…アンド・インデント・フォー・オール
「コードを見やすくするために、インデントは必ず使いましょう」という感じの文を最近よく目にします。コードというのは、音楽のコードではなくてプログラミングとかHTMLとかのコードのことです。
私もちょっと前からHTMLは自分で手入力しているのでインデントの重要性は良く解ります。インデントしなくても作っている時には全体を把握できるのですが、しばらく時間が経つとそこに何が書かれているのか全然解らなくなります。始めは「インデントなんかすると見づらくなるじゃん」って思ってたんですけど、やっぱり頭のいい人はちゃんと解っていたんですねえ。私もちゃんとインデントしてます。
そんな感じの私はなんとなく聴きたくなってメタリカの「メタル・ジャスティス」(...AND JUSTICE FOR ALL)を再生中。更になんとなく歌詞カードを見たら、なんと歌詞にインデントが多用されています。Aメロが行の最初からでBメロがインデントされていたりとか、合いの手(ボーカル以外の人が歌うところ)が更にインデントされていたり。
決まったフォーマットみたいなのは無いようなので、曲によってインデントされる部分が違っていたりもするのですが、なんか良いです。こうすると、曲をかけずに読むだけでも曲の流れがなんとなく解るような気がします。
さすがビックなバンドはやることが違います。当時はまだパソコン持っている人なんて限られた人だけだったのですが、もうITな時代を先取りしていたのですね。
っていうか、インデントってもっと昔からあるテクニックなんですけどね。まあいいか。歌の歌詞みたいな短い文がインデントされてるの見てたら、なんとなくコンピューターのコードに見えてしまったもので。
それにしても、この歌詞カードに書いてあるジェイムズからのメッセージの日本語訳は最高だぜ!輸入盤の人は読めないから残念だな!じゃあな!