パイロットカイコ
カイコガがロボット車を操縦:東大の実験 « WIRED.jp
これはちょっと面白いと思ったのですが。
というか、リンク先記事のタイトルだけをみるとカイコガが操縦の仕方を覚えてロボットを動かしているみたいな感じですが、そうではないです。
基本的に歩いて移動するカイコガなので、その歩きかたに応じて動く装置というか、ロボットにカイコガを固定して、どうやって動くのかを実験してみた、ということみたいなのですが。
面白い事に、カイコガの動きに連動して動いていた装置に手を加えて、ちょっと動く方向がずれるようにしたら、カイコガが自分の動きを調整して行きたい場所へ移動するようになったとか。
人間とかそれに近い脳ミソを持った動物なら簡単にやりそうなことですが、ほ乳類とは全く違う進化をした虫がそういうことをするのは面白いですよね。
そして、人工知能を作るのなら人間の脳をまねるよりも、虫の脳をまねる方が遙かに簡単だ、という話もあることですし、こういう仕組みが解明されるとなにかとてつもない...、ということですが。
<!-- 虫の脳をまねて作った人工知能は人間みたいにならない、ということは書かなくてもイイか。どうでもイイですけど。-->
<!-- 関係ないですが、カイコガって成虫になる前にお湯につけられて繭をほぐされてしまって、成虫にお目にかかれる機会があまりないですが、目力が強力でカッコいいんですよね。でも飛べないですけど。しかもWikipedia「カイコ」によると、野生では生きられないとか。なんかカイコカワイくなってきました。-->
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