持ち上げの刑
ザクレロ団長-----このあいだのボールの事をみんなにも伝えておかないとな。もしも私達があの野球のボールではないボールで野球をやったことがバレたら、マジックハンドで掴まれてしまうからな。
旧ザク団員-----それはそうだが、ボールはボールなんだから仕方があるまい。
ボール(母)-----そんなことは許しませんよ。あの子で野球をやるとは、どんな理由があろうと許されてはならならないのです。
コルタナ-----解析中...。全ての責任は団長にありそうね。一番野球に詳しい団長が始めに気付かないのがいけないんだわ!
ボール(母)-----誰なんですか、その団長というのは。私が懲らしめてやります!
ジム団員-----あっ、ちょうど来ましたよ。ほら、あそこ。
ザクレロ団長-----おや?なぜかボールが凄い勢いでこちらに向かって来るが、どうしたんだ?
ボール-----やっぱりあなただったのね。許しませんよ!あなたのような人はこのマジックハンドで掴んでやりますからね。
ザクレロ団長-----キャーお助け〜...
団長がマジックハンドで掴まれて持ち上げられてしまいました。どうしてそうなるのか解らなかった団長ですが、とにかく謝ったら降ろしてくれたということです。
この団長の活躍によって他の団員達が持ち上げられることはありませんでした。というか、他の団員達が責任を団長に押しつけたのでこうなったのですけど。
でもホントはみんな仲良しなのさ。(そんな感じには見えなくてもね。)
ということで、コッチのボールも野球のボールも危険なので、打球の行方にはくれぐれもご注意を!というお話でした(?)
<!-- というよりも、ボール(息子)はまだ見付かっていないようですが、どうなったのでしょうか?というか、この団長の話はシリーズ化されてしまうのか?-->
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