてもね。
そこで、一工夫が必要なんだけど。茎の部分に針金を巻いておけば上手いことを沈めることが出来るよ!
でもあまり針金をキツく巻くと、巻いたところから下が枯れたり腐っていたりするから注意だよ。
あらかじめ針金を丸い輪の状態にしておいて、そこに茎を引っかけるだけでちゃんと沈むよ!キャッホー!
さらに湖ネタなのは、雨のために屋根のない場所には出られなかったからだよ!セイ・ベイベー!
蓮じゃなくて残念なスイレンだけど、気がつくと買ってきた時より葉っぱが巨大化しているようだよ。そして、浮かんでいる風船の葉っぱも同様。
特にスイレンだけど、買ってきた時にはこのままでは枯れてしまうと思われるほどみすぼらしかったけど、植物の生命力は素晴らしいものだよ!キャッホー!
さらにいつか花が咲いたらそれはスバラシイことだよ!キャッホー!
「わ、私が王様だ...」
「何を言うか...。ゼェゼェ...。私こそが...」
「違うぞ。私が...。私こそが大様...なのだ...。ゼェゼェ...」
「しばし待たれ、王様達よ。我々は一斉に咲いて一斉に王様になったのだが、それ故に枯れるのも皆同時」
「そのようだな、冷静な王様よ。しかし、それがなんだというのだ?我々、いや、私こそが真の王様であることに変わりはない」
「好きなだけいっていれば良い。それよりも、我々のこの年老いた姿を見て感じないのか?我々のあとにこの国を治めるのは誰なのだ?そんなことも考えずに、己の欲望のために一斉に咲き、結局は誰が王様かも解らぬまま」
「そ、それはいったい...」
「どうやら我々は間違っていたようだな」
「しかも、こんな萎れた状態になってそれに気付くとは。ああ、何て情けない」
「いや、今からでも遅くはない。この国のために、我々が団結するのだ」
「そうだ!この萎れた体でも、力を合わせればこの荒廃した国を立て直すことが出来るに違いない!」
どうやら、王様達は何かに気付いたようだよ。
ここで重要な公共放送の時間だよ!
ブラックホール・ベランダの近所に住むガン睨みネコのネコガン見くんが2匹に分裂したよ。そして、一方が激しく人面化しているようだよ。
一体何が起きているの?革命?休暇?それともだかが屁をしたの?私たちにはそんな予想しか出来わね。
こちらはブラックホール・バルコニーラジオ。窓際キャロットちゃんが最新ベランダ情報をお届けしたよ!
では、また会いましょう!
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