満を持して?
ということで、アマゾンのアレことプライムビデオで「高い城の男」を見始めたのですが。
前から気になってはいたのですが、原作とか制作陣が豪華な割には星が少なめということで、いきなりドラマ版を見てガッカリだったらもったいないと思っていたので、先に小説を読んでから見始めたりしているのです。
それで、小説を読んでみて、これをどうやってドラマ化するのか?って感じもしていたのですけど。
小説の内容は私の思っていたのとはかなり違って、静かな感じというのか。
派手な事件とかは、ちょっとはあるけど、全体的には敗戦国となったアメリカで人々がどんな感じで生活しているのかという部分が面白かったりしたのです。
まだ、一話しか見てないですけどドラマ版の方が私が原作を読む前に思っていた感じで、レジスタンスとかも出てきてますが。
原作をそのままの感じでドラマにしても、ちょっと無理がありそうな内容なので、テレビドラマ版はテレビドラマっぽい展開で良いかも知れないとも思いました。
そんな感じですが、小説の方の感想的なことを書くと、ストーリーだけを要約したとしたら何が面白いのか解らない、と言うことになるかも知れないのですけど、読んでいるとずっと読んでいたくなるような何かがあるという感じで、面白かったのですけど。
これはこの作品だけでなくてフィリップ・K・ディックの作風ということなのかも知れませんし。もしかすると翻訳が上手いってことかも知れないですけど。
<!-- SFとか推理小説の翻訳って、良いものが多い気がするのですが。文学作品だとそうでもないと思う理由は書くべきかどうか...。どうでも良いですが。-->
こういうのは原作と違う!とか思ってしまうのは野暮かも知れないですし、ドラマの方も楽しめたら、同じ話で二度楽しめるということでもあるので、今後の展開に期待するのです。
<!-- ついでに書くと、ドイツが戦争に勝ったストーリーとしては、「Wolfenstein」というゲームを思い出してしまったのですが、長くなりすぎなので割愛。-->
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