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あってないような

[ 9―3÷1/3+1=? 新入社員の正答率4割:朝日新聞デジタル ]

 これはもとからこんなに難解だったのか、あるいはインターネット版の記事にする段階でこうなってしまったのか?という感じですが。

 すでに色々と話題になっているようでもありますが、これは私も良く解りませんでした。

 いつものように算数苦手というアレではなくて、「一月三日」ではなくて「三分の一」の部分とか。

 パソコン脳の恐怖的には「÷」も「/」も割り算、というか「÷」は存在しなくて、割り算といったら「/」だったりします。なので、途中の「3÷1/3」は「3/1/3」になって、全体の答えとしては「9」になったりするのですが。

 答えを「1」にしたいのなら、「9-3/(1/3)+1」としたら良いようです。(ただ、こうやって書いてあると1/3が割り切れないと思って焦ったりもします。)

 ただし、それで終わりではなくて、これの答えは本当に「1」で良いのか?と思うのですが。

 ぱっと見た時に難解に思えるのは、真ん中の「/」のせいかと思ったのですが、実は最初の引き算のところもなんか変。
 マイナス記号がミョーにデカいと思ったら、あれは「ー」(←日本語入力状態で「-」キーを押して出る文字)ではなくて、そこからさらに変換しないと出てこない「--」(ダッシュと言うらしい)だったのです。

 記事を書いている時のフォントにもよるかも知れませんが、もしかすると「ー」がマイナスに見えないので変換してアレになったのかも知れませんけど。

 ただし、これが本当に引っかけ問題だとすると「--」はダッシュとして解釈しないと正解にならないのではないか?ということでもあります。

 「--」は文の中で使う時は、ちょっとした補足とか、話題がそれる時とか、そんな感じの時に使われることが多いですけど。
 使われ方としては括弧の代わりな感じですが。そうするとあの式は「9(3÷1/3+1みたいな?)」と解釈することが出来ないか?ということになってきます。

 ただし「みたいな?」とか言われても、全然9じゃないですし、これはもうお手上げです。

 なんかどうでも良いことで長く書いている気がしてきましたが。パソコンとかでこういう式を書く時のルールとか決めた方が良いとも思います。

 そうしないと、この記事みたいに記事が伝えたいこととか頭に入らずに、最初の式のことばっかり考えてしまったり、ということになりますし。


 ということで、プチ特集コーナーで長く書いてしまいました。関係ないですが、本物の特集コーナーの方も今年は沢山書きたいと思っております。


<!-- どうやら「--」を「-」二つに変換してくれるお節介な機能があるらしく、記事の中で言いたいことが伝わりづらいです。スイマセン。-->

  

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