あっちじゃない方
ということでアマゾンのアレことプライムビデオで「殺人狂時代」を見たのです。
ドタバタコメディかと思ったらちゃんとしたところもあるし、風刺的なところもあったりして、こんな映画もあったのかという感じでした。
特に「大日本人口調節審議会」の理念みたいなのは今時の(サイコな)価値観にも思えたのですけど、良く考えたら私の若い時にも、役に立たない人はいない方が良いみたいなことを言ってしまいがちな人もいましたし、もしかするとずっと昔からそういう考え方みたいなのはあったのか?とか、そんなところも興味深かったりして。
コメディだから普通に楽しめるけど、真面目な感じで描かれていたりしたら問題作になってた感じもあります。
そして仲代達矢と天本英世の濃いめのキャラが良い感じで。何故かは知りませんが昔の映画の方が俳優の個性が際立つ感じがあったりしますよね。
ついでに書くと、この時代の裏社会的なものを描いた映画はFallout: New Vegasっぽい雰囲気で、それも良かったりします。
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