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Technólogia Vol. 1 - Pt. 16

前回までの Technólogia は...
そこに表示されていたのは「物質転送装置」という文字だった。
「あれから20年が経っているんだよ」
「あの灰が世界をボロボロにしたんです」
「先生が言ったとおり蚊屋野さんは現れました。それは予言ではなくて科学によって予測されたことです」
「そこでキミの存在が重要になってくる」
「スフィアに近づくにはまず東京にいる仲間のところへ行かないといけないし」
イヤな汗が出てくる。
蚊屋野にとってこの旅の意味は「それを聞き出す事」に違いない。
眠ろうとして眠れないのなら、眠れないような事をすれば眠くなる。
「オレが一緒に冒険の旅に出るとか、そんな都合の良い事は考えるなよ」
「蚊屋野さん、私です。大丈夫ですか?」
「もしかして、ボクがまだ知らない危険な生き物とか、そういうのがいるとか。そういうことがあるんじゃないの?」
「ふざけてるわけじゃないし。人の声はホントに聞こえたんだよ」
そこには彼らが去ると解って奥の部屋の方へ歩いて行くクロ君の姿があるだけだった。
これはどう考えても悲惨な事に違いない。
「そうかも知れないけど。それって誰が配信してるの?」
「灰が降ってる時には電波が届きづらくなるんすよ」
「スフィアから出てるものはそのままじゃ使えないから、それを変換する装置にアンテナがついてるんすよ」
「わぁ!富士山!」

隔週刊「Technólogia」公開。

今回は「山中の街」でございます。

というか、小見出しがつけやすい時とそうでない時があるので、結構面倒でもあるのですが、決めたことはやらないといけません。

そして新たなキャラが登場するとかしないとかですが、そういうことが特に重要な話でもないかも知れませんが、そんな感じです。


今回は早めに書き始めたのですが、ギリギリで一気にやるよりも楽かと思いきや、書く度にそれまでの雰囲気を思い出すのが大変だったり、この辺は面倒なのです。

ついでに書いておくと、これまでの話しを読み直したので、変換ミスとか留年回数の間違いとかを修正してあります。

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