BVR-2011/08/02
ハロー偉大なるベランダよ。こちらはJ.H.キャロットちゃん大統領。
少し話をしよう。ベランダで食べる食べ物だ。
我々は飢えと貧困の時代を生きている。ブラックホール・ベランダで採れる小さ過ぎる人参とわずかなゴーヤ。そして食料になりそうなヒマワリの種はことごとく得体の知れない鳥たちに奪われてしう。そして、ルッコラはどうだろうか?辛過ぎて薬味にしかならないのだ。
しかし、ベランダ国民よ。忘れてはならない。ブラックホール・ベランダ周辺には、
毎日、多く見積もって120万通のスパムが届くのである。これは利用しない手はない。
我がブラックホール・サイエンテスト達は、冷蔵庫からスパムを取り出してスパムハンバーグの研究を始めたのだ。
スパムハンバーグの作り方は公式サイトのレシピにも載っていたはずだが、ブラックホール・サイエンテスト達はネットには頼らない。たとえポケットにAndoid携帯が入っていたとしてもだ。
ブラックホール・サイエンテストに課せられた使命は一人分のスパムハンバーグを作ること。
先ずはスパムのカンを開けた時に見える面を上にして、高いさ一センチぐらいにスライスするのだ。そしてハンバーグに必要なもう一つの材料。12分の1程度のタマネギである。つまりそれは120万分の10万でもあるのだ。
スパムとみじん切りしたタマネギをボールに入れたら、しかるべき時が来るまでスパムを潰しながら混ぜるのである。
そしてしかるべき時が来たと思ったら、次はパン粉とオリーブオイルとマヨネーズである。しかし疑問に思っているのではないかね?ハンバーグには生卵は必要無いのか?ということを。
ベランダ国民よ。騙されてはいけない。この状態で生卵を入れて焼いたら量が多過ぎて、スパム入り卵焼きになってしまうのである。
そして親愛なるベランダ国民よ。マヨネーズの原料には玉子もあったのではないかね?
そして、全ての食材を混ぜ終わり、フライパンや焼くための全ての準備が整ったら、混ぜた材料を適切な形に整えて焼くのである。蓋をするかしないかは個人の自由である。
しかしベランダ国民よ。ここで気をつけたいことがある。マヨネーズを入れたぐらいではほとんどツナギにならないばかりか、マヨネーズと化した玉子は白身成分が無いため、元の玉子の性質を期待するのは間違いなのである。
この状態のスパムハンバーグを裏返すのは困難を極めるのだが、ブラックホール・サイエンテスト達の技術力によって、見事に裏返すことが出来るのである。裏返す度に形がくずれるのだが、それは適当にまとめれば住むことである。
そして、両面を見事に焼き上げることに成功したら完成である!
ここでベランダ国民は奇跡を体験することになるだ!祝杯だ!歌おう!
スパムハンバーグは...!コロッケの味がするのだ!
ではここで、霊的な引用をあなたの心にキャロットちゃん。
「鳥肉で作ったハンバーグはツクネとも言う」
こちらはブラックホール・ベランダラジオ。私は大統領のJ.H.キャロットちゃん。ではまた会おう。
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