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三姉妹じゃない

 「スティーブン・キングのキャッツ・アイ」という映画を見てしまったのでどうしましょうか?

 どうしましょうか?じゃなくてなんか書かないといけないんですけどねえ。なぜ見たかというと本屋さんに行ったけど欲しい本がなくて、店内をぶらぶらしてたらスティーブン・キング先生の短編集「いかしたバンドのいる街で」といういかしたタイトルが目に付いたのでそっちを買うことにしました。

 実はこのタイトルになっている短編は、いろんなホラー作家の短編が収められていて、しかも前書きがアリス・クーパーさまといういかした短編集の「ショック・ロック」でもうすでに読んでいるのですけど、まあいかしているものは買わなくてはいけません。それに「いかしたバンドのいる街で」の他の短編は読んでませんから。

 という感じで「いかしたバンドのいる街で」を読んでいたら、どこかで見たような内容の短編がありました。これはもしかすると昔見た「スティーブン・キングのキャッツ・アイ」で見たのかなあ?

 と思って録画してあったビデオを見たのですが、全然違いました。でも映画は映画でいかしているのでいいのです。

 すごく長い前置きですが、やっと本題の「キャッツ・アイ」です。トムとジェーリーみたいな迫力の犬猫チェイスで始まる三話のオムニバス映画です。一応最初の犬猫チェイスのネコがすべての話に絡んでいたりいなかったりなのですが、それはどうでもいいといえばどうでもいいのです。

 一応ホラーなのですが三話目以外はモンスターなど出てきません。でも三話目以外がすごく恐いのです。でも三話目の子役がドリュー・バリモアだと知ると、それも恐いのです。それはどうでもいいのですが、最初の二話は最近の映画と比べたら古くさいサスペンスな手法で怖がらせているのですが、それがまた新鮮な気がしました。

 最初に見た時(十年ぐらい前かなあ?)にはそれほど面白い(恐い)とは思わなかったのですけど、月日が経つとともに恐いものも変わってくるのかも知れません。

 ということで、最近見てつまらないと思った映画は五年とか十年経ったらまた見てみるのもいいかも知れません。(というか、このまとめ方はなんだよ!)

  

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