そんなことをしていたら、良いお知らせ。
「扇動者」の実績が解除されたの。

残る実績はキリがないから諦めているのが一つと、正義の道を選んだナンデスノさんには解除できない２つということで、実績に関してはほぼ完了。

そして、ついにこの時が。
ナンデスノさんが連邦を去るときが来たの。

レベルが300になったらこうすると、ずっと前から決めていたの。
実際にはプリドゥエン・チャレンジが長引いてレベルは303まで上がってしまったけど。

連邦でやるべきことは全てやった、って感じよね。

最近はあちこちで記念のスクショを撮ってたりしたら、勘の良い人は気づいてたかしら。

本当は最後に仲間たちにも会いたい気持ちもあるんだけど、そんなことをして決心が揺らいだりしたら困るでしょ。
だから黙って去るの。

ナンデスノさんのいなくなったあとの連邦がどうなるのか。
それは誰にも解らないけど。

でも、時に悪人の一面を見せながらも私は連邦を良くするために頑張ったつもりだし。

それに仲間たちや、ナンデスノさんの教育を受けた従者たちがきっと連邦のために力を尽くしてくれるわよね。

だからナンデスノさんは安心して次の場所へ向かうことが出来るわね。
それがどこになるのか解らないけど、きっとまたみんなにも会えるような気がしているの。

だから、最後でもサヨナラはしないの。

それじゃ、またね。

「エピローグ」
　こうしてナンデスノさんの連邦での冒険は終わったのである。
　この後連邦でナンデスノさんを見たものは誰もいない。ある人によれば、ナンデスノさんはドクター・リーが怒っている理由を知るために、ドクター・リーが以前にいたという南の都市へと向かったということだ。
　また別のある人によれば、ナンデスノさんはさらなるスクショ映えスポットを探すために西海岸へと向かったとも。
　あるいは連邦最強のナンデスノさんの力を使って別次元や遠い宇宙へと旅立った可能性もある。
　いずれにしても連邦でナンデスノさんに会うことはもうないであろう。しかし悲しむことはない。ナンデスノさんはいつか必ずあなたの前に現れる。
　この世界にオープンワールドで、主人公の名前が変えられて、できれば顔や服装も変えられる自由度の高いゲーム（更にいうとスクショも撮れるゲーム）が有る限り。

<!-- このあと、ナンデスノさんの連邦における成績発表とちょっとしたNG集を予定しております。お楽しみに。-->