ザ・ムービー
本当はプラスチック
ドンヨリ陰湿世界
スズキ・ピヨニカ「二人はピヨニック」より。
ということですが、最近の流れからすると「X-ファイル ザ・ムービー」を見たのかと思う人がいるのか知りませんが、そうではなくて、ついに見てしまった「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」です。
公開された時には見なかったですが、あのギャバンが復活ということで、公開前はちょっと盛り上がったのですが、それ以降は特に話題になったかというとビミョーということで、そういう意味では予想どおりではありましたが。
でもツボは押さえてあるというか、車を買い換えてもやっぱりそれに乗ってるのか!とか、結局全員出てくるのか!とか。あとは、やっぱりインコになるのか!とかも。
途中までは最後まで見られるのか心配だったのですが、随所に登場する「昔見てた人がニヤニヤする要素」のおかげでけっこう楽しかったです。
ただ、あれだけ CG を使ってるのに、あの陰湿世界はプラスチック過ぎないか?という事でもあるのですが。
ああいうところは昔の方が良く出来ていたと思うのですが。
今時の映画とかでやってる緑のスタジオで撮影して、背景は全部合成とかいうのは技術的に難しいのかどうなのか解りませんが、その辺はもったいない感じだと思うのです。
というか、映画を作る会社全体としてお金を使う場所を間違ってるんじゃないか?という気もしてきたのですが。
最近昔のアクション映画とかを見て盛り上がっている私からすると、どうしてこうなったのか?ということなのですが。
企画としては幅広い年齢層に受け入れられたかも知れないのに、ニヤニヤ止まりなのが惜しいところではあります。
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