Technólogia Vol. 1 - Pt. 11
前回までの Technólogia は...
そこに表示されていたのは「物質転送装置」という文字だった。
「うぁぁぁあああああ!!!」
「あれから20年が経っているんだよ」
「この子は中野花屋(ナカノカヤ)っていってね」
彼のいる場所は静岡県。
蚊屋野は自分の腕に落ちてきたその白い雪のようなものを指先でつまんでみた。
「あの灰が世界をボロボロにしたんです」
「世界の終わり...」
お陰で今回のゾワゾワは幾分か弱めのゾワゾワだった。
「なんでこれ動いてるの?」
「でも電波っていうのはあるみたいですよ。そういうのを出してる場所があるんです」
能内教授にもグズグズしていられない理由があったりもするのである。
「それって、つまりボクがモルモット状態って事なんじゃないですか?」
「やつらは、人間と猫が同時に溺れているのを見つけたら先に猫を助けるような人間ってことだな」
「先生が言ったとおり蚊屋野さんは現れました。それは予言ではなくて科学によって予測されたことです」
蚊屋野が転送装置に虫というネタの元になった SF映画のことを思い出して「あぁ!」
昨日からギリギリブームですが、大人気の隔週刊「Technólogia」も日付的には予定どおり公開。
もう第11話なのですが、一回分が短めなので全然進んでないような気も。
でも少しは何かが起きそうになってきてます。
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