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Technólogia Vol. 1 - Pt. 45

前回までの Technólogia は...
全てが謎である。いや、謎ではないのか...?
「東京の提案を拒否して我々に街を明け渡すように、彼らを説得するのだ」
「まさか戦争でも始める気じゃないですか?」
「(そうじゃねえんだ。オマエ達が東京に行ってやろうとしてる、あの計画のことだよ。オマエ達が東京に行くと都合が悪いヤツらがいるってことだ)」
「(だが残念な事に黒幕が誰なのか、声しか聞いてないから解らねえんだ)」
「かのものは鷹の姿を借りて夜現れる。かのものがそれを私に伝え、私が念力によってそれをスレートに書き残す」
この世界の通信は20年前のスマートフォンのように使えるので、電波が届けば通信も可能なのだ。
「こういう場合ここにいるような旅人はどうするか知っているかな?」
「スレートを見付けたの。調べてみて」
「チョロいもんだな」
「おい、ここ。入れるぞ」
「これはスイッチングハブというやつだよ」
「だけど、誰がこんなものを使うんだ?もしかして、河野のやつはこっそりモバイルを使ってるのか?」
「平山さん。大変な事になってるんです。早くみんなに知らせないと」
「ダメでしょ、こんな時間に。早く寝ないと」
「でも機械に詳しい誰かが黒幕に協力しているとしたら。あるいは無理矢理協力させられているのかも知れないけど。あの河野って少年は?」
「オレが街を乗っ取って市長になったらオマエを嫁さんにしてやるって言ってんだぜ。市長夫人になったら市長が毎日オッパイ触ってやるからな」
「バカ、誰か追いかけろ!」
「お、尾山君の部屋に行かなくては」
「それを着ていればここから出るのを誰かに見られても怪しまれないはずです」
「なに、これくらい大したことないさ」
それはスタンガンに違いなかった。
「これは予言者様から特別な通達があるという合図です。塔の中にいる者達は謁見の部屋に行かないといけないのです」
「霧山よ。みなに説明するのだ」
チャンスは今しかない。この場で黒幕の陰謀を暴くのだ。
「みんな、騙されちゃダメだ。この人はウソを言ってる」
「蚊屋野さん。その人は...。霧山さんは違います」
「(今オマエが捕まえた犯人だと思ってる人とは全く違う声だったぜ)」
「あの...。すいません」
「蚊屋野君、危ない!」

週刊「Technólogia」更新!

とうとう「開戦」ということなのか、どうなのか。

どうでもイイですが、ギリギリに仕上げるのに慣れてきて焦らなくなっているのは問題かも知れない。

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