70年代感
アマゾンのアレことプライム・ビデオでゴジラシリーズを見るシリーズで「ゴジラ対ヘドラ」でございました。
オープニングの曲からいきなりサイケデリックな展開でしたが、その中で暗い70年代の始まりという感じが出てました。
暗いというのか、急成長した日本の裏の部分に切り込んでいくスタイルだとこういう感じになってしまうというか。
世の中全体が反抗期みたいな時代だったのだとも思いますけど。
そのおかげで、前作で完全に子供向けだったゴジラシリーズにちょっとした緊張感が戻ってきたりもしてました。
それから、途中でオシャレっぽい(あるいはアートっぽい)アニメが挿入される演出とかも面白かったり。
あれは独自のものなのか、当時の流行りなのかは知りませんけど。古い映画だけど斬新に思えたりもしました。
まあ、内容的にはゴジラじゃなくてウルトラマンがやっても良いんじゃないか?ということでもあるのですが。
でも、ウルトラマンだと完全に人類の味方ですし、こういう公害問題みたいな人間に責任がありそうなテーマだとゴジラの方が説得力があったりするのか、どうなのか。
私の持っているゴジラ本によると、今回はゴジラ14番勝負の10番目ということで、もう終盤戦になっています。
すでに正義の怪獣になっているのは明らかですが、それでも大人になって改めて見ると、細かいところでどういう展開になっているのか?というのが気になるところです。
コメントする