眺める映画
ということで、アマゾンのアレことプライム・ビデオで「最後にして最初の人類」を見たのです。
サムネ的なものや説明を読んだ限りでは、これは絶対に眠気と戦う映画に違いないと思ったのですけど。そんなことはなくて、このあいだ謎の眠気に襲われた「マトリックス」よりも夢中になって見てましたが。
とはいっても、人によっては退屈というか、意味がわからないとか言われそうな映画ではあります。
内容はSFなのに、映っているのは巨大なオブジェのようなもので。その動かないものをカメラがユックリと動きながら撮影してたり。
そこに音楽とナレーションが重なってくるという感じなのです。
まるでスクリーンセーバーを見ているみたいなのですけど。
映像と音楽とナレーションが絶妙なのでいつの間にか入り込んでたりするのです。
こういう映画を楽しむコツは意味を考えない事だとも思います。
でも、意味を考えて楽しむというのもありそうですが。
とにかく、いろんな捉え方が出来るのが良いということかも知れません。
<!-- 公式サイトを見たら有名人の格好いいコメントが掲載されているのですが、見る前に読んでしまうと変な影響を受けるので、読んではいけません、という感じです。-->
最近思ったのですが、歌詞のない音楽とか、こういう抽象的な作品は理解するという感じではなくて、ぼんやり眺める感じで受け止めたほうが楽しめるようです。
というよりも、好きな風景を眺めるのに意味などいらないけど、眺めているとなんとなく良い気分になるから眺めるとか、そういう感覚になれると、映像や音楽でもいろんな事に気づけそうとか、そんな感じです。
予想外に盛り上がって余計なこともダラダラ書いていますが、気になる人は眠くなるかどうか試してみたら良いと思います。
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