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Technólogia Vol. 1 - Pt. 19

前回までの Technólogia は...
そこに表示されていたのは「物質転送装置」という文字だった。
「あれから20年が経っているんだよ」
「スフィアに近づくにはまず東京にいる仲間のところへ行かないといけないし」
蚊屋野にとってこの旅の意味は「それを聞き出す事」に違いない。
「もしかして、ボクがまだ知らない危険な生き物とか、そういうのがいるとか。そういうことがあるんじゃないの?」
「ふざけてるわけじゃないし。人の声はホントに聞こえたんだよ」
これはどう考えても悲惨な事に違いない。
「ここには灰がほとんど降らないんすよ。地形と風向きの関係っすね。そういう場所はけっこうあるから、そういう場所にみんなが集まってきて街になるんすよね」
これは確かに街である。
「私はフォウチュン・バァじゃ」
「ワインを出せば客人が来て、客人が来ればワインが飲める!」
「小田原が閉鎖されているようなんだな」
「キミはあれを人類にとっての新しい発見と捉えているんだね」
「迂回ルートはどこを進んでも危険です。途中で不慮の事故や、何かの事件に巻き込まれないとも限りません」
「どうも、キミのやり方は強引に思えるね」
「良く来たな旅の者。さあ入るが良い」
「いや、だから。ボクには異界の声が聞こえるんですよ」
「炎の狛犬じゃ!」
「ん?!いや。大丈夫。なんでもない」
まだ出会ったばかりの新しい仲間の前で衰弱して死んでしまうのだろうか。
「キミか?!キミがさっきから喋ってるのか?」

隔週刊「Technólogia」更新です。

今回は「炎の狛犬の神殿」。

ついに色々とアレになったりするのです!

というか、いつもより遅れて更新される予定でしたが、間に合ったのでいつもどおり深夜に更新でした。

ただし、読み直しが少ないので、細かいミスが色々あって読みづらかったらスイマセン。

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