MENU

RestHouse

音楽サイト「Little Mustapha's Black-hole」の音楽ブログということになっているはずです。

Recent Articles

Category

Monthly Archive

Technólogia Vol. 1 - Pt. 51

前回までの Technólogia は...
全てが謎である。いや、謎ではないのか...?
「あなた方がその知識の象徴を身につけていなかったら、もしかすると私達はあの時にあなた達を逮捕していたかも知れない」
「でも、あれから何の連絡もないんですよ。次の議会までもう時間がないのに...」
「どうか、命だけはお助けください...」
男二人、女一人の見知らぬ三人組に要注意。彼らは連続殺人鬼の可能性があります。
「これって、まさか私達のこと?」
「警察、って。ここには警察はいないんだと思ってたんだけど」
「そういえば前の街で河野君の叔父さんから聞いたんだけど。あの人がボクを殺そうとまでした理由はお兄さんを守るためだけじゃなかったんだって」
「じゃあ、あの張り紙も河野君のお父さんを拉致した人達が作ったってこと?」
「アッ、そうか!」
「(そりゃよかったな。だが、オマエがいきなり声を上げたせいで、面倒な事が起こりそうだぜ)」
「あなたも張り紙を見て知っていると思いますがね。例の三人組の殺人鬼です。外から来た人なら何か知らないかと思ってね」
「いや。オレは組織には属さないんだ。一匹狼さ」
「ディテクターってやつさ」
「ヤマノさん。うーん...。じゃあその話は信じて良さそうだな」
「こんにちは、旅の人」
「そうですか。どうもこの辺りは物騒なようですからね」
「そりゃどうも。というかさ。ボクってこう見えてもこれまで都会で育ってきたんだけどね」
すでに一週間を切っている「残りの時間」というのが何に対しての残りの時間なのか、というところはまだ解っていないのだが。
「地下鉄っすよ」
「もうそんなところまで来ていたのか。ボクがこの世から存在を消した場所も、もうすぐ近くなんだな」
「なんかお腹空いたっすね」
そこに描かれていた似顔絵は蚊屋野達三人にそっくりだったのだ。


週一だから週刊。週刊「Technólogia」は週一で更新!

終盤に入ってきたのですが、今回はまさかの「敗北」?!

彼らに希望は残されているのか。

コメントする