露文学
ゴー!ゴー!ゴーゴリ!
ということで、タイトルと一行目が釣り合っていないのですが、かなり前に読み始めた「ゴーゴリ集」の中の三作目である「外套」を読み終わったのです。
これまで読み始めてもなかなか進まない感じがあったのですが、「外套」は短編というのもありますが、一気に読み終わったり。
なんで急に読みやすくなったのか?とか思って目次を見たら、「外套」から翻訳が違う人になっていたのでした。
外国語の本では良くあるのですが、翻訳によってだいぶ印象が違いますよね。
そして、下手をするとその作家の作品はそれ以降読まなくなるとかいう悲劇もあるのですが。
でも英語の場合は、翻訳が自分に合わなかったとしても、原文がどういう感じなのかというのが解るような気もするのですけど。
全く理解出来ない言語の翻訳だとそうはならないし、原作がつまらないのか、翻訳がダメなのかというのが解らなかったりするのでしょう。
そんな感じですが、「外套」はその辺を抜きにしても、こういうのがロシアっぽい文学なのかなあ、という感じがして面白かったりしました。
次の「死せる魂」はかなり長そうですが、「外套」と同じ訳者なので、楽しく読めるかも知れません。
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